ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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比較したくはないけど10

2015-02-14 07:00:00 | 皇室報道

最後。香淳皇后80代です。

80歳の香淳皇后。

 コート姿が多くなりました。

でも昭和天皇とお手を繋いで。

「御上」「良宮」と聞こえてきそう。

香淳皇后は1976年に在位50周年記念式典に出席。

しかし、この頃から少し・・・・・な状態に。

翌年に骨折。

この時、きちんとお医者に見せなかったばかりに老いの兆候はますます激しく。

当時「玉体にメスを入れるなんて」と外科的治療を拒否したのが入江侍従長だったと記憶。

この時にきちんと手術してリハビリをしていればあるいは・・・

昭和天皇は80代で手術を受けていらっしゃるし、平成になれば三笠宮殿下が99歳で

心臓の手術を受けていらっしゃる。

あの頃、週刊誌などでは結構この件は書かれていたけど、一般庶民には

真実はわからずじまいだったようです。

それでも最後まで北白川女官長に支えられ、古きよき思い出の中で

逝かれたのではないかと思います。

香淳皇后の生涯を写真で振り返る時、そのあまりの高貴さに震える思いがしますが

その方の葬儀を堂々と「夏バテのようなもの」で欠席出来ちゃった皇太子妃と

それを許した皇后の在り方に疑問を覚えてしまうのです。

皇后陛下80歳。桂宮殿下の墓所に。最近は喪服と言えば和服に。

回りが洋装なんだけど・・・・「着物の方が歩きやすい」という理由です。

物議をかもしたベルギーでの喪服。いっそ和服だったらどうだったのか。

多分、デザイナーが植田いつ子さん風に作る事を心がけているんでしょうが

ケープの長さに全く頓着しないという事が問題なのかも。

長けりゃいい、肩がいかっていればいい・・・・というデザインですよね。

80代でもう少しおっとりと・・・とはいかない皇室事情があるのはわかるのですが。

皇后陛下といえば「慈愛」「祈り」二つのキーワードですよね。

結婚した時からこの二つの言葉を背負って生きていらした。

一方、香淳皇后は「日本の母」でした。

2015年。80歳の皇后。ティアラを被らなくなって数年がたちます。

ネックレスやイヤリング、指輪とセットのティアラがない「おかしさ」に気づかないのか

(首が・・・・というのは言い訳に他ならないと思います)

 

80代の皇后陛下は杖をつきません。

首が痛くていらっしゃるのに肩パット入りの服をお召。だけどティアラは被らない。

足が痛くていらっしゃるのに杖を使わず、テニスをなさる。

どこかで「老い」を否定しているような気がします。

今時の生き方とも言えますよね。

誰も真似出来ません。

ご自分の中で明確に「すべきこと」の線引きをされている。

だけど、それは必ずしも旧来の皇室と同じではない。あり方が。

だから次世代の皇后が何をしようと、私達は何も言えないのです。

 


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23 コメント

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Unknown (まりん)
2015-02-14 07:52:21
昭和天皇さまと香淳皇后さまのお写真で、手をつながれている微笑ましさと別に香淳皇后さまが杖をお持ちですね。
それも、また自然なありようと思います。いいなあ、いいなあ。すごく懐かしく、癒されます。

美智子さま、ふだんのこだわりファッションは別にいいんじゃないの?と思うんです。
そこにいろいろな理由づけをなさるより「私はこれが好き」でいいのでは。
(今、思うと、清子さまがシンプルすぎるくらいシンプルだったのは側で細部にこだわる美智子さまを見てきた反動だったりして。)
でも、必要な場面はティアラをつけるなど、それに応じた姿にしていただきたいです。美智子さまの個人的な理由とは別に日本の皇后として必要なことですから。
美智子さまが出自が平民であることは変えられない以上、それ以外のところは誰にも後ろ指をさされるものかと努力を重ねてきたのは本当にすごいと思います。
当代の皇太子妃は勉強家の才媛という触れ込みですが、皇太子妃として振舞うのに必要な勉強も努力も放棄していますから。
でも、頑張りすぎる美智子さまに、もう少し肩の力を抜いてもらえませんか?と思ってしまうのです。
こういう写真は・・ (サラ)
2015-02-14 11:06:18
両陛下と東宮ご一家の交流を感じる微笑ましい写真。昭和の時代にはあったのに、今は見かけませんね。やはり嫁次第なんでしょうね。
Unknown (べに)
2015-02-14 11:35:12
たった今二つ前かな?の記事にコメントさせていただいたばかりでこちらにも失礼いたします。

私はふぶき様がリアルタイムでご覧になられていたのとは違い、後聞きばかりでキリッ!と何かを言える立場ではないのですが、千葉展正というジャーナリスト?のブログをあることがきっかけで読んでみたことがあります。
そこに入江日記について書かれている記事があり、当時、香淳皇后に長く仕え信頼を得ていた今城さんという女官をあの手この手で追放に成功したとありました。
そこからいろいろ香淳皇后は追い詰められあのような最後をお迎えになったという話でした。
当然骨折についても当時の担当医(やはり追放されています)の証言から相当症状が悪いのにもかかわらず、手を回して隠蔽し、されるべき十分な治療もされなかったという記述もありました。
なんかこれが本当なら(今の状況からはそう思えますが)あまりにも香淳皇后がお気の毒でとても胸が痛みます...
Unknown (そば茶)
2015-02-14 11:36:04
先帝ご夫妻のお写真、ジンと胸熱くして拝見しました。
まさに「日本の正しいご隠居様」ですね。思えば、皇太后様はお幸せな方でした。一途にご尊敬し仰ぎ見るにふさわしい陛下の傍で一生を過ごせたことは女性としての運には恵まれたと思わざるを得ません。大樹の影に寄り添って咲いてこその美しさがあるのだということを、もしくは「あった」のだということを教えて下さいます。

