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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

「虎と翼」の主題歌を歌っている米津玄師さんのこと

2024-05-01 11:26:24 | 日記

   NHKの朝ドラ「ブギウギ」に結構はまっていたので、「ブギウギ」ロスになるかと思っていましたが、「虎と翼」も結構面白く、しかも、主題歌の歌詞が不思議な雰囲気でこれにもはまってしまった。でも、歌詞でなに?と分からない言葉で出てきて・・・以前、書いた「ブギウギ」の主題歌の不明点を問い合わせたようにNHKに問い合わせています。

朝ドラ「ブギウギ」の主題歌。途中で英語でなんか言っているが、何と言っている?

   では、ちゃんと教えてもらえて、その時NHKが教えてくださったように、字幕機能を使って毎回、歌詞表示を出して歌詞を噛みしめるようにしながら主題歌を一緒に歌って、放送をみていますが、今度は、歌詞の字面は分かるものの、歌詞の意味が分からない謎な部分がいっぱいなのです。NHKでも分からないかもですね。それにしても、気に入ってはいます。そして、返事を待っています。

   でも、ただ待つだけでなく、米津さんのこれまでの歌やyoutube動画を検索してみました。すると、びっくりがいっぱいでした。

米津玄師 - さよーならまたいつか! 

  をみると、youtubeの本人がアップした歌詞付き、本人映像動画でこの歌を繰り返し聞くことが出来ますが、この映像のつくりがまた面白くて・・・歌詞と関係ない映像なだけでなく、フィルムを何回も巻き戻したり進めたり~~~~。飽きないです。

  さらに、これまで歌ってきた歌をチェックしたら、一時大流行した「パプリカ」が彼の曲で、しかも本人が歌っているパプリカの音がこどもたちのと全然違う! 米津玄師 - パプリカ Kenshi Yonezu - PAPRIKA

  こどもたち用に編曲したのが本人か誰か分かりませんが、違いがまた面白い!!!

  他にも、彼の曲でしっているのがないかと調べると、「LEMON」「LADY」など、あぁ~よく聞いて知っていたという曲があった上に、今回の主題歌を担当にするにあたってのコメントをみつけて読むと、人としても非常に興味が湧いちゃいました。

  例えば、寅子のセリフ「私には、お母さんが言う幸せも地獄にしか思えない」に触れ、「自分も常日頃生きていて、そう感じるときがあるので。そういう自分とリンクする部分を拾い上げながら曲を作っていく作業でした」と、曲作りを振りかえった。 また、歌詞に複数回登場する「100年」という言葉について、「怒ったり悲しんだりする出来事も、とてつもない先になると何も残ってない。すごいちっぽけな出来事だなと思うと、安心できるし救いも感じる」と話し、「誰かが残したものを受け取って、自分たちが誰かに託していく。その連続によって生活や文化は連続していくもので、そういうのが美しいよなって」と、歌詞に込めた想いを語った。 ココから引用)

  もっと詳細に彼にインタビューしている記事もココに見つけた。

・女性の地位向上については、自分が男性であるがゆえにより慎重に見つめなければならないというか、自分の身ぶり手ぶりがそこになんらかの不利益をもたらすようなものでありたくはないと思うんですね。なので、どういう形であればそれが可能になるのかを考えたときに浮かんできた「がんばる君へエールを」という方法だと、逆に女性を神聖視するような形になるんじゃないかと思った。

・初の女性弁護士として、獣道をかき分けながら、先頭に立っていろんな道を整備してきた人たちの生き様を振り返ると、そこには並々ならぬエネルギーがあったんだろうと思うんです。お行儀よく、誰の気分も害さないような、優等生的に機会を待って様子を見ながら生きてきた人では決してないと思う。むしろ「知るか!」と言って、「私はこうありたいんだ」ということを人に示す力がある人たちが、そうやって道を切り拓いてきたような気がするんです。その大きなエネルギーの1つが“キレ”だという。そのエネルギーはこの曲に宿すべきだと思った。

・主演の伊藤沙莉さんの声がすごくいいなと思ったんですよ。すごくゲインの効いた声というか、1回聞いたら忘れない独特な声をされている。そこがすごく好きで、あの“ゲイン感”をこの曲に宿したいなというのを無邪気に考えていました。それと同時に、キレというものを表現するためにこういう形になった感じです。

・この物語のモデルになった彼女からしても、自分たちは100年先の誰かであるはずだし。自分たちにとっても、100年先にはまだ見もしていない、生まれてもいない誰かがおそらくいるだろうし。そうやって、連続して祈りや願いを絶やさずに生きてきたから今の自分たちがいるわけで。それはすごく尊いことですよね。

・ミュージシャンのことを神様みたいに言う風潮があるじゃないですか。あれがすごい嫌で。逆なんですよ。音楽によって人を癒やしていくというのは、音楽を作っていない人からすると、さも魔法を使える神様みたいに見えるかもしれない。けれど、本質は逆であって。神が無から音楽を作り出すんじゃなく、神様みたいな楽曲がまず最初にあって、私たちはそれに祈り続けているただの使徒なんだという。話が逸れましたけど、そうやって祈り続けて、曲ができて、演奏して、そのたびにどこか過去の自分から解放されていく感じがある。

 理解しづらい部分も多いけれど、それもまた魅力!? 日々を真剣に感じて、1日1日の自分を大切に前に向かって生きている人なんだと思え、これからもフォローしていきたいと思いました。 

 

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