早朝の4時すぎ。今朝は、月が私を起こしたのでしょうか、自然に目が覚めました。たぶん今回の巡りでは最後になるかもしれない月が私を呼んだのかもしれません。月は北よりの東の方角から出ていそうなので着替えて外に出た。月の出が3:21、もっと地平近くにいるのかと思ったら、意外にも外に出たとたんに月が目の中に飛び込んで来ました。
まだ暗いと思っていたが、着替えている間にもう明るくなりかけたそらに、まだまだ極細とまでは言ってないお月様がしっかり見えました。そばに、惑星が水星、火星、土星をみつけられるはずだけれど・・・もう無理かな?無理でしたぁ~。
ちょっと公園ならもっと良く見られるかと足をはこんでみました。でも、残念ながらどんどん夜が明けていく。だんだんと空に雲まで押し寄せてきました。
上の写真でも、まだ先頭を切って近づく雲の右に月が小さく小さく写っているのですが、2度寝して起きたら、6時過ぎはすっかり雲が空いっぱいになっていました。
今日も、無事にお月さまに会えて良かったです。
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ところで、突然話が変わりますが、ガザにはイスラエルに味方していた米国がジェノサイドのようなイスラエルの殺戮行為にやや変化を見せて停戦にこぎ着けるかというニュースが伝わり始めたので、ここで最近またウクライナやロシア、ミャンマーでの若者の動きについても変化があるので、ちょっと下に纏めておきました。
ウクライナでは、大学生がいま20倍になっているそうで、理由は国外に出られない男性が、徴兵を逃れるために学生になっているためと言われています。戦争が長期化して兵士の疲弊も進む中、新たな兵士の確保が迫られてきているのです。愛国心も戦線の膠着の中で永遠に維持できるものではないということでしょう。(ココを参照)
ロシアでも昨秋「部分的動員」をプーチンが宣言すると、フォーヴスのロシア語版によると宣言から約2週間で70万人が国外へ、特にビザがなくても入国できる国が多い旧ソ連圏の中央アジアに向かったとされています。ウクライナ侵攻への是非をめぐり、ロシア国内でも世代間で大きな意識の差があると言われ、「若者は(侵攻を肯定する)情報の真偽をネットで確かめようとするけれど、(政府の支配下にある)テレビしかみない高齢者の中には戦争を支持している人もいる」との声もあります。実際に徴兵される危険性を感じる若い人の方が、真剣に自分の命と愛国心について考え行動することになるということなのでしょう。(ココを参照)
ミャンマーでは、5月2日に、男性国民の就労目的での海外渡航を1日付で禁止したと明らかにしました。軍政が2月に徴兵制の実施を発表した後、多数の若者らが国外に逃亡しており、海外就労禁止はこの流れを食い止める目的とみられます。ただ、渡航禁止期間は1カ月程度とみられる。経済悪化に直面する軍政は出稼ぎ労働者からの送金を重視しており海外就労を止めることもできないらしい。2021年2月のクーデターで軍政が実権を握ったミャンマーは国際的に孤立し経済が悪化。400万人以上が海外で就労しているといいます。(ココを参照)
ミャンマーでは、軍がクーデターを起こしてから3年となり、民政移管にむけた選挙の見通しが立たないなか、民主派武装勢力という謂わば自国の人間と闘わされる軍に若者が加わる気持ちになれないのは自然なこと。
ロシアやウクライナにしても、「国」のために闘うということを「愛国心」として推し進めてきたものの、長期にわたり膠着状態が続き、戦争の終結がみえない中、グローバルな時代で個人では、厭戦の気分は広まってくるように思えます。なぜなら、ロシアとウクライナは民族や宗教、言語の面で非常に近く、兄弟のような関係で往来もあり、互いに親戚や友人もいる人もあるからです。敵対感情はロシアのクリミア併合がきっかけで、さらにウクライナに西欧のNATO勢力に近い政権ができたからでしょう。国民間で敵対する気持ちは、それまではなかったのでは?
日本の長期政権は君が代・日の丸の義務化を進めたり、「誇れる日本」「愛国心」を植え付けようとやっきになり、第1次安倍政権時時2006年に教育基本法を約60年ぶりに改めて「愛国心」を盛り込んてきました。でも、「国家」のために死ねることを美化するような「愛国心」の考え(ココから)が、SDGsの精神を謳っている中でそぐわないことは、SDGsの精神が浸透すればするだけ明白になるはずです。
SDGsの精神こそ、若い人達にどんどん広げ、世界の平和へと繋げていくべき考え方だと私は心から思っています。コロナのアッと言う間に全世界に広がったことからも、今 世界で起こっている問題は、「国」という狭い考えだけでは「脱炭素」、「環境破壊」、「温暖化」、「貧富の格差」も世界の人々が一緒に取り組み解決しなければならないことが分かったはずです。 だからこそのSDGs。
世界の誰一人取り残さない、持続可能なやり方で、平和な未来を切り開こう。争いは勝者を作ると同時に敗者を作り、新たな恨み、報復の火種を生むだけです。
追伸) 偶然、1年前の今日も、戦争に関する記事を投稿していた。読み返してみて、福岡さんのメッセージをあなたにも読んでみてほしいと心から思いました。もし、お時間がありましたら、是非下の記事も読んでみてください。戦争について多くのことを学べると思います。「小さき者たちの戦争」(南方新社。著:福岡賢正)を直接読んで頂くのも、勿論オススメです!