Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

歌舞伎座へ

2013-04-25 | 日記
二年ぶりに生まれ変わった歌舞伎座に杮落としの最初の月に行く機会を
与えられた。とても楽しみにその日を待った。

全体として中はあまり変わっていない。
 

第一部から三部まで一日三部あるのだがそのうち一番最初の一部、
寿祝歌舞伎華彩 鶴寿千歳、お祭り、熊谷陣屋を鑑賞した。

一番初めの鶴寿千歳は藤十郎、染五郎、魁春のおめでたい踊り。

二番目のお祭りは18世中村勘三郎に捧ぐと言う題がついているが
華やかなお祭りの踊りに勘九郎の長男七緒八君(2歳)が堂々と出演。
すべてをさらった感じであった。
おじいちゃまの勘三郎さんが存命ならどんなに喜ばれたかと改めて
亡き勘三郎が偲ばれ、とても悲しい残念な気持ちになった。
七緒八君は、大人の踊りに退屈せず大人しくしているが
音楽すべてが体に染みついているのか一緒に踊っている感じで所々同じ
”ふり”をして可愛い。足をふみならすところは同じリズムを踏む、
最後はお辞儀だけでもかわいいのに、”みえ”を切って見せてくれたのには
驚いた。

二代めの若手がたくさん出てきてこれからの歌舞伎を支える力を見せられたが
まだまだ無名の人ばかり。三津五郎さんの長男、橋之助さんの三人の息子さんなど
だが、一番目立ったのは七緒八君だった。
本当に可愛くて感動の涙が出た。

新しい歌舞伎座を期待して行ったがお土産やの位置が変わっていたが、
一番ありがたいのはエスカレーターとエレベーターがついたこと。
トイレが多くできて一方通行になっていること。


以前は毎月見ていた歌舞伎だったがその会が解散してしまい
今のところ個人では切符がなかなか手に入らない。

正面玄関のじゅうたんの模様は今までと同じ。じゅうたんが新しいのでふかふかしていた。