ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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オフ会リポート

2014-06-30 08:25:00 | つれづれ日記

 6月28日、午前10時よりオフ会が開かれました。

といっても・・・実は渋滞の為、私自身が遅刻してしまい。

皆さまに多大なご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。

でもお部屋に先に入ってセッティングされているのをみて「すごい」と思ってしまいました。

連携プレーできる「ふぶきの部屋」の方々、ありがとうございます。

まず桂宮様薨去に対する黙祷から始まりました。

そして各自自己紹介。初めての方々、2度目の方々、とりまぜて行われました。

皆さま、私の小説を楽しみにして下さっているとの事、とっても嬉しかったです。

そしてヅカファンの方々。もっとこっちの話も出来たらよかったなあ

でも話の中に結構「ここはヅカファンは知ってないと」と無理やり入れてましたけど

 

 文春の記事について

今回、文春に載った「愛子内親王の不登校再燃」から話が始まりました。

発達障害というものがどんなものか、そしてその対応策はどうすべきか。

愛子内親王の場合、身に合わない「ご優秀伝説」があり、非常に気の毒である。

とはいえ、皆さん、愛子内親王の「これ」「ゴミ」には衝撃を受けたようです。

お付の方が何も言わないというのはおかしいのではないか。

通常は、親王や内親王にそういう振舞をさせないのが御付の役目。

誰も止めないというのは、雅子妃の意志なのか。宮内庁自体がやる気を失って

いるのではないか」

つまり、昔の入江侍従長や浜尾さんのような「身を挺して皇室を守る」人がいなくなって

しまった・・・

皇室の権威が失われたという事ですね。

 

ついでに塩村議員の話も出ました。

「売国奴」という言葉が飛び出すなど、総じて彼女には批判的。

ほとんどの参加者が女性で、その女性たちを敵に回したのが彼女であると思いました。

 

 日本の皇室は男女差別なのか?

塩村議員の話が出た所で「日本は本当に男女差別の国なのか?」という話に。

女帝を認めない日本は差別的で開かれた皇室ではない」という事なのか。

そこで、戸籍の話から。

戦前の戸籍は「戸主制度」を用いており、妾から使用人まで一つの戸籍に入っていた事。

いわゆる「戸主」は会社のようなものですね。

 女王の擁する国、イギリスの話

エリザベス女王の夫であるフィリップ殿下の出自、それから彼の生きざまを振り返る事により

「女王の夫」という地位が実は非常に低くて不安定である事。

 かつて女帝が君臨したハプスブルク家の話

マリア・テレジアがハプスブルク家を継承する際に起きた戦争の話。

そして夫、フランツ一世の話。

 日本における女帝8代10人の話

推古天皇から後桜町天皇まで、各時代の女帝が誕生した背景と、彼らの心理を探りました。

名前は知っていても、その女性が誰の妻で誰の母だったかというような事は意外と知らないもの。

持統天皇から孝謙あたりまでの話には、皆さん、ちょっと驚かれる事もあったようで。

また明正天皇即位の話にも、みなさん、おおーーっというような感じでございました。

つまり、現代に似ているという事ですね。

日本の女帝の背景には「外戚」がいます。

それが蘇我氏であったり藤原氏であったり。皇位簒奪の為に娘を送り込んでも

結果的にそれが排除される「自浄能力」が皇室には備わっていると。

どれほど強い外戚がいても、皇位を自ら継ごうとするものはいなかったのはなぜか。

それは次回の課題になりそうです。

小和田家の場合、今までの外戚と違い、自らを「天皇」としたいようなムードがあり

そこが今までの外戚と違っている所です。

ここでお昼休憩。

ジュゴン様が用意して下さったお弁当を食べながら、しばし歓談

皆さま、お菓子をお持ち寄り下さいましてテーブルの上は結構花が咲いたようでした。

それぞれ意見交換をしたり、お友達になったり、これぞオフ会の醍醐味っ

 明治天皇の「皇室保護」術

江戸時代、世襲宮家は4つ。幕末にさらに4家増えました。

でもそれでは足りないと明治天皇は考えたのでしょう。

娘達を宮家の2男、3男に嫁がせて宮家を創設させるという手段を用いました。

明治天皇の側室たちの話、そして生まれたお子様がたが何歳で亡くなり

生き残ったのは誰と誰でーーみたいな話には、皆さん目が釘付け。

一人の子を失うのでも悲しいのに、明治天皇は6人もの子供を失ったのですから。

側室方の「源氏名」にはみなさん、ほっこりされていたと思います。

 

 大正天皇婚約破棄事件

生まれつき体が弱かった大正天皇を明治天皇がいかにして教育をしたか。

超「ごゆっくりさん」だった皇太子に無理をさせず、でも必要な事は教えて行く。

その一方で11歳の時に「お妃選定」を始め、最終的に「丈夫さ」で

九条節子に決まった経緯をお話ししました。

「お上」と「節ちゃん」の夫婦喧嘩も披露・・・・ ふぶきさん、ちょこっと女優に?

