ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

こうもり・THE ENTERTINER

2016-05-18 07:00:00 | 宝塚コラム

 雨の中、姫ちゃんと見に行って来ました。

でもその前に恒例のキャトルレーヴへ。

お弁当箱欲しいっ 1500円かあ・・・・・諦めよう・・・・

今回は公演バッグもいいなあ。

あれもこれも欲しくなるのがキャトルで困ってしまいます。

姫ちゃんは写真だけをご購入

思うに、公演ポスターは多めにおいてほしいですよね。

いつも早く行かないと売り切れになって「次はいつ入るかわかりません」って言われちゃう。

キャトルって商売っ気がないよね

ポスター600円をがんがん売ればいいじゃないのよーーーネットでも。

 こうもり 

睡魔に襲われ、どうしてそんなに笑えるんだい?と思いつつ。

姫ちゃんに「せっかく見に来たのにそんなにつまんなそうな顔しなくてもいいじゃない

って言われて

「そんな事ないよ。ちゃんと楽しんでたってば・・ただ、どこがそんなに楽しいのか

ちょっとわからないっていうか」

今、自分がのんきに笑える状況じゃないから、おいてけぼりにされちゃったのかなと。

 

北翔海莉程、オペレッタが似合う人はいないでしょうね

喜怒哀楽がきっちりと表現できて滑舌がよく、声音を自由自在に操れる。

こういう人はオペレッタとか下町の何とかとか。

とにかく喜劇が似合うよねーー上品でいながら型にはまるようではまらない程度の。

今回の作品は、そんな北翔海莉の為の作品であるというけど

実は紅ゆずるの次期トップとしての試験のような気もして。

っていうか、正直、紅ゆずるは今も昔もアイゼンシュタインのような役しか

出来ないのではないか。

今回の作品は、それを如実に語っているなあと思い。

つまり、あまりにも当然な配役につまらないと思ったのかしら?私。

 

ストーリーがあるようでない。

そもそも「大晦日の夜の大騒ぎ」というのが原題のようで

話の辻褄があっているかどうかという事より、とにかく楽しければいいと

いうような意識で作られているんですよね。

それはわかる。

だから私達も深く考えずに楽しめばいい。

酔っぱらったファルケ博士、メイドのアデーレが突如貴族になって登場を

驚きつつ、「芝居だし」と思えばよろしい。

刑務所の所長がなんでロシアの皇太子の晩餐会に?なんて

思わなくてよろしい。

よろしいけど、あまりの内容のなさに笑えなかったというか

あたかも北翔・紅・十輝・星条・妃海の5人もしくは3人がいれば成り立つ舞台に

何だってこんなに「その他大勢」を投入しなくちゃいけないのかーーなんて

考えちゃいけない。

礼真琴って出番・・・・?天寿が・・・?なんて思い出すとどうしたって理不尽さが

募るばかりなので。

にぎやかな作品といえば、谷先生では「THE MERRY WIDOW」があるけど

あれはまだもうちょっと中身があったし、ドタバタの顛末がはっきりしてて

面白かったです。

見せ場も多かったし

谷作品では他に「CANCAN」もありました。あの時の華やかさが今回あったかと

言われたら正直どうかなあ。

二つの作品に共通するのは、信じられないようなダンスの数々。

そういう意味では今回は、アクロバット的なものは一つもなかったしね。

セット・・・っていうか背景の絵が豪華で、衣装も豪華でみんな上手で

いう事なしなんだけど、「これぞ北翔!」っていう場面がなかったかも。

最初の場面こそ主役だったけど、その後は紅の方が主役っぽくて。

そっか

ロマンチックなシーンが皆無だったのよね。全てがおふざけモードだったから。

若手も活躍出来たわけじゃないし。

 

総じて「いかにも宝塚な舞台なのに実は全然宝塚っぽくない」舞台でした。

 

それと、私は歌の専門家ではないので何とも言えないのですが

妃海風のソロはよかったと思いますよ。

だけど、オペラ歌手じゃないし、どう評価したらいいかよくわからないっていうか。

曲はオペレッタなまんまなわけだしねえ。

どうなんでしょうか?

 

 THE ENTRTINER 

野口幸作デビュー作品。

オープニングからとてもいい雰囲気で、スペクタクル感ありで

デビュー作品としてはピカ一じゃないでしょうか?

