雨が多く、おでかけって感じではないですよね。そんな時は、身近な植物を観察して楽しませてもらいましょう。
小さな植物が不思議な世界を垣間見せてくれますよ。
まずは、ツユクサ。1輪咲きと思ったら、たまに2階建てのツユクサがいるのです。
2つ一緒に咲く時はかならず、こんな風に縦に顔を並べます。どうして縦なのかというと、そのツユクサの秘密は写真ブログ 2階仕立てのツユクサが教えてくれた、素晴らしく精緻な世界!」でお教えしています。
梅雨といえば紫陽花。綺麗に咲いていますが、本当の花をアジサイは見かけの花の下に隠しているのをご存じですか?
ほら、この小さい花にはめしべとおしべがあります。こちらが本当の花=真花と呼ばれるものです。
ちょっと紫陽花があったら立ち止まって見せてもらってみて下さいね。紫陽花についても、「アジサイの本当の花」でご紹介しています。是非、クリックして覗いてみて下さ~い。
さて、最後にご紹介するのは、ペチュニアとかサフィニアとか言われる、今の季節にたくさんの花を咲かせて花壇を賑わしてくれているお花です。これまで気づかなかったのですが、花が終わった後をよくみると蕾?とおもうような小さな実をつけていて、その中にいっぱい種をつめこんでいました。これは、youtubeに 「サフィニアが咲いた訳は」として、ご紹介しています。
お花の心はいつもいっしょ。虫や風に頼んで恋を成就させて、次世代に命をつなぐこと。
人間の生物としての本来の目的も、花と同じですが、人間は複雑な文明によって目がよそ見をしてそれを見失っているような気がします。
身近なお花や虫から自然の命の営みのことを伝えてもらいませんか?