 

 シミュレーション大葬の礼ー昭和天皇

私は小さい頃からスクラップが好きで、色々な新聞記事をスクラップしてきたのですが

それを披露しつつ、1989年1月7日の新聞を使って、「シミュレーション大葬の儀」を

やってみました。

天皇死去の場合、皇太子はただちに践祚」この直ちに「践祚」の意味、わかりますか?

天皇が亡くなったその瞬間から皇太子は「陛下」と呼ばれる事になるのです。

・・・と言ったら、みんなが「えーーやだーー」のオンパレード。

それから弔問外交、桂宮の例を出して葬儀一連の皇族の動きなど。

もう少しリアルに表現出来たらよかったなと思います。

それでも、次世代の天皇ご一家は3人のみになる事。秋篠宮の立場が微妙である事

東宮御所がからになってしまう事などを話しました。

 

 太平洋戦争の話

どういう流れでそうなったか・・・・っておyく覚えていないのですが、戦争の話になりました。

両陛下が対馬丸の慰霊の為に沖縄に行かれた事、来年はパラオに行かれる事。

なぜにそこまで「慰霊」にこだわるのか。

そして両陛下の沖縄に対する思いは強すぎるのではないかと・・・・・

それはもしかしたら陛下ご自身が昭和天皇について「戦争責任」があると考えているのでは。

つまり慰霊の旅は陛下による「謝罪の旅」であるといえるのです。

「誰に対する?」

「戦争で亡くなった被害者に対し、自分の父のせいで死なせてしまいごめんなさい」

これにはみなさん、ちょっと驚かれたようですね。

 日本が戦争に突入した理由

 戦場になったのは沖縄だけではない。広島・長崎・・そして東京大空襲も。

  にも関わらずなぜ「沖縄」を特別扱いするか。

ここらへんでみなさんの中から「慰霊の旅はありがたいけど、いい加減にしてほしい」と

いう意見が。70年前の事に拘ってもしょうがないじゃないかと。

そういう事は次世代に受け継がせていくべきなのに、何が何でも自分で・・・という事が

理解できない。

結論として、「天皇はリベラルすぎる」と言う意見が。

要するに天皇自身が「罪深い天皇制は自分の代で終わらせたいのではないか」と。

マイナーな意見かもしれませんが、今の両陛下を見ているとさもありなんですね。

なぜこんな風になったかといえば、やっぱりバイニング夫人の教育の影響が

大きいでしょう。

ここでまた「天皇の孤独」とは何かという話も。

アメリカンファミリーのような家族ではなかった事ではないかと結論。

最終的に「戦争は間違っているけれど、あの時、日本だけが悪いと言われる事には反論。

そして半ばそう思っている陛下に疑問」でした。

戦争映画や本の紹介などもしました。

 

テレビの「皇室日記」でやってましたが、対馬丸記念館に行った陛下が

護衛艦はどうしたの」とお尋ねになったと。

館長が「護衛艦は逃げました」と答えたそうです。

ナレーションとして「皇室に複雑な感情を持つ人もいる」と。

これを見た時、結構ショックでした。

確かに護衛艦がついていた筈だし、逃げた・・・というのも本当かもしれないけど。

そうやってあくまで「日本が守らなかった」事だけを責める姿勢はどうなのかと。

魚雷をぶつけたのはアメリカなのに。

これじゃ広島の「あやまちは二度とくりかえしません」と同じではないの?

原爆を落としたのはアメリカなのに、落とさせたのは日本、ゆえに日本が悪いという考え?

何だか、オフ会の後だったのでよけいに陛下の根底に流れる思想を垣間見たような

気がしてがっくりと。

 

時間が短くてあっという間に5時。

みなさんと一緒に後片付けをして、名残惜しみながらお別れ致しました。

二次会は居酒屋で。

ここで非常に貴重な事を知りました。

それは栃木県では「立志式」というのがあるそうで。

13歳でこれをやるんですね。すごい。

最高の収穫でした。

 

 

 

 

 

 


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14 コメント

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お疲れ様でした! (そば茶)
2014-06-30 10:25:42
盛会だったようでなによりでした。ふぶき様、はじめ御準備の方々、おつかれさまでございました。

愛媛県では「少年式」を14歳でやりますよ~。
お知らせありがとうございます (スノウ)
2014-06-30 14:08:11
楽しそうなオフ会ですね。参加していない私でも行った気分になれて、嬉しいです。皆さま、お疲れ様でした。

それにしても、ふぶき様皇室のことに詳しいですね。すごい。これからも色々教えてください。

立志式は、福井県でも中2で行います。郷土の偉人である橋本左内の『啓発録』について学んだ上で、「稚心を去る」「自分の志を立てる」ことなどを誓うようです。

他の地域でもやっているんですね。面白い。
はじめてコメント致します (たぬき)
2014-06-30 14:59:21
いつも興味深く読ませていただいています。オフ会、参加できる方が羨ましいです。

