TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

“降り注ぐ輝き” 白毫寺のフジ

2012-05-13 | メディア

本日朝日新聞の一面、

奥行きのある幻想的な藤棚に、若い男女。

縦長の構図で、降り注ぐように咲く藤を見事に強調している。

申し分のない点景だ。

このフジの寺は、天台宗の五大山白毫寺。

 

朝日に紹介されたとは知らず、足を運んだ。

至近の舞鶴自動車道・春日インターの下り口から車の列。

のろのろと進み、幹線を外れるあたりになると完全に車が停滞。

お寺までは2キロ余りあろうかと思うが、道路端や空き地など

車を止められそうなところはまったくなし。

とにかく流れに乗って進むしかない。

私が現地についたのは午後3時半頃だったと思うが

寺の駐車場にたどり着くまでにほぼ1時間ほどかかった。

ところがそこで聞こえてきた見物客の反応。

「たいしたことはない」「フジの房もずい分短い」

出店の男性も「写真は巧く撮れるから・・」

新聞につられてやってきた人は、

写真のイメージが焼き付いているのか

あまり良い反応ではなかったようだ。

それにしてもすごい人。途中車を整理する人もなく

万全の受け入れ態勢とはいえない。

神戸新聞で紹介したことは知っていたが、

新聞の力には改めてびっくり。