冬ドラが続々と始まりました。
NHK系では「大奥」を見て「きゃーーーっ!」と姫と叫んでいたのですが(笑)
中島裕翔かっこよすぎ。そして冨永愛・・・姫曰く「あの将軍様なら抱かれてもいい」とか言っておりました。
そして「どうする家康」を2回見ましたが、早くも個人的には「だれるーー」のですが。
1話目。
「神の君」にびっくり!
え===確かに神君家康と言われているけど「神の君」それはないでしょう。
さすが「平清盛」プロデューサーだなあ。勘に触るセリフが好きね。
しかも「神の君」を連発
確かに家康は徳川300年の安寧を開いたけれど、私達が今あるのは家康のおかげ?
そうなの?初めて知ったわ~~~
そしてオープニングのふざけたアニメ。「朝ドラみたい」と姫が言ってました。
そして松本潤の元康君・・・そのお歳で人形使って遊んでいた!これはもしや・・危ない子供なのだろうか?
ひよわさを演出するにしてはやりすぎ感満載。
でも、この1話で全てのシーンをかっさらったのはやっぱり野村萬斎。
このシーンだけは何度でも見たい。「千秋万歳」
するりと廊下に登場して「通りすがりじゃ」のセリフから始まる野村節。
いや~~もう格が違う。
そんな今川義元が元康にくれた金色の甲冑。
もう笑うしかないよね。目立っちゃうじゃんって。
画面のほとんどがスモークたいて暗く、道を、人を汚く描くのは「平清盛」そっくり。
つまり、日本は昔、そういう不衛生な国だったと印象付けたいわけよね。
そして腹が立った「馬」のシーン。
あのね・・・いくらなんでも・・・この馬だけは許せん!
作り物ってはっきりわかるでしょ!中国ドラマでもここまでひどくはないですよ。
馬の首が人間の頭より高いわけがないのよ。
しかも、それを岡田君にまでやらせるなんて。
彼は流鏑馬だって出来ちゃう人なのに・・・ううっ(泣く)
でも、そんな織田信長の1話ラストのセリフ「待ってろ、俺の白うさぎ」に私も姫も大爆笑して、いや、その前にあっけにとられて「今、何て言った?」状態。
白うさぎって・・・白兎って・・・そういうお相手なの?って期待しちゃうじゃない。
そしてら2話目で、今度はしつこく「寅年寅の刻」生まれでしたっけ?
しつこいのよ。「神の君」もさらにしつこくなってるし。
反復するにも限度があるんじゃないの?
で、チビ竹千代が織田信長にしょわれてどしーんと土の上に投げられて、そのあと組み伏せられるシーンが・・何だかピンク色に見える。
頬、くっつきすぎ。いや、でも白うさぎだからいいのか?いいのか?そのまま寝間へ?
腐女子がきゃあきゃあ言いそうなシーンに出来上がっておりました。
これってドラマの意向なんですかね。
阿部寛の武田信玄は、どこかの仙人みたいに座っているし。
今後、こんな風に大物役者が出てきては見せ場をかっさらい、家康は引き立て役に徹するのかしら?
っていうか、見せ場多すぎない?何のドラマか忘れてしまう程です。
これを1年間見るのはきついかも。
何となく怖くてまだ見ていなかったんです。
鎌倉殿の終盤で、愚管抄を読む松潤がゲスト出演したときに苦手…と思っちゃって。
平清盛の磯智明プロデューサーというので不安でしたが、古沢良太脚本という期待もあり。
長丁場どうなるんでしょうね。
馬のCGは一気に白けてしまいましたね。うーん。今のところはやはり鎌倉殿が飛び抜けて面白かったという印象。松潤の若い家康の演技も。死のうとするシーンでは止める山田くん(忠勝)の演技と涙に飲まれた感。ああ小栗くんのほうがやはり役者としてうわてなんだわと思いました。取り敢えずあのビジュアルの信玄が気になりすぎるので、そこまで様子見するつもりです。
「神君家康」の連呼は、ナレーションが例えば「鎌倉殿」の「吾妻鏡」のように、後世に伝わった、徳川方発信の「英雄伝」として語っているからで、実際の家康とのギャップを際立たせるためですよね?
でも、あんな状況から400年戦をしない世を結果的に作ったってすごいですよね。
起こったことは史実に基づいてますし(墓の前で自害しようとしたとか、裏切りに合うとか)、ぶっ飛んだドラマとは思いません。
そうか、平清盛を作った人か!
天皇の呼称を絶対に使わずに「王」と俳優に連呼させていた人だもんね。
衣装も時代背景をガン無視してペラッペラなのは、かの国と同じにしているからか。
主役級の俳優で脇を固めて松潤をもりたてる気持ちは分かるけど、主演の影が限りなく薄くなっていてこれでいいのかね。
裸の王様にならなければいいな。
他の局で三谷さんと大泉さんが鎌倉殿の話をメインに話してたんですけど、三谷さんの日本の歴史に対する思いの深さや出演者に向けるリスペクトが凄く感じられて、大切に大事に作られたんだなと思いました。善児役の人や小林隆さんは三谷さんが舞台の脚本を始めた頃からの、三谷さんの作品には必ず登場する役者さんです。
出演者の決定には三谷さんがかなり関わっていたと思うので、力量のある役者さんばかりでチームワークもよく、だから安心して面白く見れたんだなと思いました。
どうする家康もまだ始まったばかりなので、なんとか脱落せずに見ていきたいんですけどね。岡田准一さんが今回すごくセクシーなのと、山田裕貴さんは器用ではないけど、気持ちの入った演技でかっこよかっです。