私は愛知県の中核都市に住んでいますが、
こちらでは、中学2年生が林間学校やスキー合宿に行くのですが、その時に立志式をやります。
詳しくは知りませんが、蝋燭の灯りだけの場所で、親からの手紙を読み、その返事を書きます。
感動して、泣く子が多いそうですよ。
Unknown (ひな祭り)
2014-06-30 15:31:48
オフ会に参加させていただきました。お疲れ様でした。

講習会のようで、初めての事を沢山学べました。
そして、皆さんはどこでどのように知識を深めているのだろうか?という疑問も深まり、
さらにふぶきさんや皆さんが魅力的に感じた1日でした。

次回は
侍ブロガーふぶきと巡る、わくわくツアー!
「田園調布双葉から、皇室までの上手な引っ越し方!
~小和田雅子の軌跡をたどって~」
なんて企画してくれると、わくわくしちゃうかも。(笑)
いつも楽しみに読ませていただいています。 (さるこ)
2014-06-30 17:14:30
ふぶき様、皆さま、オフ会おつかれさまでした。

いつかゆきたいなーと念願しつつ(笑)、関西圏(笑)から
ふぶき様のご健勝、ご多幸おいのりしています。

くしくも大正帝の実母は『柳原愛子』(なるこ)、
愛子さまと同名ですね。

かつての浜尾さんのように、
愛子さまを愛情もって薫育されるかたがいらっしゃった
としても、いまの東宮家には遮断されてしまう
のであれば、本当にお気の毒なことです。

両陛下も、まだ12歳の愛子さまだけは
相応しくすこやかな環境与えられるように
助けてさしあげてほしいですね。
Unknown (主婦)
2014-06-30 17:33:01
お疲れ様でございました。
お話しの内容が、すごいですね。

愛子様のお行儀、、、雅子さんから、不要な怒りをおそれて、周りが、注意しない。
のかな?

オフ会! (うさのうさみみ)
2014-06-30 17:51:30
ふぶき様 ご盛会でよかったですね~!
ふぶき様と参加なさった皆様 お疲れの出ませんように

桂宮様薨去の黙祷 すばらしい
今の時代仮にお上の崩御でも黙祷なんてしませんよね 畏れ多いことです、ほんと・・・

オフ会 次の機会には是非私も!と思いました(笑)

Unknown (ふぶき)
2014-06-30 18:56:58
みなさま、コメントありがとうございます。色々な所で「立志式」やっているんですね。勉強になります。
わくわくツァーやってみたいなあ。
次回に向けて、色々企画しますので、またよろしくお願いします。
Unknown (翡翠)
2014-06-30 19:33:25
素晴らしいオフ会でしたね!ご報告有難うございます。

私も今上陛下の、
「慰霊」に対する姿勢が
度を越しているような気がして
なりませんでした。
勿論、そのこと自体は
大変敬意を払うべきことです。

しかし、仰るように
「父」昭和天皇に戦争責任があると・・・
そう思っていらっしゃるゆえの
熱心さのように感じられますね。
その点にとても危機感を
覚えています。
何でもご自分で背負うという
姿勢も、失礼ながら疑問です。
なるべく次世代に引き継ぐものは
引き継がせ、しっかりと
伝えていかなくては。
そして一番思うのは
もっと厳しさがあっても良いのでは、ということです。
ご自分には鞭打って
厳しくお過ごしのようですが、
次代を担う皇太子や妃殿下に
対して、もっと厳しくても良いのではと思います、それが真の愛情ではないかと。
しかし仰るように皇室そのものを
なくしてしまっても良いと
お考えなら、そうはならないのでしょう。

ところで「立志式」とは
どのようなものでしょう。
昔の元服のようなものでしょうか?素晴らしいですね。
私は京都ですがそういうものが
なくて残念です。
オフ会スタッフとして、御礼申し上げます。 (ジュゴン)
2014-06-30 21:02:36
オフ会参加の皆様方 今回も皆様のお陰で盛況に終わりました。
協力してくださいました皆様、また暖かいお心遣いを下さいました皆様、心からお礼もうしあげます。

会の遅刻は私ジュゴンが東京までのアクセスを甘くみて、渋滞を読めなかったせいでございます。 ふぶきさんのマネージャーとして(?え?いつから?笑い) 心からお詫び申し上げます。

今回もふぶきさんの知識の豊富さに
ただ、ただ、驚くばかり、
またまた時間が足りない!
と言う結果になりました。

次回は泊まりがけで?(笑)
ツアー組みます?

もっともっとふぶきさんから、色々吸収したい!

講演会とゆう形もあるなあ!

今後もふぶきさんのマネージャーとして(だから、いつから?) 皆様のご意見を配慮し、様々なプランを考えて行きたいと思います。

これからも、宜しくお願い申し上げます。


追伸
ちゃちゃみ様
次回はジュゴンの家に泊まって下さいませ。

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