「その土地の名物料理があったらまずは食うべし!」
地方の名物料理を見つけたら、その時に食べないと、機会を逃してしまうことになりかねない。
錦帯橋(山口県岩国市)を渡ると、山口名物「瓦そば」の看板を掲げるいくつかのお店が目につく。
昼食は「瓦そば」で決まり!
岩国城への行きがけに観光地図をいただくなど、親切にしていただいたお店に入った。
一人前、二人前・・・サイズはいろいろある。
早目の昼食でもあり、とにかく「瓦そば」を食べるのが初めてのことなので一人前を頼んだ。
「瓦そば」というからには、瓦に載っている出てくるだろうぐらいの想像はしていた。
ところが目の前に熱い瓦にのって出て来たのは、普段食べる焼きそばとは違って「茶そば」を焼いたものだった。
コマ切れの牛肉、錦糸卵、のりなどがトッピングされている。
そばそのものに味つけはされていなく、「ざるそば」のように汁に付けて食べるのも意外だった。
私にはつけ汁の甘さが濃かったように感じたが、「ざるそば」や「盛りそば」と異なり、焼いたそばにはこれが合うのかもしれない。
岩国城への登城で一汗かいた後なので喉はカラカラ、ちょっぴり焦げ目がついたそばがビールに良くあいおいしかった。