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渡辺かづき先生とのレッスン227

2024-05-22 21:42:26 | ピアノ

   今日は、洗濯日和といい天気と予報で言っていたのに、雲が多くて、それでも歩いて駅から先生のところに着くまでには息が切れて汗ばむ感じで、ピアノの前に座ると、なんだかぼーっとしてしまい~ と書き出すと、察しの良い方は、いつもの私のうまく弾けなかった弁解からはじまるパターンだなっ、と思われちゃいそうですが、珍しくうまくいったレッスンでしたぁ。

   最初は、前回弾いて、先生に「この曲ならではの3連符が弾けてないですよ」と言われて(汗)、何回やってもなかなかうまく弾けず、先生が業を煮やして、「左手が入るのが難しくしているようなので、いっそ3連符の時は左は頭出しの音だしだけにしては」と苦肉の解決策をだしてくださって、今日は、うまく弾けると思ったのですが、「3連符がまだ弾けてないですよ」「これは、今日は徹底的に3連符やりますか」と腕まくり。「先生、3連符は克服してきたつもりだったのに、ダメですか?」と私。

  「確かに2分音符分の3連符の方は『タタータ』になったみたいなのは、左を入れなくなってよくなってましたが、こっちの4分音符分の3連符が、『タタター』になって最初の2音が速すぎてますよ」と先生。あ~確かに、先生に言われてみると、最後の音が伸びているかもでした。

  そこで、思わず「3連符が続いているところとか、3連符の後に左手の音が入るところは大丈夫なんじゃないですか?」と分析。「たぶん、次の頭音が入っていると、3つを同じ長さで弾きやすいですが、頭がないと、(早く3つ音をいれなきゃあ~)と気持ちが焦って早めにでちゃうのかもしれません」と先生に聞いてみると・・・。「それじゃあ、これも左手で頭出ししていいですよ」と先生。

  新たにこちらも奥の手を使い、左手が1テンポ遅れてでるべきところを、カッチリ頭で入れるように弾き直してみました。

  とっさに全部はうまくはいきませんでしたが、かなり改善。素人なので無理せず工夫をして3連符を克服法を編み出しました。先生としても、左手にまどわさるなら、<大事なのは、曲のメロディーを崩さないこと>として、左手は諦めてもOKとなりました。

  そして、次は、前回から弾き始めた、世界遺産]チェスキー・クルムロフ,チェコ/Český Krumlov,Czech で聞ける先生のオリジナル曲、”Follow your Heart"。実は、前回、のっけから、大事なテーマの「リズムの取り方が違っているところがたくさんあるんだけれど、言った方がいいかなぁ。やりますか?」と言われ、かなりの箇所の間違いに汗~~~つとなったのですが、さあ、今日は~。

  大丈夫でしたっ!今日は修正はなかったようで、苦労の甲斐がありました。それどころか、先生が、この曲を実はちょっと弾き直してみて、この前ライブでもう弾いてみたんですよ~!!!とのこと。びっくりでした。私は夜のライブはいま全然見に行けないので、「7月の昼のライブでも、是非弾いてくださいね」とお願いしました。ということで、これは前回のレッスンの大半をつぎ込んで、だいぶ頑張ったので、今日はこのくらいにして、次の曲へ。

  実は、今回は、いろいろあって、4週間空いてしまっていたので、3連符克服とこのリズム修正の曲以外に、もう少し簡単に弾けそうな前に既に習った曲に再チャレンジしてみていました。

  というのも、最近先生のピアノが入るCDで、私がもっていないCDが3枚有ることに気づいて売れ切れ以外の2枚を入手(古里あゆ「With a Tone」「Bitter+Sweet」)、それを聞いていたら、先生のオリジナル曲に歌詞を付けた”Being Peace"以外は他の人の曲なのですが、編曲で先生らしい音が溢れていて、懐かしい音が頭の中に蘇り、過去弾いた曲を弾き直してみたくもなっていたからです。

  選んだ1曲目は、”Peaces Of a Dream" (CD”The Way Of Life"収録)。ゆっくりした曲なのですが一部だけちょっと速くなるところがあり、そこを思い出して間違いがないように練習して、さて、どうでしょう? 

 「懐かしいなぁ」と先生。そこで、「以前はあまり意識しなかったのですが、Bに入って速くなるところで、2つ注意したところがあって、2段目で、左手でドドとオクターブで音を入れる時、『ドドー』と素早く2音を響かせるようにしているのに気をつけて弾きました。さらに3節目からは、しっかりテーマの基本の『タタタ~』のリズムに戻るように違いを意識しました」と伝えると・・・「昔に弾いた時に気づけなかったことに気づけた~ということですね。そう、そこは狙って曲を作っていたんですよ」と先生。何だか、私の成長を感じて頂けたようで嬉しかったです。

  もう1曲は、先生が海の生き物の映像にオリジナル曲を作って演奏も入れたDVD「エンドレスブルー」の中の1曲「ジパダン」を弾いてみました。孫達がまだ小さい頃、よく一緒に見たり聞いたりした、思い出深い曲がいっぱいなDVDです。

  「ジパダン」は基本は静かな曲ですが、途中でちょっと盛り上がるところがあって、とても素敵な曲です。弾き終わると、先生が「これも、デュオで使えそうだなぁ。今、デュオを弾くのに曲を探していて・・・こんな曲を作ったのも覚えていなかったけれど」と言って、「この楽譜、写真で撮らしてもらおうかな。出てくるか分からないから」と、先生のコード譜の楽譜から私がいい加減に右手の内声音や左をいれた汚い楽譜をスマホで撮るのをみました。こんなこと初めてでした。

  先生の忘れた曲を思い出すきっかけ作りに参加できて、何だかとても嬉しいレッスンになりました。私の弾き方でも先生に昔の音楽の楽しさを思い出させる位には成長している?ちょっと自信にもなりました。という訳で、私が珍しく上手くいったレッスンと言ったのが分かって頂けたと思います。

  最後、先生が、「そうそう、さっき弾いた”Follow your Heart"は、この前ライブで弾くために、前奏とかバンプというのを入れたり、途中のコードとか、最後の終わり方を変えてあるので、楽譜も作り直したので・・・こんな風な楽譜になったんで、上げます。あとで、ライブの時の動画も送りますよ」と、サプライズのプレゼントまで頂けました。

 と、昨日のレッスンはこれまでのレッスンの中でも、特に記念すべきレッスンになりました。心が満たされるってこのことだな。ここまでやってきて良かったぁ~~~~~~~。

 

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