いろいろなことをこなして、荷物がいっぱいでの帰り道。そうだ、今日は夫と一緒に出て自転車じゃなかったんだ~。
そう思い出して駅のバス停に行くと、なんと出たばかり。次は20分弱待たないときません。
自宅まで歩くのと同じくらい。
「荷物が多いんだけど~、君と一緒に帰るなら楽しいかも」
途中から風が雲をどけてくれて、私の前に今日も姿を見せたお月様。
友人のバレエの発表会をちょっと覗いて、そのあと買い物などをして最寄駅に着いた時は暗くなった夕空に少し眠たげなぼんやりさんではありましたが、形はしっかり見えていました。
「一緒にかえろ~っ」
声をかけて歩き出しました。
軽いけれど、荷物をたくさんもっているので、写真は途中で撮ってみたものの、片手で暗いお月様を撮るのですから手振れしたお月様ばかり。
「あらぁ、なかなかいい雰囲気なのに、うまく撮れないよぅ」
と嘆きつつ、どうにか見えているから自宅についてからしっかり撮ってあげようと、せっせと月を見ながら歩いていたら・・・
雲がいっぱいになってきました。天気って、こんな歩いている間にどんどん変化するんです。
とうとう、月がいなくなってしまいました。
「私を置いて、もう出てこないつもり?あ~あ」
でも、今日は天気が悪くなってくると言ったのに会えただけでもよかったか~と思い直したところで、お月様が再度登場!
荷物をひとまとめにして置いて、道のフェンスにカメラを固定して、優しげな姿の美しい月を捉えました。
さあ、今日は姿を出したり消したり、これから見上げる人にも姿を見せてくれるかな?
風さん、時々お手伝いして雲を吹き飛ばしてねぇ~。
今日は、千葉では夜10時半には地平線に沈むお月様で~す。