哲理門
広大な園内
この公園は東洋大学の創設者である哲学者の井上円了が、ソクラテス、カント、孔子、釈迦を
祀った「四聖堂」を建設したのが始まりと伝えられます。昔、源頼朝の重臣であった和田義盛の城
址であったということです。この「四聖堂」を当初哲学堂と称し、それがそのまま公園の名になりまし
た。これを精神修養のための公園にすることになり、1909年から12年の間に哲学門、六賢台、三
学堂などの建築物が逐次整備されました。
六賢台
当時の建築物は現在も公園内に現存しています。普段は外観しか見られないものの、毎年4月と
10月に限り建築物の内部も一般に公開されています。(写真Mr麹町)