 

3場からの北翔海莉のコメディシーンは「こうもり」より笑えました

まさかここであのドクターに会えるとは思ってなかったし

十輝&星条の恐ろしく大きな女性二人に挟まれる北翔が楽しかった。

キザになってからラテンのシーンはとてもいい曲ばかりでかっこよく

おおっと覆った所に、さらに黒燕尾に黒ダルマの素晴らしいステージ。

真ん中の北翔がどういうわけかミッキーマウスに見えてしまい(笑)

「やあ!ははっ!」って言いそうに見えました

 

北翔のピアノシーンは短かったけどとても味がある歌で

それからの流れはとても魅惑的。

20場の若手のシーンは、姫ちゃんごひいきの天寿光希がちらっとソロを

唄って姫ちゃんの瞳はうるうる。

十碧れいやにほっぺつんつんされた事に今度は微笑んで。

いやーファンって本当にありがたいですよね。

 

22場の「TAKE FIVE」はジャズシンガー北翔海莉の十八番のようなもの。

やっぱほっくん、こうじゃなくちゃ的な?

紅ゆずるはやっぱり紅だった。

礼真琴はきっと星組の羽生結弦なんだろうなあと思いながら見てました。

はちゃめちゃな文章になりましたけど、文句なく楽しめる作品です。

 

そうそう、ロケットのど真ん中の子はだあれ?

知ってる人、教えてください。

ウインクにやられちゃった

 

 

 

 

 

 

 


コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋篠宮両殿下 帰国 | トップ | 韓国史劇風小説「天皇の母」... »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (ちびた)
2016-05-18 08:25:00
毎日ふぶき様のブログを楽しみにしています。昨日私も星組公演観劇しました。
まさかふぶき様と姫ちゃんと同じ時間に同じ空間にいることが出来たなんて、とても嬉しいです。私もこうもりは期待していたので正直うーん‥て感じでした。ショーはすごく良かったです。私はマギーの美脚に目が釘付けでした。

私事ですが日向薫さんがトップの頃、東宝劇場で案内のアルバイトをしていました。ふぶき様のブログのコメント欄を見る度にふぶき様やゆうこ様と東宝劇場でお会いしてたかも‥チケットもぎって案内していたかも‥なんて思っています。
観ました (アイスクリーム)
2016-05-18 17:44:03
初日に観劇しました。
「こうもり」は面白いけれど、長い!
途中でなんとなく時計を見たら、1時間10分経過したところで「このあと 30分も何があるのよ」と思いました。
全体的に役が少ないなか、綺咲の役から実力は別として…劇団が決めている次の娘1は綺咲だということもわかり、やっぱりそうなのね~と、96期問題がイヤな頭の古いファンは気になりました。

それと、私もショーの方が良かったですね。
北翔さんが出ずっぱりにちかく、あの流れの中でピアノの弾き語りも凄くて、まさにENTERTAINERと思いましたよ。
「みちふう」が次の作品で終わりだと思うと淋しいです。
そして、紅さんがいよいよトップが近づいたためか、いつもよりやる気になっているように感じました。

ちょっと話しが逸れますが、十輝いりすが最後なのが残念というか…柚希さんがトップのときですが、かなり前の方の席であったのに ほんの2,3分だと思うのですが、眠つてしまい……
銀橋で唄っている声で、ハッとして目が覚めたら十輝いりすと目が合い、睨まれ、その後銀橋に出て来る度に「寝てないでしょうね」と言われているみたいで怖かったことがあります…笑
いい思い出です。
今回はしっかり舞台姿を目に焼き付けてきました。
Unknown (茉莉花)
2016-05-18 21:47:48
一昨日、地震の直後どなたかの携帯から家電に着信。親族の誰か?
と思って出たら先輩ママで。チケット救済の電話でした。星ゲット!
来月観に行ってきますね。この記事読んだら、ドタバタだったなの?つまらなかった?え?
とちゃっと驚きです。
でも、せっかく誘ってもらえたので行ってきます!
ガセですよね? (ぶぶる)
2016-05-19 06:46:17
ふぶきさま、いつも更新楽しみにしています。

お稽古中の雪組さんの入り待ちに行った友人が、ムラの楽屋前で、マサオと小林公一氏が結婚するという、とんでもない噂話しを仕入れてきました。

2ちゃんねるはもちろん、どなたのツイッターにもあがってません。

ガセですよね?

私、マサオのこと生理的に大嫌いで…あの人なら何するかわからない…なんて考えてしまい、笑うに笑えない冗談に思えます。。。

1年で常務を解任され、監査役に就任した公一氏。
日本の企業では、監査役というのは閑職扱い。
公一氏は、創業者一族の出身にしては、かなり出来が悪いそうですが、まさか商売道具に手をつけたから閑職に追いやられた?…なんてことありませんよね???

