本日は大雪でようやく冬らしい景色になっています。
こんな時にはしょうがないからスタッフは新幹線通勤となります。
ようやく冷え込んできたので灯油ビジネスも活況を呈することになりそうです。
幸いなことに価格面も堅調のようですから何とかこれまでの暖冬による収益減をカバーできればと願っています。
ところで、昨年灯油の不正販売で問題となった企業が再び問題を起こしたようで、
某元売りと当該企業のホームページにお詫びの報告が出ています。
全く。困った企業です。
https://touyu-takuhai.net/topics/topics.php
昨年、当該企業から相談を受けた際に、販売方法に問題があるので、
売り方を工夫する必要がある。特に顧客管理データベースの必要性を指摘したのですが、
いかに、ハンディPOSを駆使しても顧客管理データがなくて、すべて領収書が「上様」では、
販売先も特定できません。『焼き芋』売りのように拡声器を付けた巡回販売は業態として問題なのです。
元売り販社ということで、前回の不祥事から第三者委員会を設けて再発防止に努めてきたということですが、
抜本的な対策を考えるべきですね。
噂によりますと、
今回は、配送員が18㍑のポリ缶を別に用意しておいて、そこに灯油を貯めこんで販売していたということのようです。
消費者から領収書の発行を求められて発覚したということのようですが、詳細については不明です。
悪いことを考える人間はその方の知恵が発達していて驚かされます。
ハンディPOSとのローリー連動などでも抜け道があるわけですから、
対応をさらに考える必要があります。
当社では、データロガーによる不正防止対策システムを開発中です。
あえて、ローリー連動をせずに流量データを残し、ハンディPOSへの数量入力は人間がおこない、
システム的に両方のデータを自動照合することで、確実に不正が防止できればと考えていますが、
このシステムですと、ローリーやハンディPOSに関する型式認証などの煩わしい申請業務が不要となります。
しかし、どんな手法を考えても悪いことをする人間は、
また、また裏を考えるわけでイタチごっこになりそうです。
ちなみに、当該企業では当社システムを使用しておりません。
同系列の別の販社では当社システムがクラウドにより非常に円滑に稼働しております。
やはり、企業風土と人間の問題だと思います。