湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ よく働いてくれた「スリッパ」と「タオル」

2015年12月02日 21時16分47秒 | 日常・その他
           【お見苦しい物も写っています】

大量消費時代が始まろうかとする幼かった頃(昭和30年代)は
未だ今ほど物資が豊富でなかったので、
年が変わる正月が身の回りの品などを新しい物と替える契機にもなっていました。

  日用品の歯ブラシやタオル、
  年末に買ってもらった洋服やクツなどを、
  三箇日(サンガニチ)に新しく降ろしたりしていたものです。

今日では物は巷にあふれています。
正月まで未だひと月ありますが、
昨日の宿直勤務のときに「スリッパ」と「タオル」を新しい物に替えました。


新旧のスリッパです。

   ※左が履き古したスリッパ。
   ※右と比べると小さく見えますが、
     家族の誰かからのお下がり品で、私には少し窮屈でした。


  
        ※右の方が暖かくて履き心地良さそうに見えませんか?


こちらは新旧のタオルです。


タオルは、風呂掃除の後でシャワーを浴びるときに使用します。
古いタオルのほうは擦り切れたようになっていますが、
私がゴシゴシ使ったからではありません。
生地が粗悪であったためと思われます。

   ※小さい頃から現在に至るまで、
     私の入浴は「カラスの行水」とよく言われます。
     大げさに表現すれば、
     石鹸をつけたタオルで身体の表面を一回撫でるだけです。
     ですから、チャンとしたタオルであれば
     摩耗するとは考えにくいのです。
      (強い握力で絞るのがいけないのかもしれません)


私としては "コキ使った" という意識はありませんが、
こんなになるまでよく働いでくれました。

 
  お暇を出した二人の気分を害するかもしれませんが、
  こんどの新しいスリッパとタオルは気立てが良さそう(?)なので、
  一冬は持ってくれそうな気がします。