一昨日に結婚~なんて聞いてから、あまりの話しで、寝つき悪いです。。。
これが本当なら、マサオはやめてからも、生徒さんいじめたおすんでしょうか?
二番手 (ゆうこ)
2016-05-19 10:19:37
二番手時代に良い役をもらうとトップに為ったときに楽ですけど…
紫吹淳ならば~ブエノスアイレスの風,プロバンスの蒼い空とか(主役だけど)
早霧せいなは宙組の頃から結構いい役貰っていた~炎に口づけの気の弱い裏切り者とか
シャルウィ・ダンスの役も良かったです

さてさて紅さんはどうなのかな?過去の作品で印象的な役柄が無かったな~
紅さんのファンはヤキモキしていることでしょうね
デモ絶対彼女でも上手くやれそうな作品はある
私的には匠ひびきの2作品「カナリア」 「琥珀色の雨に濡れて」 は似合うと思う
カナリアのウカは礼真琴で、琥珀は相手役は宙組の伶美うららでお願いしたい
全ツーの「風と共に去りぬ」は似合わなかったけど礼真琴の明日になれば♪は
今まで聞いたスカーレットの中で一番上手だった
ベル・ワトリングの天寿も格好いい娘役だった…ので回りに助けて貰いながら
やるしか有りません~頑張れ♪
Unknown (まさに!)
2016-05-20 08:59:48
私もみっちゃんがミッキーマウスに見えて仕方ありませんでした!
お芝居もショーも、ディズニーでのそれを見ているようで不思議な感覚でした。
何でもできるスーパーアイドル、ただし恋心は刺激されない、みたいな。
あと、こうもりは、本来はさゆみちゃんの伯爵が主役らしいですよ。
奇しくも(偶然)同じ日の同じ公演回で観てました!(吃驚) (一輪の百合)
2016-05-20 16:30:28
5/17日(火曜日)の三井住友VISAカード会社&宝塚友の会の【合同公演】PM13:30~の回のマチネー(昼公演)私もチケットがたまたま手に入り、あいにくのどしゃ降りの雨の中、悪天候で萎える気持ちを奮い立たたせて頑張って日比谷の劇場まで行って見て来ました。ナントナント、ふぶき様と姫ちゃんの母娘(おやこ)と同じ時間帯に劇場に居合わせたとは不思議な気持ちです~♪
▲どなたかも指摘されていたけど、ウィーン本場のオペレッタ『こうもり』では、紅さんが演じていたアイゼンシュタイン伯爵の夫妻が夫婦揃って浮気をする、ってゆう単純な筋書きみたいですよね? → 私もオペレッタ版は生(なま)の舞台では観たことないけど、星組公演同時期にウィーンからフォルクス・オパーがいろんな演目引っさげて来日公演するって言うんでTVで『こうもり』のハイライトとあらすじをやってましたからそれで知りました次第です。
→ 宝塚版では、みっちゃん(北翔海莉)演じるファルケ博士が主人公という描き方に脚本演出を変えて、浮気するのがアイゼンシュタイン伯爵だけ(奥さまの伯爵夫人は宝塚版ではしないでメイドに扮する)という描き方に脚本演出を書き変えたのだと思いますよ。◆紅さんは頑張っていましたが、ふぶき様の御指摘通り、ベニーは演じる役柄がコミカルな道化っぽい役かコケにされる役、初演版ロミ&ジュリのマキューシオや『太王四神記』のチュムチみたいに短気でブチ切れ易い役とか、劇団や演出者がそういう役を振るせいもあるけど、役柄の幅が狭い印象で、もし紅さんが次期トップに成られるならちょっと心配です。▲『こうもり』は役名が付く登場人物が少ないため、ミッキー(天寿光希)やしーらん(壱城あずさ)が単なる群集の1人、舞踏会やロシア皇太子開催の夜会に出席してる貴族の若者たちになってるのが、もったいなくてちょっと残念でした。マギー(星条海斗)が演じていたロシア皇太子オルロフスキー公爵の役なんかはミッキー(天寿光希)にassignして振ったら充分上手に演じたでしょうし、美稀千種さん(上級生)が演じてらした牢屋のコミカルな看守役をしーらん(壱城あずさ)に振ることだって出来たでしょうに、なんて思いました。でも個人的にはマギーさん好きなので、専科入りしてからも『1789 バスティーユの恋人たち』や『PUCK』や『舞音』など月組作品に出演する事が多かったから、彼女を星組舞台で見
96期出身の娘1(トップ娘役)はもう要りません… (一輪の百合)
