五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

諏訪研修旅行

2006年12月06日 | 日々のつれづれに
会社ではなく、実家でやっているタバコ小売業者の組合研修旅行(諏訪一泊)に参加してきました。長野の南部は日・月曜日とも絶好の観光日和で、十分に諏訪の秋を満喫してきました。
宿泊したのは諏訪湖畔にある「RAKO華の井ホテル」。大きなホテルでサービスもよく、ここの「地酒風呂」はほんのりとお酒の香りがする露天風の風呂で、なかなか良いものでありました。

今回の旅行は、2008年から始まるタバコの成人識別機能付き自販機に関するもので、すべてのタバコ自販機で、TASPO(タスポ)カードというICカードを使って購入することになることの業者に対する研修をかねたものでした。

正直言って、このカード導入がタバコ業者にとって、また愛煙家にとって便利なものであるとはとても言いがたいものがあります。
カード取得のために手続きが必要なこと(小売業者が代行することにより、店とお客とのつながりが深くなると説明されていますが、けっこう手間だし)、このカード導入によっても悪評高い深夜販売がすぐになくなるわけではない、何よりも再来年に迫った導入にもかかわらず、一般の方への周知が遅れていて(TVのアナログ放送打ち切りより早いのに!)、土壇場でバタバタして、結局タバコを変えない人が続出する恐れがあることなど、心配な点を数え上げるときりがありません。

それでも未成年者の喫煙を食い止めるという目的のために2001年から行われてきたこの取り組みは粛々と実行されようとしています。
私には「もうかるのは自販機業者とカード業者だけ」という感覚がどうしても抜け切れません。一緒に研修に来た組合の人たちはどう思っているのでしょうか?
 → TASPO(タスポ)について
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