ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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何とかしようよーー

2006-03-13 10:58:29 | つれづれ日記

春なのに・・・春なのに・・・

早く終って欲しい春や春

だってーーー今までなったことのない花粉症に悩まされ、

家族中で風邪引いて咳をげほげほ・・・ヨンジュナも私も喘息だし。

 

 足立区が就学援助率日本一って・・・ 

今月号の文藝春秋を読んでいたら、「足立区の就学援助率NO1」の

レポートがあってですね。

ちょっとびっくり。実に40%の家庭が就学援助を受けているんだそうです。

そもそも足立区というのは、関東大震災や東京大空襲などの被災者の

受け皿になってきた地域だそうで、結構所得率は低い地域のようです

が、しかし!!

今の世の中、満足に鉛筆やノートを買う事ができない家庭が

40%もあるなんて・・・信じられますか?

(しかも足立区だけでだよーー)

やっと買ってもらったノートにひどく小さな字で節約しつつ書く子供。

給食費が払えない子供。

進学もままならない子供・・・・そんな子供達が一杯いるという事です。

しかも、そんな「貧困」と学力低下が比例していることが問題で

まさに「貧乏のスパイラル現象」が起きているという事ですよね

 

中学生なのに必死にバイトしている子供もいるとかで・・・・

小泉さんは「格差は悪いことではない」と言ったけど、

昔から裕福と貧乏の差はあったけど・・・

でも義務教育にまでこのようなしわよせが来るのは戦後初めてじゃない?

日本はどこの国よりも「教育の平等」が自慢だったはずなのに

今や義務教育もろくろく受けられず、学力低下のまま社会に出て

結局満足な仕事に就けないという現象が起こっているわけです

下層社会」が現実にあるという事ですね。

何とかできないものでしょうか

小学生の子供を持っている身としては、今時の小学校は公立でも

備品にお金をかけて代用品を認めない風潮があると感じます

例えばノートも「20マスじゃないとダメ」とかね・・・

(限られたメーカーのものを買う羽目になります)

裁縫セットも習字セットも絵の具セットも贅沢なものばかり。

そのくせ、「筆は家で洗え。学校の水を使うな」と来るんですから・・・・

ぞうきんだって規定の大きさでループつきでお名前シールが貼ってないと

いけないような感じだったり・・

(それでも我が家は手作りで持たせてましたが)

楽器なども学校でまとめて買ってくれればいいのにと思いますし。

そういう贅沢なことなかりするから学費がよりかかり、少子化に

繋がるんじゃないのかなあ・・・・・と思いました

これ、何とかしましょうよーー今に足立区だけじゃなくて、もっと広い

地域での就学援助率が上がりますよ

 

 

 戦争を語り継ぐということ 

昨日のNHKで「東京大空襲」で被災した90歳の方が、国に補償を

求めて裁判を起こしているという事を報道していました。

彼女の本心は「戦争は悲惨なものとして語りついでいかなくては」という

思いなのだそうですが、「語り継ぐ」という事と、国に補償を求めるという事は

全然違うのではないでしょうか

戦争の悲惨さを国家に補償させることで伝わるものでしょうか。

補償を求めるならむしろ爆弾を落としたアメリカに対するべきでは?

 

一方で、朝日新聞には、「戦争で日本に徴用されて被害にあった韓国人に

対して韓国国家が救済すること」についてのコラムがありました。

やっと光が見えた」というタイトルですけど。

徴用」って・・・一応軍に請われて雇われることですよねーー

何で今更なのか・・・朝鮮戦争などで亡くなった被害者には救済はないの?

あるいは軍事政権時代に思想犯になった人たちは?

殊更に日本による「被害者」にだけ目を向けるというのは・・・・

おかしいんじゃないでしょうか。しかも60年もたって・・・・

今、北寄り路線を敷いている政権なら、

ならさら「あの朝鮮戦争はなんだったのか」と思っても不思議ではないような。

それに、日本以上の「格差社会」の韓国のはず。

本当に救済しなければならないのは、60年前の被害者(っていう言い方も

嫌いだけど)じゃなくて、今現在の下層階級じゃないんでしょうか?

ドーソン選手の「オモニ捜し」が韓国では熱狂的に受け入れられて

いるようですが、そもそも「海外養子」なんて、国家がいかに

孤児を救済できていないか証明しているようなもので、恥ずべきことのはず。

今も多分、孤児院には子供が溢れ、教育の機会も与えられない人達が

たくさんいるんですもの。

そっちを救済すべきでは?

 

あーあ、またきついこと書いちゃった・・・・

コメント (11)    この記事についてブログを書く
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11 コメント

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驚きです (蜂女)
2006-03-13 11:56:13
本当に、そんな貧乏な子供たちが、いるなんて、今の時代に?私が小さい頃は、いましたよ、給食費が払えないとか、クレヨンが買えないとか、でも回り全体が、貧乏だったから、お互い助け合ってた。2~3人の金持ち君が、威張ったりすると(たいがい勉強できない)こっぴどく、注意してた、思い出があるナ。この時代に貧乏子は、きついよ。なんとかして欲しいものです。勉学は平等です。韓国のやり方は、エゲツナイです。こんな日本ばかりを目の敵にしていて、国際社会から取り残されるよ。こんな国は、日本も相手にしない。韓国は、嫌いだけど、ヨン様は、大好きです。
Unknown (Unknown)
2006-03-13 13:10:47
私43歳で足立区出身ですが、私らの小学校の時も給食費払わない人が大勢いました。しかも、地主の息子とかでも。給食費なんてせいぜい5000円ぐらいだと思うのですが、セコイ奴が昔から足立区には居たのです。それを見抜けないシステムがわるいと思います。所得状況だけでなく資産割も検討すべきです。
Unknown (イナ)
2006-03-13 15:54:48
就学援助には生活保護と生保基準の1.1倍に相当する「準要保護」というのがありますが、問題は後者の方ですね。足立区は都内の福祉需要の約10%あり、生保自体も多いと思いますが、「みんなで渡れば怖くない」論理で「あのうちが給食費タダならウチだって」という考えでそれこそ「地主の息子」でも自営業で所得をチョロまかしている(税制が不備だから!)人は就学援助が受けられちゃうのです。
足立区がんばれ (金次郎)
2006-03-13 16:00:03
いやー、正直者が損をする世の中ですな。
足立区・・・ (スナッチャー)
2006-03-13 19:31:52
「親の経済力と子供の学力」

