障害年金社労士 吉野千賀 ブログ

障害年金など社労士の仕事を通して感じたこと、知って為になること、面白いことをよしの社労士事務所の代表吉野千賀が綴ります!

患者さんと医師との関係 2

2013-04-22 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

前回に引き続き、病院の話をします。

<患者さんと医師との関係2>

前回は外科医の医師の話をしましたが、社労士として関わりが多いのは精神科の先生です。

精神科の医師は、患者さんの話を聞いて、顔色を見て、様子を観察して、診断して、適切な処方を行っていますね。

話を聴くことが重要な要素になり、時には泣きだす患者さんをなぐさめたり、励ましたり、大変な仕事だと思います。

精神科の診断や治療は困難だろうと思います。

検査結果で白黒が判断できないですから・・・。

さて、「いい精神科医を紹介して下さい」とお願いされることもあります。

でも、これはすぐに回答できません。

「合う・合わない」に個人差があるため、Aさんには良かったけれどBさんにはいまひとつということもあります。

話を聴くのが上手くて処方が適切な先生が一番いいと思いますが、

話を聴くのも医師と患者の相性があるので、難しいですね。

医師が怖いけれど我慢して通っている

これ、無料電話相談でもよく患者さんから聞かされるフレーズなのです。

こんな状態では良くなる可能性は低いと思うのですが・・・。

問題は、多少なりとも精神を病んだ状態で病院へかかりますから、適切に判断できない状態であることが大きいように思います。

そのためかどうかわかりませんが、全然話を聴いてくれなかったり、相性が合わないのに我慢して何年も通っていたりする患者さんが結構いらっしゃるようです。

最初に受診する時は、できる限りご家族の方と一緒に受診することをお薦めします。

そして、合わないと感じたら我慢せずに、医師を換えてみるのもひとつの方法と思います。

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Chika Yoshino

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患者さんと医師との関係 1

2013-04-12 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

先週に引き続き、病院の話をします。

<医師の使命感>

NHKで放送されていた「プロフェッショナル仕事の流儀」を拝見しましたが、

脳神経外科医や心臓外科医が何時間もかけて患者さんの手術をするのは、すごいことだ!と思います。

1ミリ単位の手元の狂いで人の命が左右される

そんな仕事は余程の使命感がないとできないですね。

使命感みたいなものが背景にあるのかどうかわかりませんが、

こういうタイプの医師と話をさせていただくと、

非常に患者さんのことを第一に考えている方が多いように思います。


<エピソード>

脳梗塞後に高次脳機能障害を発症した患者さんのことで、ある脳神経外科医と何度も長時間話す機会がありました。

「それで、この患者さんは元気なんでしょう?」

「いえ、元気じゃないです。高次脳機能障害で施設に入所していますから」

「元気って意味は、僕が診た後はこれ以上の脳梗塞を発症せず、心臓も問題なく、生命の危機がないか?ってこと」

「ああ、そういう意味では落ち着いて生活できています」

「それが一番だ。それで、何を僕にして欲しいの?」と聞かれ、

超多忙なのにもかかわらず、積極的に意見書を書いていただくことを快諾してくれました。

改めて、生命の危機と日々接している医師の言葉だなぁと感服しました。

患者さんも自分の命を預けるわけですから、医師への信頼がないと手術の決断ができませんよね。

患者さんと医師との間に、非常に強い信頼関係を感じたエピソードです。

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良い病院の見分け方

2013-04-08 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金の業務上、毎日のように病院へ行く機会があります。

診断書や初診日証明(受診状況等証明書)の作成依頼と受け取り、医師との面談です。

自分が具合の悪い時にかかる病院とは別に、ある意味「業者」として足しげく病院へ通っていると,

良い病院かどうかが「業者」の視点からわかるようになってきました。

良い病院に共通していること:

1 電話の応対がいい(声の感じ、すぐに担当部署につないでくれる等)。
2 受付の応対がいい(第一印象、待たせずに担当部署へ適切に誘導してくれる等)。
3 事務の応対がいい(書類の受け取り、受け渡し、支払いの指示などが的確)。
4 医師がやさしい(患者のことを思いやってくれる)。
5 待たせない(待たせたとしても、待たせていることを気遣ってくれる)。

全てあたり前のことのようですが、あてはまるのは全体の半分くらいでしょうか。大きい病院・小さい病院に関係なく共通している事項です。

もちろん、病院は病気を治すところですから、病気が順調に治ることは大前提です。

こういう病院は、不思議とカルテの保存も相当期間してあるのですね~。医師の診断書も適切で、すぐに書いてくれます

自分が病気になった時、こういう病院にかかっておくと後々いいだろうなぁと思います。

「良くないなぁ」と思う病院に共通していること:

1 事務の人が疑心暗鬼(患者さんとトラブル続きなのか?)。
2 医師が理由なく怒っている(入室するなり不機嫌で怒られることもある)。
3 患者さんが医師の顔色を伺っている(患者の顔色を診るのが医師ではないでしょうか?)。
4 多くの人があちこちに待っていて、待ち過ぎてグッタリしている。空気がどんよりしている。
5 驚くほど高い文書料・面談料がかかる。
6 書類の作成にいやって程、時間がかかる。(半年とか)
7 診断書・初診日証明(受診状況等証明書)の作成を拒否される。(勝手な理由を言って作成拒否するのは絶望的です。)
8 わけのわからない指示をされる(必要ないのにもう一度来るような指示とか、書類は絶対に封を開けてはいけないとか)

こういう病院は、入った瞬間に良くない感じがわかります。

救急で担ぎ込まれたら仕方ないけれど、自分から選んで行くのは避けたいですね。

なかなかネットでの情報のみでは、病院の雰囲気までわからないものです。

良い感じの病院は、程良く混んでいて繁盛している感じ(空気が回っている感じ)がします。

近所の評判なども参考になるかもしれませんね。

健康なうちに良い病院を探しておくのもリスク管理ですよ~。

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