年に数回、作庭家の重森千さんの案内で古都の庭を巡っている。
先日そんな日本庭園を紹介する新書が、祥伝社から刊行された。
新書『日本の10大庭園~何を見ればいいのか』本体820円。
先生の説明はいつも視覚的で分かりやすい。
新書の内容も、“何処をどう見ればいいのか”が中心だ。
10選とはいうものの、京都が7か所を占めている。
このうち名庭「桂離宮」については見どころがあまりにも多く
お薦めの私撰“七景”を挙げている。
先生の見方や評価がしっかり述べられているので読みやすい。
特に1人で訪ねるには必携の書といえる。
この新書を片手に京都の庭めぐりを始めてはどうでしょう。