湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

誕生日祝いの手作りケーキ

2019年05月24日 23時43分57秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
カヅちゃんの63歳の誕生日祝いにホールケーキを作りました。
(他の者の誕生日や記念日などには主にカヅちゃんが作りますが、カヅちゃんの誕生日には店で買うか私が作ることになります)

今年のケーキ


ロウソクは、60歳分に見立てた "?" マークのもの1本と普通のもの3本です。


旬が過ぎたイチゴが売ってある店を探しました。
中にはさんだのはイチゴとバナナ(珍しく台湾産)、トッピングはメロン、オレンジ、キウイ、パインアップル、イチゴ、サクランボです。
私が作るクリームは、生クリームにほんの少しの牛乳を加えたものです。
そのぶん固くなるまで時間を要しますが、砂糖も少なめにしたのでフルーツの甘さを感じられるサッパリとした食感になりました。

手作りとはいっても肝心のスポンジケーキは市販品です。
世帯の少人数化が進んだからか(*)、近頃は6号(大きさ)のものを売っている店が少なくなりました。

*:1人または2人の世帯の割合は全国62.4%となっています。
 一方、5人以上一緒に住んでいる世帯の割合は全国6.8%(熊本9.1%)となっており、割合が少ない都道府県は東京3.2%、北海道4.0%、神奈川4.7%、割合が多い都道府県は山形14.8%、福井14.2%、佐賀12.7%です。
【出典:総務省統計局編集「日本の統計(2019)」に掲載されている「都道府県,世帯人員別一般世帯数と世帯の種類別世帯人員(平成27年)」】


この状況であれば、6号を買う人が少なくなるのも頷けます。

我が家は94歳の母を含めて5人家族です。
先日の母の誕生日にはカヅちゃんが仕方なく5号のもので作りましたが、もう少し食べたかったという声がありました。
今回は6号を探して、5軒目の店でやっと手に入れました。

一番小さくカット(約10分の1)したものをオフクロに、主役のカヅちゃんに4分の1、残りを3人で分けました。
私は遠慮して小さいカットを選びました。
この配分に異を唱えるものはおらず、領土紛争が起きない家族団欒の誕生日祝いとなりました。

一匹のカニ

2019年05月21日 00時04分41秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
一ヵ月ほど前の拙ブログ記事に、小ぢんまりとした家庭果樹園を作ったことを載せました。

家庭果樹園を作りました<2019.4.15>

その中で「早いうちに葡萄とキウイのための棚を作らなければならない」と書いていましたが、先日やっと取り掛かりました。

先ず、4本の支柱を立てるうえで支障になる大きな石(*)が1個あったので、それをずらしました。

*:「平成28年熊本地震」で崩れた石燈籠の笠部分です。
  その灯篭は昨日の拙ブログ記事で書いた石灯篭とは別の物です。
  解体した空家の庭(現在は家庭果樹園に変身)にあったもので、崩れたままになっていました。


その下に潜んでいたのがこの生き物です。

※甲羅の幅は3~4cmです。

お門違いの出現にビックリしました。

その敷地でカニを見たのはこれが初めてでした。
湿気はあるかもしれませんが、すぐ近くには川や池はおろか水たまりすらありません。
そんなところで生息できるものなんでしょうか。

私がネットで調べたかぎりでは「アカテガニ」ではないかと思います。
(図鑑にあるようには手が赤くありませんが・・・)

その日は、私が発見してから作業を終え立ち去るまで微動だにしませんでしたが、次の日には姿が見えませんでした。

あんなところで、一匹で何をしていたのでしょうか・・・
そして、どこへ行ったのでしょうか・・・

猿カニ合戦ではあるまいし、まさか「苗を植えたばかりの太秋柿(タイシュウガキ)の実を狙っていた」なんていうことはないでしょう。

3年ぶりに元の姿に戻った灯籠

2019年05月20日 21時23分57秒 | ちょっとした出来事?
「平成28年熊本地震」によってバラバラに崩れたままだった庭の灯籠が、3年ぶりにやっと元どおりになりました。

