散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

髪の租神 関神社

2014-07-25 06:00:11 | 日記
     

       

 北区王子神社の境内にあります。神社の由来を見ますと、百人一首にもある「これやこの 

行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」の和歌で知られる蝉丸公が、逆髪で悲しむ

姉君のために「かもじ・かつら」を考案しました。これで髪を整える工夫をして「髪の租神」

として広く崇敬を集め、関蝉丸神社として滋賀県大津の逢坂山に祀られています。  

 江戸時代になって、かもじ業者など今でいう美容関係さん達を中心として、王子神社境内に

奉斎したのが関神社だそうです。毛塚などもあって「髪」の大切さを思い後世に伝えるものと

して建てられています。  

 毛塚の由来

 釈尊が弟子と共に祇園精舎に入られたときに、貧女が自らの髪の毛を切り、油に変えて献じ

た光が、大突風にも消えることなく輝き、世に貧女の真心の一灯として、髪の毛の尊さと共に

古くから言い伝えられています。