ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

変化している、SS店頭ビジネス。 ⑧

2017年11月13日 10時09分23秒 | Weblog

朝晩が冷え込んできました。
道は枯葉の絨毯といった感じです。
この時期の軽井沢が一番素敵な季節です。

全国各地で灯油ビジネスの準備が進んでおり、ゆきんこサポートセンターも大忙しです。

今年は、元売り企業や大手商社などが本格的な灯油ビジネススモデルの企画をテスト稼働させるようです。
エコカーの急速な普及により、来店頻度が落ちてくるわけですから
お客様を待受けて「油外商品」を販売するという従来のSSビジネスモデルからの脱却を目指します。
この流れは、今後急速に進むことになります。
特に、灯油を起点とする配送ビジネスやWEB環境を駆使した油外外販の動きに注目です。

車検などは
メーカー系の各地のカーディーラーがより一層、力を入れてくるというわけですから
負けないような戦略が必要となりますが、競争が激化しそうです。
自動車メーカーもいろいろな問題が露呈しており、
アフターマーケットとしての「車検」販売対策に本格的に力を入れてくるようです。

先日は、大手カーショップへドライブレコーダーを見に行きましたら、
スノータイヤを進められましたがすごい在庫でその場で入れ替え作業を行っています。
私は、いつものSSで入れ替えますが、すごいことになっており驚きました。
これでは、インターネットでタイヤを購入して、入れ替えなんてしませんね。

既存のSS業界の販売意識と消費者マーケットの動きにだいぶ意識の格差が拡大しています。
ここ数年で、SS業界の「油外販売」は大きく変化しており、店頭で売れる商品の幅が限定されてきた感じです。

現場最前線の販売動向を考慮しつつ「業態」そのものを考え直す時代です。
従来の店頭における「売りつけ型」商法を見直して、時代に合った工夫がポイントとなっています。

先日、
某社で行われた油外セミナーのビデをを見せてもらいましたが、
相変わらず「戦車に竹槍」のような時代錯誤の店頭油外販売推進なので笑ってしまいました。
経営者の方も、昔と少しも変わらないといった感じで、悩んでいました。

もう、目を醒ましてみずから行動する時代なのです。