前半部分は、2010年代以降の京都ヘルメス研究所での、関係者を招いての、教え子や同僚医師との対談で、
京都大学退官後の、山中氏の様々な考えが収録されている。
後半部分はこれまでの、様々な研究者との対談が収録されている。
山中氏によると、現在の認知行動療法や、投薬などの、精神医療は、30年は持たないだろうとのこと。
個別の素因と、成育歴、乳幼児の時期からの体験を考えて、個別に対応する以外に、
有効な治療、対応は不可能だろうとの事である。
小倉清医師や柴山雅俊医師の考えと近いようである。
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