狭い家庭果樹園に昨年春に苗木を植えた桃が2本あります。
「花嫁」と「千代姫」が1本ずつです。
まだ3年生?になったばかりですが、「花嫁」のほうに10個ばかり実がなっていたので摘果しました。
摘花してきた桃です。
画像ですが、桃の産毛の手触りが感じられませんか?
※後ろに小さく鎮座している置き物は、子どもが小さい頃に揃えた親子6人の干支です。
(左から若い順で、酉、辰、丑、子、申、巳)
まだ成熟していない桃の実を手に取ったのは初めてです。
平べったいのが気になりましたが、この時期の桃は未だ丸くないのが普通だそうです。
数が少ないので、手作りのもので袋掛けをしてみるつもりです。
桃の実が大きくなるまでには相当手が掛かるようですが、私の場合は放っておくことになりそうです。
味見できるようなものを期待してはいけないのでしょう。
桃の品種にはウチで植えた「花嫁」と「千代姫」のほか、「幸茜(さちあかね)」や「黄美娘(きみこ)」など女性をイメージした名前がよくつけられています。
ジューシーで華やかな色をした他の果物の多くもそうです。
一方で、柿には華がない男の名前のものもあります。
「輝太郎」、「太郎丸」、「次郎柿」
なんとなく、美味しそうな感じがしません。
昨年の春に箱庭のようにこじんまりとした家庭果樹園を作りました。
植木市で買ってきた苗を単に植えただけというものですが。
家庭果樹園を作りました<2019.4.15>
その中の柘榴の木に初めての花が一輪咲きました。
新緑の葉に濃いオレンジ色が映えています。
1輪だけの花で結実してくれるのでしょうか。
秋には果皮の裂け目からルビー色の果肉を見ることができるのでしょうか。
直ぐ近くのキウイにも花が咲いていました。
野イチゴに似た清楚な白い花が咲いていました。
蕾のものを入れると20輪以上ありました。
これだったら今年は収穫できるのではと期待が膨らみました。
ふと気になって、花が付いている蔓を辿ってみました。
昨年までは混在していなかった雌木と雄木の蔓が、今は絡み合ったりしています。
何度も確認しましたが、残念なことに全ての花・蕾が雄木から延びていった蔓にありました。
期待がすっかり萎んでしまいました。
昨年購入して植えた雄木は成長著しいのですが、以前からあった雌木のほうは心なしが元気がないように見えます。新芽の出方にも勢いがないようです。
雌木のほうは人生(キウイ生)の黄昏を迎えているのかもしれません。
来年の植木市で雌木を1本買おうかと思っています。
今年実が生ることを期待したい柘榴と、今年は実が生ることが期待できないキウイ。
無理して果実を作らなくてもよいので、どちらも健やかでありますように。
4月10日に「大根(商品名:花しらず 時なし大根)」を播種しました。
大根は大きな失敗をすることがないので、秋蒔きのものを毎年50本ほど作っています。
春に育てるのは初めの試みです。
ためしに一ヵ所に2~3粒ずつを20ヵ所ほど蒔きました。
間引きするのが遅くなったので、大根らしい太い根が伸びていました。
味噌汁の具に使ってみます。
この「青梗菜」も、春に育てるのは初めてです。
大根と同じ日に播種しましたが、ひと月で収穫できるまでに育っています。
冬にかけて育てるときは、もっと期間を要していたはずです。
薬などを使わないので虫害を心配しましたが、ほとんど虫食いはないようです。
これは初めて挑戦した「ビタミン菜」です。
青梗菜などと同じ日に播種しました。
何もしないままに大きく育ってくれました。
"挑戦" という表現が大げさなものになりました。
先日、「ナス(商品名:庄屋大長)」と「アシタバ」の苗を2本ずつ買ってきて植えました。
アシタバを育てるのは初めてと思います。
ナスは毎年植えていますが、欲張りな性格?なので、いつも品名に "大" とか "太" とか "長" とかいう字がついた品種を選んでいます。
種を買ったままの野菜がありますが、時期を見て蒔くつもりです。
ヤブコウジ(藪柑子)の子供たち
※右上の薄紫の花は「都忘れ」
多年草なので毎年花が咲きますが、少しずつ丈も大きさも小さくなってきるようです。
ヤブコウジは地下茎が横に延びていき子供が頭を出します。
次々と増えていき、数粒の赤い実を付けます。
ヤブコウジにはベンゾキノン誘導体・ラパノン(黄色結晶性物質)、ベルゲニンなど薬効成分があり、解毒薬、のどの腫瘍、咳、慢性気管支炎、腫れ物、湿疹、膀胱炎、はては肺癌にいたるまで、色んな使い方があるそうです。
新型コロナウイルスには効かないものでしょうか。
モミジの子供
この画像の中だけでも5本(矢印)あります。
直ぐ近くにある親木から落ちた種が芽を出すようです。
このような子たちが大きくなるまで育つことは極めて稀です。
注意して観察していたわけではありませんが、夏場に土が乾いた日が続いたりすると枯れてしまうのではないかと思われます。
家庭菜園の玉葱が収穫間近になっています。
昨年秋に早生100本と晩生100本の苗を植えました。
これは早生のほうです。
昨春はピンポン玉くらいの大きさまでしか育ちませんでしたが、今年のはご覧のとおり、大きいものはテニスボールに近い大きさになっています。
100本植えたうちの3割ほどは、早い時期に枯れるかして満足に育ちませんでした。
隣の畝に植えた晩生のほうは地表に玉の姿が見えていませんので、期待してはいけないようです。