湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 年度末

2017年03月31日 21時07分26秒 | 日常・その他
年度末の今日(3月31日)、町内会隣保組長の役目を終えます。
公民館絵画サークルの学級長の役目を終えます。


やがて1年になりますが、昨年4月14日、16日に熊本地方を襲った平成熊本地震では甚大な被害がでました。

近所でもあちらこちらで擁壁や家屋等に大きな損壊がありました。
転居を余儀なくされた方もおられます。

全国から暖かい救援・支援をいただきました。

絵画サークル活動も数ヵ月間中断しました。


そんなことを思い出しながら食べる辛子蓮根は鼻にツンときます。



この「トマト大福」は、一口で頬張り、フルーツトマトと白あんを混じり合わせると、何とも言えない甘酸っぱい味わいになります。


ミッシリと小豆餡が入っている「塩豆大福」

皮に埋まっている硬めの赤えんどう豆は、一粒一粒噛み潰しながら食べます。


新年度には辛い出来事が起こりませんように。

たとえ甘酸っぱいことがあったとしても、タップリ甘ったるい後味でありますように。

※上の二つの美味しい大福は
 「えびす屋餅本舗」さんの菓子です。

◇ 私は被害を免れた「てる○くらぶ」の破綻

2017年03月30日 16時04分47秒 | ちょっとした出来事?
旅行代理店「○るみ○らぶ」破産申請のニュースを見ました。

なんだか聞き覚えのある名前だと思ったら、昨年暮れに地中海クルーズの予約をした旅行代理店でした。

※その予約は後でキャンセルしたので私に実害は出ていません。


昨年暮れ頃、全国紙Aの一面広告で以前から一度は行ってみたいと思っていた地中海クルーズの11日間(往復日程を含む)19万円台~のツアーが載っていました。
まだ一度も海外旅行をしたことがない私は広告主の「○るみ○らぶ」について、評判も何も全く知りませんでした。
しかし、私の夏休み期間と丁度重なる7月28日出発のコースがあったので、これを逃してはならないと焦って、その日のうちに予約の電話を入れました。

電話してから数日して、日程や旅行の注意事項等が書かれた詳細なパンフレットが送られてきました。
旅行代金の振込方法について書かれたものも入っていました。

カヅちゃんに相談しないままでの予約だったので、カヅちゃんにそのパンフレットを見せ、既に予約を済ませたことを話しました。

カヅちゃんは浮かない顔をしていました。
てっきり喜んで賛同するものと期待していた私は「初めての海外旅行に行きたくないのか?」、「海より陸のほうがよいのか?」とたずねました。
帰ってきた返事は「震災に遭って難儀されている人たちがまだ沢山おられる状況なので、地元で金を使う近場の旅行ならともかく、自分たちだけが海外旅行へ出かけて楽しむという気分にはなれない」というものでした。
    
それはそれ、これはこれなどと理屈(?)を並べて説得を試みましたが駄目でした。

しかたなく、数日後に「○るみ○らぶ」へ予約取消の連絡をしました。

そのあと、キャンセルを翻意してほしいという電話が「○るみ○らぶ」から何度もかかってきました。
「72日前までのキャンセルだったら全額返金するので、この機会を逃さず取り敢えず申し込んでおいたらどうか」というものでした。

※ニュースによれば「○るみ○らぶ」は数年前から粉飾決算をするくらい火の車だったようですから、営業の方も必死だったのでしょう。

私も後ろ髪引かれる思いでしたが、カヅちゃんの気持ちが変わりそうになかったので、今回の地中海クルーズをあきらめました。
(他の人を思いやる、そんな優しいカヅちゃんが好きでもありますから、強くは言えませんでした←これ、ノロケです)

一度も利用したことがなかった旅行代理店「○るみ○らぶ」との間で数ヵ月前にそのようなことがあったのです。

もしあのときカヅちゃんを強引に説得して旅行を申し込んでいたら、地中海クルーズの楽しみと代金約60万円(バルコニー付の料金)が海の泡と消えてしまうところでした。
(あの広告で申し込んだ方がいないのか気になります)

心根の優しい妻の意見を尊重する優しい(≒気弱な)(?)夫だったことが幸いして、災難に遭わずに済んだということになりますか ・・・ (*v v)


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ギャラリー 064
     行きたかった地中海の絵
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ライセンス(6点とも): (パブリック・ドメイン)


■タイトル:三隻の帆船(The Three Sails)

・画家:ホアキン・ソローリャ
 (Joaquín Sorolla y Bastida)
・制作年:1903年
・収蔵:(個人)

※ソローリャさんの出身地であるバレンシアの海岸。
 バレンシアは、あの地中海クルーズの寄港地だったはずです。

■タイトル:マルセイユのノートルダム・ド・ラ・ガルド大聖堂
 (Notre-Dame-de-la-Garde (La Bonne-Mère), Marseilles)

・画家:ポール・シニャック
  (Paul Signac)
・制作年:1905年-1906年
・収蔵:メトロポリタン美術館

※マルセイユも、あの地中海クルーズの寄港地だったはずです。


■タイトル:夕暮れのソレント
  (Sunset, Sorrento)

