湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ミミズ(蚯蚓)のテレポーテーション(?)

2015年01月30日 23時04分27秒 | ちょっとした出来事?
玄関の前に
煙草の灰皿を入れておくための陶製の器を置いています。

昨夜からの雨で、その器の中に水が数㎝の深さで溜まっていました。

水の中で動いているものがありました。

よく見ると2匹のミミズ(蚯蚓)でした。

太さがスパゲティ(茹でる前の)ぐらいで長さが5cm程度のものでした。

・ミミズが入っていた器

    ※既に救出した後なので中にはいません。


その中にどうやって入ったのか不思議です。

器が置いてある場所は画像のとおり石臼の上です。

 地面から這い出たミミズが器の外側をよじ登って侵入したのか、

 器の真上にある木の枝にとまった鳥が餌のミミズを嘴からこぼしたのか、

 はたまた、蘭の葉を伝ってきて落ち込んだのか。


このままでは窒息死する(*)と思ったので、
枝切れを使って水の中から救いだし近くの土の上に逃がしました。

    * : 大雨の後などにミミズが地表に出てきているのを見かけることがありますが、
       あれは、水分で満たされた地中で窒息するのを回避するためということのようです。


2時間ほどたったあと、煙草を吸いに出て何気に覗いてみると、
驚いたことに、また同じような大きさのミミズが1匹水の中で動いていました。

2匹を救助したときは間違いなく他にはいませんでしたから、
2時間の間にまた何処からか侵入したことになります。

益々不思議に思いながら、同じように救い出しました。


そして、また2時間ほどたったあと、
まさかと思いながらも今度は恐る恐る覗いて見ました。

なんと、また1匹いたのです。

さすがに、真剣に考え込みました。

 器の真上の枝にたまたま4回以上鳥がとまり、たまたまドジな鳥が4回餌を落した。
 そんな偶然は考えられません。

 また、蠕動運動で蘭の鉢をよじ登り細い欄の葉の上を伝うことはできないと思われます。


これが超常現象でもなければ考えられる侵入経路は

「地面→石臼の側面→器の側面→そして落っこちた」となります。

しかし、4匹とも同じ行動をとったとはとても思えないのです。

周りの地面などにはミミズ1匹見当たらないのですから、
土の中から出てきたミミズのほぼ全員が器の中に飛び込んだということになります。

器の中を目指す必然性も無いはずです。

不思議です・・・


昔、テレビか本かで「テレポーテーション」という超常現象についての話を
見た(/読んだ)ことがあります。

馬鹿なことをと思われるかも知れませんが、
ひょっとしたらコレではないかとも思ったりしました。

ネットで調べると
過去に世界各地で発生したテレポーテーションの事例が載っていました。



私がその超常現象を信じるか否か・・・


『答えません』ということをもって私の答えとします。 ※お釈迦さんの真似です。

♡ 本田美奈子さんが歌う「アヴェ・マリア」

2015年01月28日 23時57分08秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
拙ブログの自己紹介欄に書いていますが
私の好きな曲の一つにカッチーニ(*)さんの「アヴェ・マリア」(**)があります。

    * : ジュリオ・カッチーニさんはイタリア生まれの近世の音楽家ですが、
       実際にこの曲を作ったのは現代ソ連のウラディーミル・ヴァヴィロフさんで、
       カッチーニさんの名前を勝手に使用したものと言われています。
    ** : 自己紹介欄では字数制限のため”アベマリア”と書いています。

「アヴェ・マリア」という曲は多くあり、
シューベルトさん、(バッハ)グノーさん、カッチーニさんのものなどがよく知られており
どれも好きですが、一番好きなのはカッチーニさん(ヴァヴィロフさん)のものです。


