ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

日本の、これから 草食系

2010-05-07 09:07:43 | つれづれ日記

 鳩山政権・・・いつまで続くのかなあ。支持出来る政党がないから

どうなっても日本は変わらないとは思うけど。

民主党の山岡さんの発言。

普天間問題や政治と金の問題は雲の上の出来事で

国民の生活には直接関係ない」

で・・それを突っ込まれたら

「(私の仕事の)範疇ではないという意味」って。無責任すぎませんか

政治家なのに「僕の仕事じゃないからねー」って堂々と言える不遜さ。

沖縄県民は国民じゃないのか」と沖縄から怒りの声が上がっていますけど

山岡さんが言いたいのはそういう事じゃなくて

もっと軽いノリ?っていうか?

「別に明日から生活が楽になるわけでお逆に苦しくなるわけでも

ないじゃん」ってな感じかなあ。まるで今時の若者のようです。

そしてぽっぽ総理は「ちゃんと生きてますよーー」で笑いを取る・・・と

総理の顔が変に見える 異常な目つきっていうか 怖いわ。

 

 日本の、これから 

 

 テーマは「若者の草食化」これでいいのか?

 「物いらない・お金も最低限でいい・出世したくない」若者の急増。

 高度経済成長期の価値観を押し付けるな?

 脳内鎖国現象?

 

 室井佑月が珍しく熱くなって普通の大人みたいに説教をしてましたが。

   確かにお年寄りがみんなして「頑張る気持ちを持たないといけない」

   っていうのはどうかなーーとは思います

   中国や韓国の若者が上昇志向が強いのは、背中に「家族の生活」

   「子孫繁栄」を背負っているから

   でも、日本の場合・・・親は子供に「家族の為に頑張れ」と教えては

   来なかったでしょう

   例えば、中国だか韓国の若者のお母さんが自分が持っていたマンション

   を売って500万を作り息子を留学させた。

  息子はそれに対し、今、日本で働いて誰よりも早く出世してお金を

   貯めて母親にマンションを買ってあげたい。恩に報いたい・・・・と思ってる

   韓国ドラマを見てても「年長者を尊敬したて、尚且つ恩に報いるのは

   当然」という思想が随所に出てきますが、日本の場合は、仮に親が

   無理してお金を工面してくれても感謝しない文化が根付いちゃった

 

 だって、一人でアパートで暮らしてぎりぎりの生活して、携帯やネット

  で友達と会話して「いやーこれで満足」と言い切る人の親だって、将来は

  年金も危なくて生活出来ないかもしれない。

  それを考えても「親は親、自分は自分。育てて貰ってありがたいけど

  だからって恩着せがましい事を言われるのは真っ平御免」みたいな?

 

 一番気になったのは20代の人達がみんなして

  「こういう世の中にしたのは大人じゃないか」

  「大人の人が教えてくれない、与えてくれないから自分達は無知なんだ」

  「チャンスをくれればやれるのに」

  とまあ、見事に責任転嫁の他力本願だったこと

  「与えてくれるのを待つのではなく、自分で動け」と言われると、黙るか

  「そこまでしたいと思わない」と逃げに走るのよねーー

  (アメリカ留学する日本人が減少しているという話で、「正直、アメリカ

  に行けるのはお金持ちで学がある人。自分はお金もないし大学も

   出てないから最初からそんな事を考えられない。ゆえに視野が狭く

  なるのは当然。大人がもっとそういうチャンスを与えてくれれば

  いいじゃない)

  世も末だーーー

   戦後教育を受けた私達世代が倫理観を崩壊させてしまったのかも。

 

 室井さんが「血」というものの継承の大切さを説けば

  「何も自分が子供を持たなくても外国人が産んでくれるんじゃないか」

  と言った男子がいてびっくり

   外国人と日本人の違いすらわからないのか?要するに「日本人なんて

  滅んじゃってもいいじゃん。それが流れならさ」というノリ。

  反日教育しすぎましたね これじゃ民主党・社民党の思うツボ

  戦前の価値観と言われた

   血の継承・名前の継承・仕事の継承を否定

  → 「自分らしさ」「個性」の名の下に「自分さえよければ」という価値観

    さらに歴史教育で近代史を無視した為に「過去を知る」事が出来ない。

   愛国心の否定

  → 「愛国心」=戦争・軍国主義の象徴と教えられた為に民族的な

    アイデンティティを失った。

   長幼の序の否定

  → 多分、戦争中に子供だった世代は「戦争を引き起こした大人」を

    否定して来たんでしょうね。それが現代に繋がり「自分より長く生きて

    いる人」に対する尊敬の念も畏敬の念も持たない。助言を聞かない。

で・・・結果、まさに「脳内鎖国」状態になってしまったと。

 

 「(自分ひとりが)生活出来るだけの収入で満足し、多くの時間は

   自分がやりたい事の為に費やし、それで出世しようとか上昇しようとか

   思わず、毎日が規則正しく楽しければそれでいい」

  彼らは「ネットなどでみんな繋がっていて、自分なりに家族や友人を

  大切にしている。家族や友人と一緒に過ごし、自分の趣味に没頭

  出来る生活が最高の幸せ」と言うわけですが、

  それってむなしくないの?そんなに早く悟ってさあ・・・・

  「(雨を避け風を避け)欲はなく決して怒らずいつも静かに笑っている。

   そういうものに私はなりたい」って?

  上昇も向上もない自己満足の生き方は実はむなしいってわからない?

