湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 小雨の中を県立美術館(崇城大学芸術学部卒業展)へ

2015年12月24日 21時58分48秒 | 日常・その他
地元紙に「崇城大学芸術学部卒業展」開催の記事が載っていたので、
昨日、小雨の中を歩いて熊本県立美術館(本館)へ行きました。

入口に掲示してあったポスター

   ※大学院の修了展と併せて開催のようです。


          ※作品の写真撮影とブログ掲載については許可を得ています。

■脇田直大さん(洋画コース)の「芸術家達の宴」

    1620mm×4873mm 大作です。 
                     クリックすると拡大→

  バロックの薫り(?)がしたので、
  近くにいたコンパニオン(女子学生)へ知ったかぶりしてたずねました。
  『テーブルから落っこちそうになっているパンが中央に描かれていますが、
       このパンはカラヴァッジョの「果物籠」や「エマオの晩餐」のパロディですか?』

  『制作者が今日はここに来ていないのでお答えできません』と返ってきました。
       「作業ズボンにズックのオッサンが何言ってるの」とでもいうような顔(?)で ・・・


■鈴木沙彩さん(視覚芸術コース)の「オニキス。」

    1800mm×6440mm これも大作です。
                     クリックすると拡大→


■富永健斗さん(修士課程 美術専攻)の
   «彩ずる間» 具象彫刻制作における「量のコントラストの追及」

    1500mm×2500mm×1500mm


  【崇城大学芸術学部卒業展・大学院芸術研究科修了展】

    ・会期:2015年12月22日(火)~2015年12月27日(日)
    ・会場:熊本県立美術館本館 一階展示室
    ・観覧料:無料


 外に出ると小雨が降り続いていました。
 傘を差すまでもないと小脇に挟み
 「歳末絵画オークション」が開催されている鶴屋デパートへ向かいました。
     買えるはずもなく、ヒヤカシ(観るだけ)です。


美術館を出たところにある二の丸公園から撮った熊本城です。


どこか心寂しい、しかし絵になりそうな風景です。

   ちなみに新緑の頃(4月)の二の丸公園は
    こんな感じです。→「印象派のふるさと」を見てきました_2015.4.23