前回のレッスンから1か月も間が空いてしまったレッスン。その間、先生のソロライブに目黒と柏に行ったので先生の音楽には存分に触れはしていたのですけれども~。練習が、中だるみで中途半端でした(笑)
まずは、「ジャズ・ハノン」の課題から。EXERCISE No.4とMINUET No.4 から。
適当に自分の即興メロディーをつけて、というのを左手までも変えて適当な感じで弾いたら、先生に「違っていますよ」とまずちゃんと弾くようにと指示を受けて、やり直し。
さらに、崩して弾くと「左は、単純にこのままにして、変化させていいのは右だけ」との声が。
どうも、単純すぎて乗れなくて、テキト~にやってしまっていたので、お茶を濁すことに。スミマセン。
Sec.Dのことを確認。T、F、Dで構成してもよいのに、どうしてSec.Dが入るかについて質問。Sec.Dというのは、7th(セブンス)の音になるけれど、最後の音が半音下がることで、不安定感のあるトライトーンとなる。それが、次の音で解決していく感じになる。
ただ、ブルースの多い形式では、2段目の最後のA7はAm7とマイナーになることが多いし、それを受ける3段目の最初の音もDm7の方が多いとのこと。それって、Cの#も、Fの#もないこと。う~~ん。ともかく、この練習曲では単純すぎてブルースのイメージにならないのは、それでいいとのこと。
次回はNo.5をやってくることに。今度は、左が単純でなく丁度ベースの音のように入る。今度も、基本的なブルースの形式は一緒という。確かに、T,T,T、セカンダリードミナント(Sec.D)/サブ・ドミナント(SD)、SD、T、Sec.D/Sec.D,ドミナント(D)、T, T と形式は同じ。ベースラインを感じる練習らしい。
さて、今回は弾いてきたのは1曲のみ。CDにまだなっていない先生の新曲"A Valentine out of Season"。まずは、最初の主要部分5ページ中の3ページ目まで。つまらないところでも突っかかってありゃありゃ。うまく行きませんでした。
順番に細部から検討へ。
イントロ:慎重に弾くと、最初音のカウントが足りなかったりしたのも大丈夫になったようで、ひと安心。
A:問題なし
B: 4段目の最後の小節のC音は、2拍目でなく裏に入る。左手F#の音は3拍子の最後右のBの音で一緒に打つ。
C:最後の後ろから2段目。最後が、Cm7/F、F7になっているところ。左のベース音が同じFだが、Cm7で要求されている音は、F7にはないGとB♭の音。それがF7の(F)A音に納まる感じが大事。ということで、間違って弾いていたCm7にないFをやめ、GとB♭音に変えた。
修正をした上で弾き直し、どうにかそれなりになり、先生から「始めてにしては、曲の感じがつかめていたんじゃないかな」というお言葉を頂戴する。そして、これから加えていくアドリブのご相談。そして、最後の〆のくりかし3に行ってエンドに向かっていくところの確認。基本OKになって、アドリブを考えてくることに。
コードというものの役割が、なんとなく最近見えてきたように思う。コードに込められた弾いてほしい音、作曲家の意図の読み方がわかってきたというか。まだまだ、戸口にも立っていないけれど、なんか面白くなってきた。
そして、ジャズ・ハノンと”A Valentine out of Season”だけでは寂しいので、新曲をおねだりすると、「カーペンターズのシリーズの楽譜がまとまって出てきたんですよね」と言って、ファイルを出して、これが比較的譜がしっかり左も書いてある部分もあるし、ハ長調だから~と"It's Going to Take Some Time" の譜を頂きました~~~~。先生のCD”Every Moment in Love"に収録されている曲です。
楽しみです!