全勝対決、白鵬に軍配

　　　

　　　　　　　

　満員御礼で場内が沸き立つなか、全勝対決は横綱白鵬に軍配となりました。しかし稀勢の里

も善戦健闘、勝負は互角の様相でした。解説の貴乃花さんは「なーに　まだ明日があるのだか

ら　気合を入れなおして頑張ってもらいたいですね」と、そのとおりです。　　

　豪栄道、栃煌山、安美錦が負け越しでした。特に豪栄道は「また一から出直し」となってし

まいましたね。高安は８勝、先場所は負傷で途中休場した千代大龍が１０勝は立派です。どち

らも来場所に期待しましょう。

霊巌寺（江東区白河）

　　　　

　　　　　　　

浄土宗寺院の東海院霊厳寺は寛永元年（１６２４）、霊厳雄誉上人が隅田川河口を埋め立て

て霊厳島を築いた時の草創です。明暦の大火（１６５７）後に現在の茅場町近くから移転。陸

奥国白河藩主松平定信の墓所があり、白河の地名が名付けられました。　　

　　　　　松平定信の墓

　松平定信は八代将軍徳川吉宗の孫、父は田安宗武、陸奥白河藩主となり白河楽翁を号してい

ました。天明７年（１７８７）６月に老中になって寛政の改革を断行、寛政５年（１７９３）

老中を辞しています。朱子学者でもあり、「花月草紙」「宇下の人言」「修身錄」などの著書

が知られています。

　

清和ばら公園

　　　

　　　　　　　

　　　　

　つくばエクスプレス青井駅近く「清和ばら公園」を見物してきました。ちょうど見ごろとい

うか見事なバラがいっぱいでした。住宅地の中にある小さな公園ですが、「プリンセス・アイ

コ」や「つくばエクスプレス」（というバラがあるんです）など、モダンローズや野生種のバ

ラまで１００種類・７００株以上のバラが華麗に咲いていました。　　

　　　

　　　　　　

　限られた敷地ですが、うまく配置というかボリューム感たっぷりに楽しませてくれます。そ

れよりなによりこのバラを無料で楽しめるのが最高に嬉しいです。

深川江戸資料館（2）

　　　

　　　　　　　

　深川佐賀町の生活が見えます。右手前が八百屋さんで、季節の野菜のほか漬物、こんにゃく

や卵なども並んでいます。隣は米屋さんで、米問屋から米を仕入れて庶民に売っています。下

の写真は船宿の前にもやってある猪牙舟です。水上タクシーというべきか、船頭が人や荷物を

搬送します。水路を利用した運搬手段で便利な舟だったようですよ。　　

　　　

　火の見櫓下の火除け地の広場の前の部屋で、深川の様子を見ることができるＤＶＤがありま

した。木場の角乗りは見事でした。

深川江戸資料館

　　　

　都営地下鉄大江戸線「清澄白河」、キレイな名前です。南北に走る通りの西が清澄で、清住

弥兵衛さんがこの辺りの沼地を埋め立てて町が出来たから「清澄」。東には霊巌寺があって、

ここに福島白河藩主で老中松平定信の墓があるので「白河」というわけ。通りから東に入ると

緑の街路樹が見事で霊巌寺、深川江戸資料館と続きます。　　

　　　

　　　　　　

　この町並みは江戸時代末の深川佐賀町を実物大で再現したものです。地下１階から地上２階

まで吹き抜けです。人が入ると屋根の上で昼寝していた猫がにゃーごと歓迎の一声。この猫が

いる家は三味線の師匠の家だそうで、隣は木場の木挽職人の家で大鋸切りが壁にかかっていま

すね。どこからか鶏や雀の鳴き声、あさり売りの声、時を告げる鐘が聞こえます。