ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

秋は 名月赤城山

2008年11月17日 15時57分38秒 | Weblog
夜中に起きては仕事して昼間は会社で昼寝しています。
最近では完全な夜行性動物と化してしまいました。

とにかく、秋の夜長は退屈です。

昔は、田舎に住んでいましたので秋の夜長は虫の声、
チンチロチンチロチンチロリン、ああ懐かしい虫の声。
水の流れの音がサラサラサラ・・・

今はマンションですから風情もありません。

そこで有名な俳句でも

名月や池をめぐりて夜もすがら

名月や横に寝る人おがむ人

月見する座にうつくしき顔もなし  

ああ、今宵も風流な秋の夜です。

昨晩は中秋の名月をマンションの窓から愛でながら、

女房が自分だけで食べるために買ってきたおはぎを黙って食べて怒られました。
また、太ります。

食欲の秋とも申します。
これでは、ダイエットもままなりません。

世の中不景気  それでも問われる石油ビジネスのダンディズム

2008年11月17日 08時36分48秒 | Weblog
新聞もテレビも不景気一色ですね。
上場企業の倒産は史上最高の件数だそうで、
これから年末にかけてさらに大変な事が起こりそうだとの報道ですが、
それでも、今日も朝が来て今週がはじまります。

週が明けるのが恐ろしいという方もいれば、
今週も仕事が待ち遠しいという方もいらっしゃいます。

100年に一度といわれるこんな不景気をまさに「ビッグチャンス」と捉えて
ヤル気マンマン、モチベーションをあげて一気呵成に攻め込みましょう。

灯油はシーズンインを前にして急速に市況が下がりようやく出荷状況も順調。
いよいよこれから数か月間は灯油ビジネス本番です。

「燃転」とか「灯油は減販」とか自らが、風に押されて消極的になっていた販売業者はすでに石油ビジネスでは完全に「負け組」になっています。

灯油という商品は「負け組」が増えるほど、一部業者に販売量が偏ってくる訳で、経営的にも灯油による経営格差拡大はここにきて顕著となっています。

北陸などでは灯油対策の手遅れなどが原因で倒産に至った名門企業もあるわけです。そこの企業ではSSのセールスルームに拡販戦略と称してスロットルマシンを置いて「7が揃えばその日のガソリン代がタダになる」なんて商売をやってました。

バカバカしい事です。ヤマダ電機だってそんなサービスはできません。
販売商品アイテムが少ないこの商売で命の綱のメイン商品をタダにしたら、商人として何をして食べていくのでしょう。石油ビジネスのダンディズムを逸脱しています。
お気の毒ですが今となっては、そんな商売をしていた経営者意識が問題であったような気がしています。

さて、灯油ビジネスですが、今年は大きなビジネスチャンス到来です。
やはり、システム構築をした企業の勝ちです。

有力サブ店の某販売業者の社長さん、「鵜合の衆のサブ店」にならないように今年こそ勉強したいとのこと。なるほど日本もジョバーの時代到来です。

情報格差が経営格差、成功への道は意外と足元に転がっています。
「マツタケは千人の股(また)をくぐる」

みんなが欲しがる経営情報は足もとに転がっているわけですが、みんな気付かず跨いで行ってしまいます。もう一度足元(灯油)を見直して「次のビジネス」が見えてくるはずです。

スロットルマシーンをセールスルームに置いたら、お客が増えるなんて考えている経営者のみなさん、商売の基本を大切にしましょうね。