という調査結果をみると、

東京23区中23位なんですってね。



微妙な相関関係がある意味複雑です。

えぇーかわいそうじゃないんだ (蜂女)
2006-03-14 00:19:00
かわいそうだなって、思ったのに・・違うの?
Unknown (ふぶき)
2006-03-14 07:47:59
>蜂女様

いやーやっぱり可哀想だと思いますよ。

みんなが貧しくて一緒に頑張っていた時代とは違って格差の末に学歴を得られずにいるというのはやっぱりおかしいと思いますし。



>イナさま 他様

確かに一部にはそういう人もいたかもしれませんが文藝春秋のレポートは、本当に光が当たらない人たちにスポットを向けていると思います。

根本的に見直す必要性があるのではないかと思います。



>金次郎さま

初めまして。よろしく。劣悪な環境に負けずにがんばって欲しい人たちもたくさんいますよね。



>スナッチャーさま

とっても他人事ではないという所に恐怖感を感じるんですよーー
人事じゃない・・・ (nanami)
2006-03-15 09:02:53
うちの場合、家計が切迫しているので苦しい気持ちが

わかります・・・ともかく毎日が切り詰めでストレスですから

まぁ・・足立区の場合、みんな受けてるなら恥ずかしくないか

的な気分で受けている方も多いのでは??

それだけの子が受けていれば、自分の子が恥かくとか、

親の方も、後ろめたい気持ちにならずに済むし・・・



それにしても・・・子供のためなら、親は食べずとも・・・

の時代は終わったのでしょうかね・・・・

Unknown (ふぶき)
2006-03-15 14:12:25
このレポートで取上げた家庭はやはり母子家庭が多いですし、母親が朝から晩まで働き詰めで尚且つ援助交際までしているようなところも多いようです。

両親が揃っていても、自営業が破綻したり、世帯主が病気で働けなくなったりと、かなり悲惨な家庭も多いです。



そうなると、どこでも「勉強」よりは「働け」となるわけですよねーー

昔みたいに出稼ぎだとか、集団就職のようなものがあれば、上昇志向ももてるんでしょうけど

今の時代は無理ですもんね。



就学援助を受けている・・と堂々と言えるだけ確かに足立区はいいですよね。

プチブルが多い地域となると、そうは行きませんものねーー

あー本当に他人事じゃありませんよ。全く。
こんなの出ました (すっぱまん)
2006-03-28 13:09:40
文藝春秋4月号掲載のルポ「下層社会」に対する足立区の見解



3月10日に発売された文藝春秋4月号掲載の佐野眞一氏によるルポ「下層社会」に対して、当区には発売直後から現在まで、多くの意見や苦言が区民から寄せられております。その多くは「記事の内容は本当のことか」「周囲にはそうした状況は見えないが何処のことか」「抗議すべきでないか」といった内容です。

佐野氏は長期間にわたり足立区を取材し、関係所管や区民へのインタビューを行い、足立区もできるだけ正確な記事を書いていただく必要から資料提供も含め可能な限りの取材協力を行ってまいりました。しかし、発表された記事は足立区の暗い面ばかりが強調された下層社会として描かれ、全国に発信されてしまいました。

大多数の区民はごく普通に真面目に働き、更には多くの区民が地域で福祉や教育、まちづくりなど様々なボランティア活動に取り組んでおり、足立区の発展もこうした区民の日々の努力により支えられてきました。こうした、地域をそして足立を愛する方々の心情を思うとき、区民生活の一断面を描いたとはいえ、現実の区民感覚からは程遠い印象を与える内容となってしまったことはたいへん残念でなりません。

確かに足立区には解決すべき多くの課題があります。一昨年に策定された基本構想では、自らその事実を摘出し課題解決に向けた処方を示し、今まさに全区をあげて取り組んでいるところです。これらのことは、佐野氏の取材に応じる中でも度々説明させていただきました。記事中に引用されている基本構想の策定過程でも明らかなように足立区のイメージアップは多くの区民の願いであるのです。にもかかわらず、氏は記事の末尾で、先の基本構想・基本計画などにより展開しつつある区の様々な施策が、格差を隠蔽するための意匠すなわち虚飾に過ぎないと論断されたことは足立区の政策努力の全否定であり極めて遺憾であります。本記事により、64万の区民生活が横溢する場が下層社会と烙印され、足立区のイメージが損なわれ、格差社会を告発すべきところが結果的に格差を固定化する危険を招きはしないかと憂慮する次第です。

足立区は事実を公表することについては積極的である事の重要性を十分に認識しており、今後ともいずれの取材に対しても公平・公正・透明な協力姿勢を堅持いたします。

しかし、そうしたことにより公表される内容については、今後とも注視し、誤りがあれば、その都度正していきたいと考えております。



平成18年3月23日

足 立 区

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