この曲を最初に聴いたのは外国のソプラノ歌手が歌うものでしたが、
誰であったか、何時何処であったのか覚えていません。

YouTubeにアップされている本田美奈子さんの「アヴェ・マリア」を知った経緯も覚えていません。
既に亡くなられた後だったと思います。

YouTubeのプロモーションビデオ(?)の中で本田さんは
短い一生を予感していたかのように、天にいる聖母のような表情を見せています。

本場オペラ歌手の”歌唱力”には遠く及ばないのかもしれませんが、
私は本田さんの優しい”歌唱心”のこの声が好きです。

   無機物の大地をバックに流れる
    ヴィオロンチェロ(?)とコントラバス(?)の間奏も心に響いてきます。


音楽を聴くのは好きなほうですが
レコードやCDを買うことはめったにありませんでした。

最近ではYouTubeかウォークマンで聴くだけです。

そんな私が先ほど
amazonへCDを1枚注文したところです。

  本田美奈子さんのアルバム「AVE MARIA」を

   ※カッチーニさんの「アヴェ・マリア」がタイトルトラックです。

10年以上前にリリースされたアルバムを
相当遅ればせながら手に入れることになったのです。


注文するあたり判ったのですが、
このアルバムには私の好きな曲が多く収録されていました。

  ◇私のお父さん~オペラ「ジャンニ・スキッキ」より

  ◇タイム・トゥ・セイ・グッバイ
     ※顔を見ないで聴くサラ・ブライトマンさんのものが好きです。

  ◇ヴォカリーズ
     ※ラフマニノフさん(大男で怖い顔の)のものには、他にも好きな曲が沢山あります。

  ◇グリーンスリーブス
     ※昔何回か観た映画「西部開拓史」の中で流れていて好きになった曲です。

  ◇私を泣かせてください~オペラ「リナルド」より

  ◇ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ
     ※私の好きな映画ベスト3に入ります。
  
  ◇タイスの瞑想曲

  ◇アメイジング・グレイス
     ※白血病治療でお世話になっている看護師さんたちへ生涯最後の歌声を届けられています。

早く買っておけばよかったと思っています。
ご活躍されているときに聴いていれば
顔を隠してコンサートに出かけていたかもしれません。




[本田美奈子 アヴェ・マリア]で検索されると
YouTubeにアップされている聖母の本田さんに会えると思います。

♥ 002 見せられている事実で語られる真実は「真実の一つ?」

2015年01月27日 15時01分46秒 | 紫苑色の重い思い[慷慨憂愁]

真実は一つしかないと思う人は、その真実を「絶対的真実」とみなし、
テレビ、新聞等で報道される内容は、認知された全ての事実に基づいたものと考えることになる。

テレビ、新聞等で報道されることは「真実(修辞された)の一つ」に過ぎないと考える人は
都合の悪い事実が隠されているのではないかと疑うこともある。


予定どおり?汚染水海洋投棄することになるであろう福島原発の現状についての報道の少なさ、
新型インフル、尖閣、PM2.5などに関する一過性の大騒ぎ報道、
小沢さん疑惑のときの異常な人格否定バッシング報道と、無罪判決後のケロッとした対応、
海外報道(日本に関する)の共有の少なさ、等々をみていると、
テレビ、新聞等は報道内容を恣意的に選別していると考えるのが自然な気がします。
都合の良い事実だけをとり上げて作った「真実の一つ」だけを示して教導しているのではないかと思えてきます。

『判断能力のない愚民の皆様に良かれと考えてのことです』と正当化するのかもしれませんが、
真実は一つしかないと信じている多くの人に
「真実の一つ」をあたかも「絶対的真実」のように見せかけて世論を誘導していくのは、
許されないことでしょう。



羊が狼に襲われず今を安穏に過ごすためには、
テレビや新聞の報道に疑念を差し挟まず
報道される「真実の一つ」を「絶対的真実」と思った振りをして生きていくほうが
要領いいのでしょうか。

先の大戦は
そのようなラジオや新聞があり、そして国民がいることで演じられた悲劇(誰かにとっては喜劇?)
であったはずですが。


♡ 62歳の誕生日

2015年01月26日 23時21分42秒 | 瓶覗色の思い[歓喜悦慶]
昨日(1/25)は私の62歳の誕生日でした。


カヅちゃんが作ってくれたケーキです。


    ※愛情がこもって大変美味しかった。

ロウソクは同じ長さで色違いの3本が使われました。

黄と青を1、赤を60とみなして62歳分です。

だんだん簡略化されるようになりました。



同居している子供からはワインを3本もらいました。

私は酒が嫌いではありません。
ビール(第3のビール等を含む)、日本酒、焼酎(芋・米)、ワイン(赤)、ウィスキー、ブランデー. etc
何でもありです。

宿直勤務の日は飲みませんので4日に1回の休肝日となります。
そういう意味でも今の仕事は私の健康に寄与しています。



   今飲んでいるウィスキーを一緒に並べています。
   このウィスキーは近くのドラッグストアで買ったものです。
   新規開店して間もない店を偵察にいったとき酒コーナーにアイリッシュウィスキーがあるのを見つけました。
   それをジッと見ていると近くに立っていたカッコイイ黒人の青年が
   『コレ ヤスイデスネ』と話しかけてきたので、つい相槌をうって買ってしまったものです。

   今話題のマッサンの竹鶴も置いてありましたが高いので買えませんでした。


ワインに関して詳しくなく、味や香りで良し悪しが判るわけでもありません。

好きかどうかだけです。

もらったのは赤2本と白1本です。

私がいつも赤を飲んでいるのを知っていながら、あえて白も加えたとのことでした(辛口なので)。

   3本は向かって左から「オーストリア」、「南アフリカ」、「チリ」産です。

フランスやイタリアを選んでいないので、判官びいきの私の少しヒネタ性格を解かっているようです。

オーストリアのワインはあまり見かけません。
早速飲んでみました。

舌にピリッときて、確かに辛口のようです。
私には飲みやすい美味しいワインでした。


   ちなみに3本のブドウ品種は次のとおりです。

   ・オーストリア産:グリューナー・ヴェルトリーナー ※オーストリア固有の白ワイン用品種
   ・南アフリカ産:ピノタージュ ※南アフリカ固有の赤ワイン用品種
   ・チリ産:カベルネ・ソーヴィニヨン ※代表的な赤ワイン用品種