3年前の崩れた姿は次のブログ記事の中にあります。

熊本地震_1<2016.4.23>

早く修復したいとは思っていましたが、費用がかかる(*)ので放ったままにしていました。

*:植木市などで造園業者へ尋ねたところでは、積むだけで2万円以上は掛かるとのことでした。


昨年暮れに近所に新築の家が建ちましたが、その外構工事等のために小型移動式クレーン車を持ち込んでいた造園業者さんがありました。
「時間が空いたときで構いませんから・・・」と灯籠の修復を相談したところ、哀れな姿の灯籠が不憫に思えたのか、安価な代金で快く引き受けていただきました。

家族3人で動かそうとしてもビクともしなかった笠石が、クレーンでは簡単に持ち上がりました。
それでも作業者2名で1時間近くもかかってやっと元の姿になりました。



我が家は古ーい木造家屋なので地震のときに負った傷がまだまだ多くあります。
これからも財務省(カヅちゃん)に相談しながらボチボチと直していくつもりです。

いだてん「金栗四三」さん縁の地(玉名市)へ

2019年05月01日 23時49分41秒 | 日常・その他
NHK大河ドラマ「いだてん」前半の主人公「金栗四三」さんの故郷へ、家族6人で行ってきました。

先ずは、「金栗四三展」が開催されている「玉名市立歴史博物館こころピア」へ ・・・
この幟が玉名市内のいたる所で目につきます。

大河ドラマで取り上げられるこの機会に町に活気を取り戻そう、という気持ちが伝わってきます。
しかし、GW中ということもあってかシャッターが下りたままの商店が多く、昔の賑わい(*)は感じられませんでした。

*:今から50年以上前、私は小学5年生から中学1年生の3年間、玉名市に住んでいました。
  その頃の話は後日に ・・・



「43(シソウ)」のナンバーになっているシャトルバス。

もちろん、ご当地ナンバープレート「くまモン」(**)です。

**:全国41の地域で昨年10月から交付が始まったご当地ナンバープレートの一つです。
  その交付枚数で当初は福山の「カープ坊や」の後塵を拝していましたが、さすがはくまモン、現在は全国1位を突っ走っています。


「金栗四三展」では、四三さんが身につけたユニフォーム(既にボロボロ)や足袋が展示されており、女子の体育普及に尽力された話も紹介されていました。

昼時になったので、予定していた玉名ラーメンを食べようと数件廻りましたが、どこも長い行列ができており時間を遅らせることにしました。

歩いてもそう遠くないところに「高瀬裏川石橋群」があります。
ここには小さいものを含めると10基ほどの石橋があります。
これはその一つの「高瀬眼鏡橋」です。

※橋長:19.0m、橋幅:4.1m、拱矢:3.3m

この高瀬裏川石橋群の川沿いには6万本以上といわれる菖蒲が植えられており、5月下旬~6月上旬頃に「高瀬裏川花しょうぶまつり」が開催されます。
(今年は5月24日~6月8日)
日帰りで行ける方は是非一度、菖蒲を観ながらの石橋群巡りをされてはいかがでしょう。

1時半頃になっても近くにあるラーメン店の行列が絶えていなかったので、車で少し移動して「来来軒」へ行きました。
ここでも暫く外で待ちましたが、やっと玉名ラーメンにありつけました。

※キクラゲを増量してもらっています。
※食べたかったゆで玉子と餃子は私達の一つ前のお客さんまでで売り切れ御免でした。(残念)

四三さんが結婚後に住まれた(?)池部家

※ボランティアと思しき観光ガイドの方々が来訪者へ熱心に説明をされていました。

四三さんに触発されたわけではありませんが、私は4月から再びジョギングを始めました(気が向いたときに走る程度)。
来年は玉名市横島町で開催される「横島いちごマラソン」の10kmの部にチャレンジしようと思います。
(食べ放題といわれている「いちご」が目当てではありません)