 

 視野が狭いとか何とかじゃなく、深く深くこの国に対する「絶望」が

  渦巻いているのではないでしょうか

  欧米諸国は「絶望」の先に革命があったり、戦争があったりするけど

  アジアの場合「絶望」の先は「無気力による滅びの美学」とでも

  いうんでしょうかねーー

  (ゆえにチベットもウイグルも北朝鮮もひっくり返らないの)

  これって日本だけの問題ではなくなるかもしれませんよ。

  

 

 

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジェネラル・ルージュ・八日... | トップ | 同窓会 »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
チャンスを自分でつかんでいく (ゆうた)
2010-05-07 18:34:46
>見事に責任転嫁の他力本願だったこ

これこそ、きっと大人側が心配している若者側の特徴だったのではないかと思います。番組中(もしかしたらカットされてたかも)、チャンスは自分でつかんでいくもので、待ちの姿勢じゃいけないという意見を言ったのですが、やはりもう20年以上生きてきた中で価値観や考え方は固定されてきてしまっている気もしました。
となると、やはり教育の改善が最優先かもしれません。

番組について丁寧なご意見、大変感謝いたします。この機会に恵まれた若者として、この機会を生かし、今後さらに頑張っていきたいと思います!
怒髪天! (まほろばです)
2010-05-07 20:59:16
山岡さんの発言に朝から今日はムカッと来ました!
山岡さんはとかくの噂のお方で小説家山岡壮八サンのお嬢さんの婿さんだそうで、結婚を気に苗字を○○から山岡に変えたそうな・・

裏事情はいろいろあるんでしょうがほんとに
沖縄の民主党の女性議員の悲しそうな顔が忘れられません・・
衆参同時選挙にしてほしいです・・・
山岡は問答無用!次は落ちる! (シルキー)
2010-05-07 22:05:00
私も山岡には怒りを通り越してあきれています。あの人はもう見たくない、沖縄の女性議員、必死で抗議していました。
山岡はあっさり謝罪したようだけれど、信念のない議員は辞めてほしいですね。
次は落ちる、と週刊誌でも書かれています。
太鼓持ち、山岡!
基地問題や政治とカネなんて、何とも思っていない、こんな人、他にもいますね。
一般社会ではとても通用しません。
若者が身につけたいこと (Ciao)
2010-05-08 01:33:11
はじめまして。
日本の、これからで若者側で議論に参加させていただいた大学3年生です。

視聴者の方が観ていてむなしい、と感じてしまった原因は2点あったと思います。若者は、誰かのせいにして文句を言うだけでただ待っている姿が、大人は相手の価値観を否定する姿が番組の中で強調されていたことだと。

識者の宇野さんと原口さんがまとめてくださることに若者が頼ってしまったのは反省すべき点だと考えられます。建設的な討論に持ち込めるよう、若者側は少し頭を冷やして論理的に話す努力をする余地が十分あったと思われます。

たまたま見つけたこのブログで率直な指摘をいただけて幸いです。ありがとうございます。

ここから私の考えになりますが・・・、

収録に参加させていただいて、迷走状態から脱出するきっかけはすぐそこまできているのではないか、と感じました。


今回、反骨心ばかりが放送では注目されてしまいましたが、どの時代でも若者たちには、既存のやり方にとらわれずに合理的なやり方を採用できる柔軟性がある、という見方もありました。

だから、自分たちに足りない知恵・失敗経験・多様な見方等を、上の世代の過去や海外から吸収する。そしてそれをこれからの時代に合うように生かしていく若者も、マイノリティーですがよく見ると実在しています。

そんな若者は指摘された脳内鎖国を解くカギになる可能性が高いです。

一方で、番組では「草食で内向き」という見方で注目された性質も、”開国”が起きた時に今の文化が淘汰されることを防ぐ機能があると考えられます。その文化の代表例は、地元や近い仲間とのつながりに重きを置いて、毎日を平和に(楽しく)生きる幸せが挙げられます。

この性質は、今のように先行き見えない事態が起きた時に、最低限何を守ればいいのかを示唆していると思います。こういう生き方を幸せとして選ぶ人がいてくれるからこそ、舵をとる前に立ち止まってふと「これでいいのか?」と考えることができる。


今回はこの2つの若者像からの考察をふまえて、結論に戻ります。

上昇軌道にみんなを乗せた結果、高度経済成長→バブル→不況を経験したのだとすれば、今度は多様な価値観を受け入れて、能力をバランスよく生かす構造作りが、迷走状況を打開するカギになりうる。
その兆候がすでに、現在の若者の現象から読み取れるのではないか。

長くなってしまって申し訳ございません!

ご視聴&ご意見ありがとうございました。
Unknown (ふぶき)
2010-05-08 22:56:53
>ゆうたさま
初めまして。とても前向きで真面目なご姿勢に感銘を受けました。頑張って下さいね。

>まほろばさま
えーーー山岡さんってそうなの?苗字が泣きますよね。それこそ失言で辞任問題ですね。

>シルキーさま
「鳩山政権は終わった」と週刊誌にも書かれていますし、断末魔の山岡さんって気もしますが。沖縄の気持ちを考えれば発言できないはずですよね。

>ciaoさま
素晴らしいご意見ですね。私も「大人」「若者」のステレオタイプな分け方が気になったのですが。
今はちょっと冬眠しているだけと、エネルギーを蓄えているだけと信じたいのです。
「脳内鎖国」ってすごく重い言葉ですが、言いえて妙です。こんな言葉を思いつくのだもの、なかなかやるよねって。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

つれづれ日記」カテゴリの最新記事