マチンガのノート

読書、映画の感想など  

黒パン俘虜記 胡桃沢耕治著

2013-02-07 19:36:12 | 日記
黒パン俘虜記 胡桃沢耕治著などの
シベリア抑留などの話は、いくつか小説化されているが、
戦後の精神医学、臨床心理学はこのようなことに対して
何かしていたのだろうか?
子供が不登校になったら、いろいろ対応したり、
メディアも大きく取り上げていたが、このような体験をした方々が、
60万人位おられて、さらに南方で大変な体験をされた方も沢山おられて、
それに対しては殆んど何もしていないのではなかろうか?
戦後の医学、心理学は最初から扱いやすい対象しか見ないという
ご都合主義のもとにずっと居るのだろうか?