2016-05-20 20:31:42
アイスクリーム様、並びに他の宝塚ファンの皆様方:
〉全体的に役が少ないなか、綺咲の役から実力は別として…劇団が決めている次の娘1は綺咲だということもわかり、やっぱりそうなのね~と、96期問題がイヤな頭の古いファンは気になりました。(by アイスクリーム様)
→ ここにも“96期生がイヤな頭の古い宝塚ファン”が居ます。
▲最初、雪組の娘1(トップ娘役)がユウミちゃん(咲妃みゆ)に決まった時「とうとうあのイジメ事件で悪名馳せた96期生からトップ娘役が出ちゃったか~。しかもコムちゃん(朝海ひかる)トップ時代から雪組好きだったのに、えー!」と思ったけど、咲妃みゆさん(ユウミちゃん)は月組時代に、ミリオちゃん(明日海りお)主演で三島由紀夫の「豊饒の海」4部作より第1部『春の雪』がムラのバウホール上演を経て、東上した時、日本青年館で2回ほど生(なま)で舞台を見に行きましたが、内心「ミリオちゃんの相手役は96期の娘役の子なのね」と思ったものの、綾倉伯爵令嬢の聡子を清楚に演じていたので、心の中で咲妃みゆさんはイジメ事件が起きた時、Sさんを積極的にイジメたりしたりした生徒リストには入ってなかったから、まぁいいか」と不承不承ながら自分の中で認めてゆきましたけど、雪組に続いて、ミリオちゃんが花組トップスターとして就任するに当たって、相手役娘1がまたもや96期生の花乃まりあと知って心底がっくりした苦い思い出が。ミリオちゃんの嫁(相手役)が被害者のSさんにヒドい言葉で恫喝したのが記録に残ってるような女の子に決まったのも残念で…花組にはイジメのキッカケを作り最初からSさんに嫉妬して足を引っ張る気持ち満々だった“ダシ”こと優波慧が居ることで花組を全力では応援する気になれないでいます。柚香光(ゆずか・れい)ちゃんやアキラ君(瀬戸かずや)やキキちゃん(芹香斗亜)なんかも好きなんだけど、優波慧とか居る組だと思うと気持ちが毎回萎えるモノが有ります。
雪組→花組と来て、星組にもまたもや96期出身の女の子が【娘役トップ枠】に来ると思うともう悪夢でしか無いしウンザリですわ。
★個人的には星組では音波みのりちゃんが好きでひそかに応援していますが『メイちゃんの執事』で抜擢されたあとは何故か失速。綺咲サンは舞台メイクが“たぬき目デカ目メイク”で有名になった「上西小百合議員風」のちんくしゃ風な感じで、星組ファンの私は拒否反応強いです。(`ヘ´)
ベニー(紅ゆずるさん)の相手:娘役候補… (一輪の百合)
2016-05-20 20:48:14
もしも、みっちゃん(北翔海莉)卒業退団後の星組の【次期トップスター】にベニー(紅ゆずる)が順当に繰り上がって成られるなら、相手役の娘1枠には、あくまで個人的な希望ですが、星組からなら音波みのりちゃん、月組からなら早乙女わかばちゃんとかが良いなぁ…。晴音アキちゃんか、海乃美月さんでも良いです。
→ とにかく96期出身の綺咲だけはイヤですわ。綺咲さんは「天使のはしご」(宝塚版 高慢と偏見)のベネット家の愚かしい四女のリディアみたいにフワフワして浅薄な役柄には合ってる娘役さんですけど、星組は代々(月組トップスターの真琴つばささんが相手役として選んだ)美人娘役の檀れいさんをワタル君(湖月わたる)のトップ就任御披露目公演の「王家に捧ぐ歌」のアムネリス役に起用して星組トップ娘役として華を持たせたり「花舞う長安」で楊貴妃役やらせたり、檀れいさんの後任には、雪組から華やかな美人娘役のトナミ(白羽ゆり)を引き抜いて『ベルサイユのばら』のアントワネット役やらせたりで、歴代、星組は美人な娘役さんが【トップ娘役】の座に就任しているし、綺咲さん以外の方でなんとかお願いしたいなぁ、と鬱々とするきょうこの頃です。
東京公演の (出戻り)
2016-06-16 13:20:20
こんにちは。ロケットのセンターは100期の極美慎さんですよ。ショーではブルーローズとして通しで青い羽根扇で踊ってますね。STARS11にもいましたよ。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

宝塚コラム」カテゴリの最新記事