「倭は国のまほろば たたなづく青垣 山隠れる 倭しうるはし」
大和への望郷の念がこめられたこの歌
私の故郷は大和ではないが、飛鳥の地に立つと
なぜかここが故郷のように思えてくる。
橿原神宮に行ったが、背にそびえる畝傍山がご神体のよう。
飛鳥を巡る足の便は良いとはいえないが、
幸い周遊バスに乗ることができた。
まず飛鳥大仏・釈迦如来坐像にお参りした。
1400年前からこの地に祀られている日本最古の仏像だという。
ここから古い街並みを抜けて事代主神を祭る飛鳥坐神社に向かった。
神職のありがたいお話をうかがった。
飛鳥人を紹介する万葉文化館にはじめて立ち寄った。
素晴らしく立派な施設だった。
ここから見る景色も飛鳥そのもの、
八重桜の向こうに山辺に寄り添う民家があった。
郷愁を誘う趣だった。
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