60歳を過ぎてからも、酒を飲むばかりでなく身体も少しは鍛えています。
舎監室で休憩時間に器具がいらないクランチ、プッシュアップ、スクワットなどをしたりします。
フウフウ息が上がりますが、身体を鍛えておくことも必要と思っています。
寮生の喧嘩があったときに躰を張って仲裁できなければなりませんので(半分以上冗談です)。



62歳になりましたが
まだまだ『これもやりたい、あれもやりたい』という思いです。

◇春を呼ぶ植木市に行ってきました

2015年01月25日 22時24分15秒 | ちょっとした出来事?
今日は穏やかな天気だったので
昨日(1/24)から始まった「JA植木まつり」へ行ってきました。

始まって最初の日曜日ということもあり多くの人出でした。


熊本では毎年二つの大きな植木市が開催されます。

JA植木まつり」と「くまもと春の植木市」です。

次の違いがあります。

  ■JA植木まつり

   ・開催時期:2015年1月24日~2月23日
   ・主催:JA熊本経済連
   ・歴史:40年

  ■くまもと春の植木市

   ・開催時期:2015年2月1日~3月10日
   ・主催:熊本市、くまもと植木市振興会
   ・後援:熊本県、地元テレビ局各社、地元新聞社. etc
   ・歴史:440年 ←間違いではありません(四百四十年です)。


どちらも全国最大規模といわれています。
植木・園芸植物以外にも刃物類、農産物、飲食店(露天を含む)の店が多いところも
似ていますが、後援企業等がある「くまもと春の植木市」のほうが賑やかなイベントが
多いようです。

主催者や後援者の顔ぶれ、その長い歴史などから「くまもと春の植木市」が格上で、
人出も圧倒しているのではと思われるかもしれませんが、
入場者数はドッコイドッコイです。

昔(30年以上前)は主に「くまもと春の植木市」へ行っていましたが、
最近は「JA植木まつり」を贔屓にするようになりました。

  ここでその理由を述べるのは差し控えさせていただきます。


・「JA植木まつり」の会場案内図

    ※ブースの数をみても規模が大きいのが想像できるかと思います。
    ※熊本県内の多くのJAが出店しています。

・黒松の盆栽を売っていた店


・造園業者が出品されていた庭一式(一例)

    ※この庭は施工費込みで200万円余りです。
    ※自然石で組まれた枯池を前景にして黒松と槇などが配置されています。
    ※私の感性では庭が左右二分されているように思えます。
      大きな石の右側のものは少し小さ目に、槇のところに黒松を、
      黒松のところには花水木やモミジなどの紅葉落葉樹を植えてみたい。


庭木・盆栽・果樹苗・鉢花などを売っている店が沢山ありましたが、
以下には、寄席演芸であれば”色物”(メインでないもの)と呼ばれる、植木と関係ない店をいくつかご紹介します。

・灯篭を売っている店


・墓石や如来石仏?を売っている店

    ※如来石仏(螺髪があるようなので地蔵様ではないと思います)が整列しています。
      売れるのか? これを買っていかれるのはどんな方か?
      一体が売れるとき、他の石仏と涙の別れになるのではないでしょうか。

・ヤマメ(山女魚)の炭火焼

    ※養殖物のようで、肥満児のように太っていました。

・ウズラ(鶉)の炭火焼

    ※1羽300円でした。
    ※ウズラの開きを見たのは初めてです。買おうかと迷いました。

・トウモロコシの種、トウガラシ、まな板、洗濯板、マタタビ(木天蓼)などを売っていた店
  
    ※店の中に制作道具も持ち込んであり、オヤジさんがまな板を削っていました。
    ※洗濯板の需要はまだあるのか?
    ※マタタビを食べている猫を見かけたことはありません。
    ※このような店を出しておられる中年ご夫婦の生活環境や日常生活を覗いてみたいという好奇心に駆られました。
    ※この店でトウモロコシの種(1本そのまま)を買いました。
      ここには写っていない紫色の小ぶりのものです。昔食べてモチモチ美味しかった記憶があります。

以上の画像でおわかりのように、会場には植木類以外にも種々雑多な物を売る店が沢山並んでいます。
入場無料なので、暇な方はブラブラしてみるのもよろしいかと思います。


今日は下見がてらのようなもので、会場には1時間も留まりませんでしたので
全部を見きれていません。

次はゆっくり見て回るつもりです。