散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

義士ようかん(新橋・新正堂)

2015-12-21 06:08:31 | 日記

        

 ミス銀座裏から「義士ようかん」が来ました。12月は赤穂義士の討ち入りで、いろいろと話題があ

りますが、これは浅野内匠頭が切腹した 田村右京太夫屋敷跡にある新橋4丁目の新正堂で販売

しているお菓子です。この羊羹は抹茶・本練等五種類が味わえるもので、落語ではありませんが

「うーん あとはしぶーい お茶が怖い」と言いたくなる逸品でした。    

 大石内蔵助か詠んだ あら楽し 思いは晴るる身は捨つる 浮世の月にかかる雲なし という辞

世の句を思い出しました。堀部弥兵衛、武林忠七等の絵が描かれております。又、愛宕山の出世

の階段というお菓子もあります。御存知の寛永三馬術の曲垣平九郎が名を成した、江戸でいちば

ん高い山(26m)愛宕山の86段の階段でのおはなしです。

 


乗り物の歴史(三菱技術館)

2015-12-20 06:09:08 | 日記

       

          

         空母

 三菱みなとみらい技術館の2階フロアにある「乗り物の歴史」コーナーでは、日本の産業発展に

大きな役割を果たした船舶・鉄道車両・航空機などの歴史が紹介されています。国鉄の電気機関

車、気動車、デーゼル機関車、これらを見ていると懐かしいものも沢山ありますね。    

        浅間丸

 この浅間丸は、サンフランシスコ航路用に、日本郵船が米国・カナダの新造大型豪華客船に対抗

すべく、国威をかけて建造した大型客船3隻の一番船で、三菱長崎造船所で製造したものです。長

さ178m、幅21.95m、船客定員822人です。(写真Mr麹町)

 


白洲次郎・正子旧宅と永井家旧宅(町田)

2015-12-19 06:09:18 | 日記

      

        

 町田では古い建物を保存していますが、白洲次郎氏の旧宅は養蚕農家として明治、大正、昭和

と使われてきた「家屋敷」が原型に近いかたちで残されています。これは白洲夫妻のライフ・スタイ

ルの賜といわれています。冠せられた「武相荘」(ぶあいそう)という愛称も、いかにも・・・らしいもの

と読みとれますね。    

 戦後の新憲法制定に深くかかわり、マッカーサーを叱ったという逸話もある白洲次郎と、美術評

論家の正子夫妻が熊ケ谷の農家を買い取って移住したのは1942年でした。    

        永井家旧宅

         

 永井家旧宅は、多摩丘陵で代々農家を営んでいたもので、現在地(野津田)の北3.3 ㎞のところ

にありました。多摩ニュータウン建設に伴って町田市に寄贈され、1955年に移築されました。建

築年代は17世紀ごろと思われます。寄棟造茅葺で正面に土庇、土間側面に突出部を設け、屋根

を葺き下ろしています。都内では最古に属するもので、国指定重要文化財となっています。写真は

Mr麹町。

 


野津田薬師堂

2015-12-18 06:06:50 | 日記

       

         

 現在、野津田薬師堂といわれている薬師堂は、福王寺薬師堂のことで、明治16年(1883)に再

建されたものです。薬師堂の本尊である木造薬師如来像は、欅の一木造りで、頭体幹部を一材か

ら彫成して、両脚部をはぎつけ、左手首を差し込み、右肘と右手首をはぎつけててあります。極め

て素朴な表現のお佛像です。高さは約70センチメートルです。    

        

 この薬師如来様は天平年間に行基菩薩様が彫られたものと伝えられています。古来よりお薬師

様は眼病に御利益のある佛様として信仰されてきました。町田市内にある木彫りの佛像としては、

最も古いものと認定され、昭和62年に町田市の文化財に指定されました。御本尊様は秘佛です。

 12年に一度、寅年の四月上旬から五月上旬の一月間だけ扉が開かれて拝観することができま

す。普段は写真を飾ってあります。(写真Mr麹町)

 

 


薬師池公園の紅葉(町田市野津田)

2015-12-17 06:08:06 | 日記

         

        

 薬師池公園は1976年(昭和51)に開園、1982に「新東京百景」、1998年には「東京都指定名勝」

に指定。さらに2007年に「日本の歴史公園100選」に選定された、町田市を代表する公園です。

 江戸時代の古民家2棟(旧永井家住宅と旧荻野家住宅)が移築されていて、当時の暮らしを感じ

ることが出来ます。       

           雪吊り

            

 きらめく紅葉が美しい季節ですが、12月に入ると冬の風物詩「雪吊り」が架けられます。公園の

冬の風物詩「マツの雪吊り」が架けられますが、それにしても見事な紅葉です。(写真Mr麹町)