神話の時代に生息していた怪獣のモスラ、ラドン、キングギドラが復活する。彼らとゴジラとの戦いを食い止め
世界の破滅を防ごうと、生物学者の芹沢(渡辺謙)やヴィヴィアン(サリー・ホーキンス)、考古人類学者のアイリーン
(チャン・ツィイー)らが所属する、未確認生物特務機関モナークが動き出す。
以前テレビで番宣?の記者会見を見ていた最、とある記者の質問への返答で 記者『結局、ゴジラは善いヤツ?悪いヤツ?』
監督『君は人間の道義を神に求めるのかい?』 正にゴジラを神として認識しているからこその姿勢にゴジラファンとして
感謝しかありません!! 思い返してみればゴジラに怪獣王の称号を与え、 英語名にGODを刻んだのもアメリカ人だった。
実は日本人よりも彼等の方がゴジラを崇拝していたのではないかと思いました。
以前の作品で悪者にしていた作品がありましたが・・・どうして?!!と、言う気持ちが抑えられませんでした・・
さて本題の話ですが・・・本当に良かった! 一点を除いては・・・
前作のゴジラの襲来で子供を無くした今作の主人公(博士)。その博士が怪獣を研究する組織を去ったあとも、残って研究を
続けた妻(女博士)。しかし、女博士は突如、人間が増えすぎて地球を壊しているといいはじめ、組織を裏切りテロリストの
手を借りて世界中の怪獣たちを復活させてしまう・・・世界各地に最新の巨大な基地を持つ組織「モナーク」一体とこが資金源
となっているかわからないレベルの組織です。その組織が、たかが数人のテロリストに全滅させられるという脆弱さ?
人類が駆逐されそうになり、再び協力し始める女博士、数億以上の人間が死んでいるであろうにも関わらず、組織の軍を使って
たった一人の娘を探しに行く博士・・・・、と、ストーリーが正直、この作品の一番の難点か?
怪獣のシーンは迫力が美しいシーンあってよかったけど、このファミリーの要素が邪魔をして入り込めないのが少し残念です
しかし!!ゴジラを単なるモンスターとしてではなく、人間への愛がある存在として描こうという意思がはっきり感じられ
キングギドラやモスラにもゴジラとはまた違う個性や意思が感じられるように描かれています。
ゴジラは加害者でありながら、人間が作り出した核兵器の被害者でもある・・・これがゴジラ映画の根本にあるので
それゆえにゴジラは名作とされているんだと思います(これを解釈して居ないとゴジラ映画は納得できません)
作品の中でもチョコチョコと出て来た「髑髏島」
次回作への期待が膨らみます・・・が、次回作ではもう少し「モスラ」をリスペクとして欲しいなと・・・なので ☆☆☆☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます