ふぶきの部屋

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VERDAD!! 千秋楽  1

2021-07-12 07:00:00 | 宝塚コラム

 行って来ましたよ~~「VERDAD」の千秋楽。

実は前回の感想について我が家の姫ちゃんからダメ出しがありまして。

もっと丁寧に面白く書け!結局ママはステラ・ルーを連れて行くくらいじゃ本気にならならいのね。だったら!わかった!とんすけを連れていくから!

というわけで

わかります? ステラ・ルーじゃなく・・・耳が見えちゃってる子。

駅で電車待ちをしている時にこっそり出て来ちゃった。

とんすけ:ねえねえ、ステラおしゃべりしようよ

すてら:私、ぬいぐるみのふりをしなきゃいけないの

とんすけ:だってほら、久しぶりに舞浜へ行けるんだよ。僕、嬉しくてウキウキだよ。

すてら:ディズニーランドへ行くわけじゃないのに馬鹿ね。

なんせ2時からチケット出しだっていうのに、午前10時には舞浜に着いてしまった私達。

うろうろお店を見たりしている時に、見覚えのある男性とすれ違ってしまいました。

あれ・・・?あ、藤井先生じゃん!」

写真で見るのと同じ顔。ムラあたりでは当たり前の情景でしょうけど、舞浜で見ると新鮮っていうか嬉しいっていうか? 先生は午前の部を見るのね~~

舞浜近辺に住んでいる人達はイクスピアリを庭のように使っていらっしゃる。

天気がよくなったので子供達が遊び、親がくつろぐ・・・そして私達はショップめぐり。最近はアロマやコスメにはまっているのでそういう店ばかり回ってみたりします。

そうそう!トリコロールのバッグを見つけた!欲しい!でも高い!

何で「ひかりふる路」の時に出してくれなかったんだろう・・・・

お昼はバイキングのお店に入ったんですが、目の前のアクリル板って相手の声が完全に聞こえないよね。食べ物をとりに行く度に手袋してマスクして。面倒だなあと思いつつ、これもご時世ですからねと諦めました。

 

それでも時間が余ったのでタリーズコーヒーで延々と待つことに。

でもそれで正解でした。午前の部が終わった頃からものすごい人があふれかえって。

みんな「VERDAD」のTシャツ着てるし。

とんすけ:これ、僕のクッキー。

姫 :これっ!ぬいぐるみの振りしてなさい!

とんすけ:はいっ・・・げほげほ・・無理だってば~~

とんすけ:だからって僕をマスクかけにしちゃうことないじゃないの。ちなみに手作りのマスクはママが作ったんだよ。

 

さて、いよいよ時間が来たのでアンフィシアターへ。

見よ!この天気! ずっと雨ばかり降っていたのにこの青空!

しかも暑くて湿気がすごい。

今回の席はほぼ中央とはいえ、一番後ろ。だから休憩時間のトイレは諦めなくちゃ。

とんすけ:ほら、笑ってすてら。記念写真だよ

すてら:私、この間来たわよ。

はしゃくとんすけに「ぬいぐるみの振り!」というのですが、少しの間しか持ちません。すぐに「ねえねえ、僕達宝塚を見に来た初めてのぬいぐるみじゃない?」なんて言い出す始末。

とんすけ:舞台との距離感わかる?結構遠いよね?

とんすけ:こうやってペンライトをふるんだって。こっちゃーんって言いながら。

姫:こ・・ちゃん?

とんすけ:えっと違う。怖い天寿さん。

ちなみにペンライトはこんな風で青・緑・赤・白と色を変えられます。

 

さあ、いよいよ1幕が始まりました。

せりあがって来た燕尾服の礼真琴が歌うのは「愛!」

まず感動したのは客席全体が青いペンライトの海になっていること。後ろからじゃなきゃわからない情景ですよね。そのペンライトが波のように音楽に合わせて揺れるのです。

そして後ろにはマグマがフツフツとした映像が・・この映像っていわゆるカラオケボックスに行った時、曲の後ろに出てくる映像なんだなあと。つまり舞台全体がカラオケボックスのようなものなのかと納得。

宝塚メドレーの口火を切ったのは瀬央ゆりあ。

このショーで何だか一皮向けたというか、おどおどした所が消えて「三枚目になりきって明るく弾けるのが自分の役目」と割り切った感じの「ハロー!ららららんらハロー!」でした。

祈ろう愛を」のボーカルを務めた天寿光希は貫禄十分(っていうか最上級生ですし)真ん中がよく似合う男役です。「セ・マニフィーク」では礼真琴と瀬央ゆりあのデュエットダンスを前に歌うので「贅沢な感じがする」と姫が申しておりました。

MCは全然期待していなかったのですが、礼真琴を必死に盛り上げる瀬央が面白くて結構笑えました。前回、私達が見た時にはしょっぱなから、カフスやらイヤリングやらを落とすハプニングがあり、それを希沙薫が華麗に拾っていくというような話をしていました。

上級生がやっぱり千秋楽の疲れがちらっと見える中で、下級生たちの元気なこと。

星組の下級生たちはキザるわ、客席へのアピールを欠かさないわ、やっぱりご教育がよろしいようでと思うシーンがいくつもありました。

星組結成88周年ということで、今年亡くなった峰さお理さんへのオマージュシーンもありましたが、昔のトップさんをドアップ映像で見られるのはすごくうれしい。

思えばいい作品を沢山やってたんだななと。(なんせ峰さんと言えば紫子のイメージしかないので)

その後のちらっと日向薫が出てきてその後は「忖度?」紫苑ゆうさんの「ワンナイトミラージュ」「心はいつも」を悠々と流され、またも姫は涙だったのですが、私は「白城あやかという人は絶対にアップになる人だなあ」と思った程度で。

懐かしさがないのかと言われると、現役で見ていたわけじゃないのでね。

むしろ「美麗猫」「夢は世界をかけめぐる」に「何でマリコさんはジュビレーションだけだったのにノルさんは2曲なんだよ」と腹が立ち、それから先、北翔君に至るまで、

そういえばノルさんの最後からタータン、安蘭、わたる・・・と新専科制度でひどかった時代だよね~あの頃の傷は思い出したくないよなあ」と妙な感慨を持つ始末。

みんなが大好きな「青い星の上で」だって、雪組が星組を占領しているんじゃないか?みたいな舞台だったし。「ラッキースター」もいい作品だったけど、何でここに彩輝直が?とかねったんが辛かった時期だなあとか嫌な事ばかり思い出すんだよね。

そういう意味では落下傘トップだったのに全然恨まれずに溶け込んでいた北翔海莉って人は偉大だったかもと。

「キラールージュ」に至っては「ベニーカムバック」みたいな感傷に浸り、「RAY」ではそんな歌があったこともすっかり忘れておりました。

「ノバ・ボサ・ノバ」も50周年で星組が初演という事で、抜粋があったのですが、まず真帆しぶきさんの迫力ある映像が目に染みました。

礼真琴の「シナーマン」は素晴らしくて、姫が「再演しないかな」と言いましたが、やるんなら藤井先生版じゃなく、ちゃんと草野旦先生版でお願いします。

 

そして「愛!」で1幕は終わったのでした。

 

 

 


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1 コメント

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本当に・・ (スザンナ)
2021-07-12 08:59:19
過去の星組、いや宝塚歌劇について
色々と思い出される・・しみだして来る1幕でしたね。
私もノバボサ再演に一票!
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