Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

とろりん茶

2019-06-01 | 日記


喉を常時潤しておく事はばい菌を寄せ付けない事
になり、大事な事であるという。

ある夜、目が覚めて「水分補給!」とばかり
一口水を飲んだ。夜中でも水分をとるのは良い
だろうと、眼が覚めると枕元に置いてある水を
飲むことにしている。
何でもないその行為だったが、すぐ横になったら
何か「胃」がおかしい。
水がしっかり胃に入っていないような、、、
水が逆流してくるような変な感じだった。
慌てて起き上がり、身体を「縦」にした。
一人だと心細い。

何が起こるかわからない!!
しばらく不安になり、そんなに慌てて乱暴に水を
飲んだわけではないが、これからは注意して
ゆっくり水を飲もうと思った。

五分くらいで、収まってほっとした。

そして眠れないのでラジオをつけた。
ラジオ深夜便である。

すると
「さらりとしたお茶は喉をさっと通るので
お年寄りは「誤嚥」しやすいのですよ」と言う
話が聞こえてきた。

一人で恐怖を味わっていたところに、第三者が
応答してくれたようだった。

そして「とろりん茶」について説明があった。

とろみをつけてゼリーでもない、水でもない
お茶を「食べる」感じで飲むとよいそうだ。

作り方は5グラムのゼラチンに大さじ二杯の水を
いれ、レンジで20秒「チン」して500ミリリット
ルのお茶か、水にいれ、冷蔵庫に保存するのだ
そうだ。

冷たくしてもあたたかくしても飲むのに優しい
飲み物だそうだ。

最後にそのお話をしていた方は
ホンダキョウコ氏と言うことがわかった。

調べてみると本多京子氏は「食は命なり。運命な
り」とうたっておられる医学博士、栄養管理士
であった。
NHKの「みんなの今日の料理」などでも
有名な方で沢山のレシピを発表されている方だと
言うことがわかった。

正に
「深夜の遭遇」であった。

早速ゼラチンを買って来て作ってみた。「とろり
ん茶」美味しくできた。
あー、父母に作ってあげたかった!