障害年金社労士 吉野千賀 ブログ

障害年金など社労士の仕事を通して感じたこと、知って為になること、面白いことをよしの社労士事務所の代表吉野千賀が綴ります!

障害年金~社労士への報酬

2013-03-21 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

私は、月に一回程度、NPO法人障害年金支援ネットワークで無料電話相談の当番を10時~16時まで行っています。

1日に5~10件くらいの電話相談を受け1件あたりの所用時間は30分~1時間です。
(その間にも自分の事務所へ病院からの連絡や依頼者からのご相談もあるので非常に忙しい1日です)。

NPOの無料電話相談でお話を伺い、障害年金の知識が少ないままで進めると受給できない可能性があると判断した場合、

「お近くの障害年金専門の社労士が「有料」でご支援しますがご希望されますか?」と紹介希望のご意向を伺います。

すると、10人のうち8~9人は「有料なら、自分でやってみます」とお答えになります。

支援ネットワークに無料電話相談される方は、着手金(2万円程度)と報酬(年金の月額2カ月程度)をご説明すると「高い」と言われる方も多いです。

そういう方が3~4名続くと、正直へこんでしまいます。

私のホームページを見て直接ご連絡いただける方は、ほぼ全員が「依頼したい」意向の方で、料金についても確認済みですので、ここのあたりが大きく違うのだなぁと思います。

<社労士への報酬は本当に高いのでしょうか?>

障害年金のご依頼を受けて、準備を進めていくと「簡単に済んだ!」ケースは一件もなくて

初診日のカルテがなかったり、

本人の言う初診日が間違いだったり、

医師の言う初診日が間違いだったり、

診断書の内容と本人の症状が大きく違っていたり、

初診日証明(受診状況等証明書)の書き方を病院が間違えていたり、

初診日証明は口頭でいいんだ(書類でなくても)、と意味不明のことを大病院の事務局長が言ったり、

医師が診断書を書いたことがなく、手取り足取り伝えなくてはならなかったり・・・etc.

障害年金専門の社労士が病院と交渉しないと、とても受給に結びつかないケースばかりです。


ご家族の方は働いていて平日に時間がとれず、ご本人が行うには体力的に無理がある場合も多いです。

病院と交渉できないと、病院から渡された書類をそのまま提出するしかありません。

一度提出した書類は、年金機構にしっかり保存されて、数年後に出し直しても前に提出したものを持ち出されて上手くいかないこともあります。

途中で挫折して数カ月放置して相談に来られる方もいらっしゃいます。

社労士の報酬は年金額の2カ月分としていることが多く、自分でやって準備期間に余計に費やす2カ月分と考えると社労士の報酬はむしろ安いと思います。

また、ご自分で請求すると事後重症3級に決定されたものが、

当初より社労士がヒアリングして書類を整えると、認定日3級、請求日2級と決定されることもあります。

社労士への報酬は高いのか?安いのか?の判断はおまかせしますが、

ご相談やご依頼されるのなら、せめて書類提出前にしていただけることを切に願っています。

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【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
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【お知らせ】

よしの社労士事務所は、全国規模のNPO法人「障害年金支援ネットワーク」の会員です。NPO法人「障害年金支援ネットワーク」では無料電話相談を月曜日~金曜日の午前10時~午後4時まで行っています。吉野は会員として月に1回程度、無料電話相談の当番をしています。

よしの社労士事務所では、障害年金に関する初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

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See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント (1)

障害年金とリスク管理 2

2013-03-08 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金は、生活費や雇用先の確保といった備えが一般化されている老齢年金に比べて、

リスク分析の数値は老齢年金同様に高いのに備えが一般化されておらず

困っている方が多いということを前回のブログで書きました。

<なぜ備えが一般化されていないのか?>

1 自分が障害年金をもらうことになると思っていない。
↑これは、原発事故は起きないという安全神話により具体的な対策をしていなかったことと同様です。

2 障害年金そのものを知らない。受給できる状態にあるのに請求していない。

10年・20年前に受給権のある方の請求代理をすることはざらにあります。残念ながら5年分しか遡及できません。もっと広く障害年金のことを知ってもらう努力は私たちもしないといけませんね。

3 障害年金の請求でコケてしまう事例を知らない。

初診日の証明がとれない」「保険料の納付要件を満たさない」が2大要素のように思います。


<障害年金のリスク管理>

誰でもいつ病気やケガによって働けない状態になるかわからないものです。

障害年金を請求する時になって受給できないリスクを最小化するために、下記を行うことをお薦めします。

1 健康診断結果は保存しておく。
今持っている分は、65歳まで絶対に捨てないでください。

2 少しでも具合が悪いなぁと感じたら、日時・具体的な症状・受診した病院・医師の指示・医師の名前などをメモっておく。

手帳のどこかにちょっとメモっておく程度で大丈夫です。
いつから具合が悪いのか、3日前なのか、1週間前なのか、1カ月前なのか、意外と記憶が曖昧になります。
こういうメモを持っている方は整合性が得られ、申請が通りやすい感触です。

3 国民年金保険料は払っておく。

保険料の納付要件は、初診日の前日における納付状況を確認されます。
事故やケガで障害の状態になりそうと事故当日に保険料を払ってもダメです。
どんなに障害の状態が重くても保険料の納付要件を満たさないと障害年金は受給できません
会社員の方は厚生年金に加入しているので心配ありません。

4 具合が悪い時は病院を受診する。

病院を受診していないと、障害年金の請求はできません。
受診状況等証明書や診断書を提出するのですから当然必要です。

5 相性の合う信頼できる医師を主治医にする

近所の医院でもいいので相談できる先は持っていた方がいいと思います。
障害年金を請求する時に協力してくれるかもしれません。

6 最後に、病気にならないように日常生活に気を配る。

そうは言っても、事故やケガという場合もあるのですが。
病気にならないように睡眠時間を確保したり、ストレス解消することは重要ですね。


障害年金の備えは、老後の生活費を貯金したり雇用先を確保したりするよりも簡単でごく些細なことばかりです。

ちょっと気にとめて、今からすぐに始めていただけるように願っています。

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