・画家:トマス・ファーンリ
  (Thomas Fearnley)
・制作年:1834年
・収蔵:メトロポリタン美術館

※あの地中海クルーズでは航海初日にソレント沖を通過するプレチオーサ号のデッキからこんな夕日が見られるはずです。


■タイトル:サント=マリーの海の風景
 (The Sea at Les Saintes-Maries-de-la-Mer)

・画家:フィンセント・ファン・ゴッホ
  (Vincent van Gogh)
・制作年:1888年
・収蔵:ゴッホ美術館

※南仏アルルに移り住んだ1888年に書かれています。


■タイトル:ヴェネツィアのメンディカンティ運河
  (Rio dei Mendicanti, Venice)

・画家:ジョン・シンガー・サージェント
 (John Singer Sargent)
・制作年:1909年
・収蔵:インディアナポリス美術館

※厳密に言えばこの海は地中海の下位区分(海域の一つ)であるアドリア海になります。


■タイトル:マッサ、ナポリ湾
  (Massa, Bay of Naples)

・画家:ジョン・ブレット
  (John Brett)
・制作年:1864年
・収蔵:インディアナポリス美術館

♡ 34年目の結婚記念日

2017年03月28日 20時35分20秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
昨日(27日)の結婚記念日の夕食はセンタッキでなくケンタッキー(フライドチキン)
でした。

ケンチキには偶にしか行かないので、注文時にはいつも迷うことになります。
「おトクなパック」についてくるサイドメニューを考慮しながら、合計20ピース(5名×4ピース)になるように、うまい具合にパックを組み合わせて買うことになるからです。

ケーキも前年同様、洋菓子店のショートケーキになりました。



「メゾン・ド・キタガワ」さんが定休日だったので、初めての店「シェ・タニ」さんで買いました。

メインとデザートを家で作っていないので手抜きの感じがしないでもありませんが、それでもカヅちゃんが私の好きな「赤飯」と「ポテトサラダ」、それに「パスタ料理」を作ってくれました。
そして、汁物代わりの前日の鍋の残りも ・・・


今年は私から何も贈っていません。
来年の35年目は「珊瑚婚式」になるそうなので、真っ赤な珊瑚のイヤリング(あまり高くない)を選んでもらおうと思っています。

◇ 洗濯機とケンタッキー

2017年03月27日 21時44分47秒 | 日常・その他
昼前になって私が出かけようとしていたとき、カヅちゃんが私に言いました。

 『洗濯機を買ってきてくれない』

食料品や日用品の買い出しは時々頼まれることがあるので慣れていますが、突然頼まれた大型家電の買い物に一瞬とまどいました。

私が大型家電製品を買うときは複数メーカーの製品を比較検討した上で、納得して買うのが普通です。
急に言われてその時間がとれそうになかったので、

『機種選定をしたいので今日は無理』
『どうしても今日中に買ってこなければいけないのか?』
と聞き返しました。

今度はカヅちゃんが戸惑っていました。


もう一度言われて分かりました。
私が聞き間違えていたのです。
カヅちゃんが私に買ってきて欲しかったのはケンタッキーフライドチキンだったのです。
(ここで両者大笑いです)

『ケンタッキーを買ってきてくれない』
と私に頼んでいたのです。


このような聞き間違いが起きた原因はたぶん朝のチョットした出来事にあります。

今朝カヅちゃんが洗濯しているときに洗濯機のアラームが鳴りました。
洗濯槽への給水が正常に行われなかったため自動的にストップしたようだと言ってました。
暫くしてそのアラームは自動的に解除され、その後は何事もなかったかのように洗濯機は動いていたようでした。

そのような洗濯機の不具合のことが私の頭の中に残っていたので、"ケンタッキー" と言われたときに "洗濯機" と聞き間違えたものと思われます。
洗濯機が動かなくなってしまったものと早合点したのです。


今日の夕食はケンタッキーフライドチキンになりました。

◇ 筍ごはん

2017年03月26日 23時55分52秒 | 日常・その他
今年度最後の日勤勤務だったので、寮生居室のホコリ・ゴミを掃除機で吸ったり、窓ガラスを拭いたりしました。

昼に食べた弁当です。
「今が旬です」、「筍ごはん」という文字に魅かれて買いました。
(ついでに4切れ入りの海鮮巻も)


"筍" という餌に釣られたわけですが、その餌は申し訳程度しか入っていませんでした。


ごはんの中から見つけ出した姫皮の切片2枚はヒラヒラしており、舞い散る花びらのように儚くみえました。
それでも、春の訪れを微かにですが感じることができました。

「たけのこ」は「筍」と書きますが、竹の子が顔を出す旬(シュン)に食べるからそう書くのでしょうか?
それとも、旬(10日間を意味するジュン)の間に一気に成長してしまうから、そう書くのでしょうか?


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農林水産省のWebサイトに「たけのこ」の生産量統計が載っていました。


※グラフデータ元は農林水産省

北海道、青森、岩手などは "0" となっています。
バラツキはありますが、一体に南の方が多いようです。
竹はイネ科なので、やはり温帯・熱帯の植物なのでしょうか?



※グラフデータ元は農林水産省

たけのこの生産量は年によって大きな変動があるようです。
全国1位を続けている福岡県の4年間は、増減が激し過ぎます。
何が原因なのでしょうか?
気象によって左右されるのでしょうか?

地表に頭を出したくない年もあるのかもしれません。