湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 校舎の裏でひっそりと咲いていた菊

2015年12月10日 23時08分50秒 | 日常・その他
宿明け勤務の今朝、
寮で出たゴミ(燃えるゴミ1袋、ペットボトル1袋)を
ゴミ集積場へ捨てに行きました。

寮の建物から集積場へは訓練校敷地の端のほう、
校舎の裏を通って行きますが、
そこは普段は誰も通ったりしないところです。

行く途中に、プランターで使用した廃土が捨てられている場所があります。
春の植替え時に捨てられたものですが、
夏草が茂った名残りや欅の落ち葉などで盛土が隠れています。

今まで気づきませんでしたが、
そこに、黄色い菊が2株咲いていました。


近くで見ると
鮮やかな緑の葉と黄色い花でした。

少し時期遅れのようですが、
まだ蕾もあります。

Aの菊


Bの菊


捨てられた土の中に切株があったのでしょうか。

猛暑の夏の間、誰からも水をかけてもらえなかったはずですが、
欅並木が強い陽射しから守ってくれたのだと思います。

そぼ降る冷たい雨の中で健気に咲いていました。


私はこの菊の存在に気づきましたが、
花が枯れるまでの間に、あと何人の目にとまるのでしょうか。

  さいわいにも仲間が近くにいるので励まし合うことができます。
  寂しさも少しは和らぐことでしょう。