散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

白洲次郎・正子旧宅と永井家旧宅(町田)

2015-12-19 06:09:18 | 日記

      

        

 町田では古い建物を保存していますが、白洲次郎氏の旧宅は養蚕農家として明治、大正、昭和

と使われてきた「家屋敷」が原型に近いかたちで残されています。これは白洲夫妻のライフ・スタイ

ルの賜といわれています。冠せられた「武相荘」(ぶあいそう)という愛称も、いかにも・・・らしいもの

と読みとれますね。    

 戦後の新憲法制定に深くかかわり、マッカーサーを叱ったという逸話もある白洲次郎と、美術評

論家の正子夫妻が熊ケ谷の農家を買い取って移住したのは1942年でした。    

        永井家旧宅

         

 永井家旧宅は、多摩丘陵で代々農家を営んでいたもので、現在地(野津田)の北3.3 ㎞のところ

にありました。多摩ニュータウン建設に伴って町田市に寄贈され、1955年に移築されました。建

築年代は17世紀ごろと思われます。寄棟造茅葺で正面に土庇、土間側面に突出部を設け、屋根

を葺き下ろしています。都内では最古に属するもので、国指定重要文化財となっています。写真は

Mr麹町。