ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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朝まで生テレビをみて 1

2011-05-01 17:18:36 | つれづれ日記

久しぶりに田原総一郎氏をテレビで見たけど歳をとったなあという印象。

奥様が亡くなられた直後、某ホテルの喫茶室でお見かけしたけど孤独そうだったし。

東北へ実際に行ってみて「東北の人は親切で辛抱強い」とびっくりしてました

避難所行って「わざわざ遠い所を来て頂いて」といわれたのがよほど心に残ったらしい。

とはいえ、緊急地震速報でチャチャいれて(関東は揺れてないのに「机の下に隠れろ

っていうの?」と発言)渡辺アナに「私がしゃべってますから

邪魔しないで下さい」と言われている姿はやっぱり「・・・もう」って感じでしたが

 

さて・・・田原氏が見てきた避難所は一ヶ月前となんら変わっていなくて、むしろ状況が

悪化しているそうです 震災直後はあった炊き出しがなくなったり、煮炊きするのを

「法律違反」と言われて出来なくなったり 「復興」より先にやる事があるんじゃない?

というわけで、「原発」についての話を聞きました。

 

 実は福島原発内の放射線量、破壊の実態を

  誰も知らない?

原発推進者の石川廸夫氏いわく

 地震・津波等で原発がストップする → 

         すぐに冷却装置を作動しなければならない。

 今回の事故では停電で冷却装置が作動しなかった

→ そこで海水を6万トン入れて冷却しているけど、その汚染された水をどうするか

  決めておらず。

 水棺方式より、直接炉心を冷やすべきだ。

 現在、東電から出ている福島原発の

  破損状況はただの「推測」でしたかなく

 実際に炉心がどうなっているのかは誰も知らない。

 石川氏の推測 → 多分炉心は融けてる→2000度くらい。そこに水を入れて

              いるから鋳物状態になっているのでは?コバルト60が放出。

 現在東電が行っている作業は核心ではなく、回りの化粧をしているようなもの。

  炉心にロボットなりを入れてどのような状況か見るべき。その為には瓦礫を片付け

  炉心部分を綺麗に洗浄してから。

 現在は放射能と戦争状態で、福島原発は戦場であるから、非常時のルールに

  のっとって行うべき。

 ぞぞっとしましたが、東電から出ている数字が全部推測だなんて・・・何でそんな

  事が?と誰もが思う事ですが、それは「何かしら数字を出さないと叱られる」から。

  実際、炉心にカメラを入れるには放射能に強いものでしかもファイバースコープ

  のようなものを慎重に入れていかないといけないのだそうですが、なぜそれをやらな

  いかというと、責任を取る指揮官がいないそうです

 

 本当に想定外だったのか?

 そもそも原発を作るきっかけは広島と長崎の原爆だった → 国の雰囲気として

  核への復讐として安全な原発を作ってやるみたいな雰囲気が

 歴史上東北地方で1000年前にも同じような地震と津波が起こっていたけど

  それを想定せず。明治時代や昭和初期に起きた大地震で津波は起きなかった。

  ゆえに地震対策をしたが津波対策は想定せず。

  (津波はリアス式海岸で大きな被害をもたらすが、太平洋地域では大丈夫と

  言われていた)

 津波対策はせいぜい6メートルから9メートル。でも今回は14メートルの津波が

  おきてしまった。でも津波が起きても8時間以内に電気が復旧していれば

  ここまで大事故にならなかった。

 費用がかかるから・・・想定しなかった・・・・

 ここで一番の課題は津波ではなく「電力復旧」の遅さだったんですね。あの地域は  

  東北電力の管轄で、電力がなかなか復旧しなかった原因が実はあまり追求されて

  いない現実 東電だけじゃなく、本当は東北電力も問題なんじゃ?

 

 作業工程表

 東電が出した今後の見通しというか、水棺作業の工程表にはなんら根拠がない。

 なぜなら、誰も炉心の状態を知らないので作業日程を組みようがない。

 ゆえに回りのあまり関係ないような事ばかりやっている。

 それでも工程表を出したのは、そうしないと政府が死後t路をしないと思われる。

  今後は工程表の為に偽装をする可能性がある。

 

 小佐古氏の辞任

 政府が出した子供らの被曝許容量を「20ミリシーベルト」とした事について

  氏は「10ミリシーベルト以下にするべき」と政府に要望。

 しかし菅総理は意見を聞かず、最後の面会も断った。

 ここで、学者さんが「自分としても5ミリー10ミリシーベルトにするべきだと

  思うが、実際に被曝したらいつどのように人体に影響があるか、

  実は誰も知らない。 (広島の資料を見ても何がどう影響したかは不明)

  放射能にしてもセシウムなのかヨウ素なのかコバルトなのか、被曝したものが

  何であるかまで特定する事は大変難しく時間がかかる」とご発言

  でもそれ以上に驚いたのが、この方が「福島の禁止区域への帰還は国が決める

  のではなく自己責任で行うべき」と言った事です

  要は、放射線量やその危険性について自分なりに調べて納得した上で帰宅すれ

  ば仮に病気になっても納得するんじゃないかという事です。

  さすがにみんなからブーイングが起きてましたね・・・・

 

 


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2 コメント

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よくまとめて下さってありがとうございます。 (ベッラ・カンタービレ)
2011-05-02 12:35:36
実は私は自動録画していたのですが、田原さんの「机の下」発言でビックリ・・・もう、ダメだなあ、と。以前、拉致被害者のことを「死んだ」といきなり発言し、居直ったのも???でしたが・・・。
ルールがわからなくなっているのではないでしょうか。
もう無理です。
他にはあの甲高い声の萩原さん、疲れるのですよね、あの声のピッチ。
それに話の内容もあまりピンとこないし。
あの番組、自動録画しても長いので、大変です。まとめて下さって、よくわかりました。
私はもう消してしまったのです。
なんか疲れてきて・・・阪神大震災のことも思いだしてしまって・・・最初は「聴かなきゃ」と思っていたのに、だんだんたまらなくなります。でも食生活、心配です。
話のポイントがよくわかりました。ありがとうございます。
Unknown (ふぶき)
2011-05-02 17:31:15
>ベッラ・カンタービレさま
私も本当にあの「机の下に・・」は驚き。KYもいい所ですよね。
私も録画してみていたのですが段々絶望的になりました。特に自民党の小野寺議員の必死の訴えを政府が受け入れないっていう・・この国はどうなってしまうのかと。

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