湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 収穫した大根

2015年12月28日 22時59分12秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
大根を1本、今日収穫しました。

  私にとっては今年初めての収穫ですが、
  他の者が既に5本ほど掘り出し済なので
  いま菜園に残っているのは25本ほどです。



市販品のように大きくはありませんが(写真のもので長さ25cmくらい)、
今年のものは表面が滑らかで美形です。

この写真のものは
早速今夜の夕食に使いました。
葉の部分は私が作った「だんご汁」の具で、
根の部分(*)は私がすった大根おろしで食べました。

 * : 大根の白い部分は全てが根ではありません。
    白い部分は根と茎(「胚軸(ハイジク)」といいます)から
    成っています。
    白い部分の側面にヒゲ根が並んで出ていますが、
    葉に近いところにはヒゲ根がありません。
    ヒゲ根がない部分が茎(胚軸)です。
    ですから厳密には
     私が擂ったのは「根と茎(胚軸)の部分」となります。

   ※大根の根の部分はビタミンA、ビタミンC、食物繊維が豊富で、
     でんぷん分解酵素の「アミラーゼ」も含んでいるそうです。
     また、葉の部分にはβ-カロチン、カルシウム、ビタミンC、
     ビタミンKの他に、葉酸、鉄分なども豊富で、
     鉄分についてはほうれん草と同等の含有量だそうです。


自分で作った物だから贔屓目になるのかもしれませんが、
ウチの大根は瑞々しく、筋がなく、ほどよい辛味があって
質では市販品に勝っていると思いました。
(辛い大根おろしがあれば、それだけでご飯一膳食べられます)

  大根は高級食材でなく、
  切った形・色も特徴がないため存在感が希薄ですが、
  脇役に甘んじているキュウリやニンジンなどと違い、
  ブリ大根やおでんなどに使われると一気に主役級に躍り出ます。


 大根に関する格言等を二つ

 ・大根食ったら菜っぱ干せ
    大根の葉のように普段は捨ててしまうものでも、
    万一の時に役に立つという意味。
    (ウチの場合は捨てることはまずありません)

 ・大根の根が長い年は寒い
    大根の生育と地中温度とには密接な関係があり、
    一般的に、地温の低い地域で育った大根は細く、
    地温の高い地域で育った大根は太くなる傾向がある。
    そして、気温が寒い年は熱を求めて地下深くまで伸びてしまい、
    逆に暖かい年は太く短くなる傾向がある。
    (ウチの大根が短いのも暖冬のせいかもしれません)