美智子様は身に付けるものには細かく心を配ってこられたのですね。大衆の前に出るということは戦前はあまりなかったので、コレは新しいお仕事だったのでしょう。
諸外国王室とのご交際や、民主主義国家のもとでの皇室のあり方、など全くと言っていいほど前人未到の道を歩んでこられた美智子様にとっては「ファッション」の分野は少しでも楽しみのもてる分野だったのでしょうか。

先の「A級戦犯」に及ぶご発言で、皇后陛下ははっきりと「戦犯」と「皇室」を切り離されたました。次代への露払いと解釈しています。パラオへのご慰霊の旅も、同じ理由と受け止めています。
今上陛下とともに「刀折れ矢尽きる」まで、道を極めようと思し召しでしょうか。。









皇室写真集 (しまき)
2015-02-14 13:36:04
三代にわたる皇室写真シリーズ、ありがとうございました。大変興味深く拝見させていただきました。
「エンプレス・スマイル」という言葉を思い出しました。

人は、老境になると、来し方行く末を考えるといいますが、昭和天皇陛下ご夫妻の温顔は、苦しい時を二人で乗り越え、明るい時代の中、後継者にも恵まれた幸福感が伝わってきます。
一方、美智子様のベルギー等、お暗い表情のお顔を拝すると、胸が痛い気持ちになります。

皇統について、学べば学ぶほど、現在の危うさに慄然といたします。
明治天皇は、お子様に親王殿下がお一人(大正天皇)のみという状況の中、「宮家」設立・存続に大変積極的であられたという。明治政府が「一代限り」とした宮家を明治天皇は、永世皇族制度に持っていかれた。その背景には「明治天皇の皇統断絶への恐れがあった」と解説されています。

さらに大正天皇。
初め婚約なされたのは、貞明皇后陛下ではなく、伏見宮貞愛親王第一王女禎子様。しかし婚約期間5年を経て、この婚約は解消されます。禎子様結核の疑いということで……
そして、新たに選ばれた貞明皇后陛下は、4人の男子を挙げてくださった。明治天皇の危惧がひとまずは解消されて、昭和へと続いていくわけですが-

これから先は果たしてどうなるのか……。
和の扇子の持ち方って? (重陽)
2015-02-14 15:51:28
あれ?和服の参列で、此の扇の持ち方ってありですか?
私には (もんも)
2015-02-14 17:48:05
私の目には香淳皇后がいじめをなさるようなお顔には見えません。
とても癒される雰囲気とお顔です。
もし、昨今の紀子さまと同じように濡れ衣で印象操作でそのようにされていたのならお気の毒でしょうがありません。
Unknown (のん)
2015-02-14 21:18:38
冒頭のお写真素敵ですね。

男性陣はスーツの下のベスト、昔の刑事ドラマの「大都会」とか「西部警察」の渡哲也さんを思い出しました。
扇の作法 (胡瓜夫人)
2015-02-14 22:11:00
重陽さまの
>此の扇の持ち方ってありですか?
私の習いましたことを書かせてて頂きます。

扇を携えて歩く所作と云うものは、皇室の作法かと存じます。
一般には、今は花嫁衣裳の時以外に扇を携えて歩く所作はないと思います。
扇は、右手で扇のかなめをつかみ、左手に扇の先をのせ、肘を張らないようと覚えましたが
皇后さまは、歩くという動きで扇の先が左手を超えてしまったのかとも思います。

セレモニーやお茶席では、扇は昔の懐刀の意味を表し、帯の左側に2~3㎝出してさします。
正座で挨拶する時には、左手で扇をぬいて前において挨拶します、相手様に私は丸腰ですとの意を表すと習いましたが
何せ50年以上も前のこと、その作法は変わっているかもしれません。

Unknown (レイ)
2015-02-14 22:43:34
初めまして。いつも、ブログを拝見しております。また、この度の比較画像の数々、ありがとうございました。

10代の頃に昭和天皇が亡くなられた時、実の祖父が亡くなったような悲しみに襲われました。あの時の気持ちは今でもすぐに思い出すことができます。
本当に昭和天皇は日本国民の心の支えでした。
皇后陛下も、おっとりとなさっていて、国母と呼ぶにふさわしい方であったと改めて感じました。

その上で、今上陛下を拝見しても、昭和天皇に対するような想いは抱けないことを感じました。
また、美智子さん(敢えてこう呼ばせていただきます)のお写真は、年々険しい表情になられて安らぐことができません。

私にとっての両陛下は、今でも昭和の時代のお二人なのかもしれません。

今までは平成の両陛下をご尊敬してまいりましたが、皇太子夫妻に対する対応や最近のご発言、法王風の衣装などをみるにつけ、美智子さんへの不信感が増してしまいました。
昨年の今頃は、純粋に両陛下をご尊敬しておりましたのに……。

今は、ただ、秋篠宮両殿下へと無事に皇統が繋がれ、御即位されることを祈るばかりです。

※気をつけて書いているつもりですが、失礼な文章やふさわしくない表現・言葉がありましたらお詫び致します。

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