Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

引っ越しの夢

2019-06-09 | 日記


沢山の荷物をダンボールに詰めて私は必死になっ
ている。母も一緒だ。

一人になり小さい部屋へ引っ越しをしたいとずっ
と考えていた。五つも六つも部屋は必要ないから
だ。

だがこの大荷物をどのように処理すれば良いのだ
ろうか?それを思うと気が遠くなりあきらめる、
、、、。

しかし時折入ってくるマンションのチラシを見る
と、どうしても気になる。
やはり駅から近い所が良い。

ある時あまり私が騒ぐので、息子が
「マンションのモデルルーム、見に行こうか?」
と言って車を出してくれた。

だが、駅の近くにそびえ立っている細くて高い
ビルを見た途端、
「いいわ、見に行かなくても」と私は言ってしま
った。
あんな何十階も高い所は怖くて住めない。
エレベーターが止まったらどうしよう!

おとなしくなった私を息子は黙って見ている。
「年をとったら慣れない土地に住むより、今まで
のお隣さんとのんびり住んだらいいんだよ」
と言った。

我が息子ながら、説教をせず、やんわりと諭して
くれて、、、と感謝する。

数日前、又マンションのチラシをみた。
「通勤するわけでもないのに、なぜ駅近を望むの
か?」と息子が言っていたけれど、やはり
駅からの近さをみて、リビングと寝室ともう一部
屋くらいあったら、、、と思いを巡らしてしまっ
た。

やはり引っ越したい根底の希望はあるらしい。

そんな夜大引っ越しの夢を、みたのだった。
夢を見ている最中もクタクタだったから
やっぱり引っ越しは無理かなあ?と思う。