３年Ｂ組金八先生

　スタジオパークに京本政樹さんご出演　

 

　偶然ＮＨＫつけてたら「スタジオパークからこんにちは」に

「ちりとてちん」で小次郎叔父さんを演じている京本政樹さんがご出演

でしたーー　きゃーーっ　嬉しいっ

 

彼、現在４８歳なんですって。でもってお兄さん役の松重豊さんより年上。

無論和久井映見ちゃんよりも年上

なのに・・・弟役。確かにドラマではどうみても年齢不詳に見えるっ

 

（大河ドラマ「毛利元就」で京本さんの養子役を松重さんがやってたって

聞いて、そうだったーーみたみたーーと大笑いしました）

 

むかーし・・高校の頃・・仙台の河北新報が募集した「好きな芸能人」

っていうので「京本政樹さんにドキっ」って応募して掲載された事が

ある程、実は京本ファンです

スタジオパークでもちらっと流れていたデビュー曲

「Ｉ　ＣＡＮＴ　ＳＡＹ・・・」が入ったアルバム「ラブレーの１５分」は買いましたっ

（あの曲は「新撰組」っていう現代ドラマのエンディングだったの。京本

さん、久しぶりに聞いて苦笑いしてましたね）

 

いつまでも若く美しい京様　時代劇の化粧ばりばりもいいけど

常にぐーたらでアホっぽい小次郎役は適役ですねーー

新境地発掘？　これからはこの路線でどんどんいろんなドラマに出て

欲しいわ・・・・（ドラマで着ている豚柄アロハは自前だそーです）

 

 

 

　３年Ｂ組金八先生　

 

サブタイトル「ぎらりと光るダイヤのような日」は、最後の先生のお説教に

使われた詩のタイトルです

 

まず・・画面に出てきた桜中学は前回までの学校と違います。

前回までのモデル校はなくなったのよね。

それから毎回オープニングに出て来る荒川の土手

随分と緑が増えて・・草ぼうぼうになってますねーー

 

昔は桜中学」といえば品行方正、荒谷二中と言えば（ほらっ、あの

腐ったミカンの加藤優がいた中学っ！）不良だったのに

前年の「覚せい剤所持事件」のお陰で両者は正反対の評価に・・・・

そしてそれが「学校選択制」の導入によって、桜中学存亡の危機に・・

という設定はいかにも今の教育現場を写し出していますね

 

ドラマの冒頭　「教師が女子中学生を盗撮した」という話に始まり

遠藤先生がチカンの容疑で逮捕されちゃったエピなど、今まさに

教師が抱える問題を提起

 

さらに、「モンスターペアレンツ」こと

「息子の絵が出展されないのは教師に審美眼がないから。教育委員会に

訴えて移動させる」といきまく親が出現

このお母さん、出展される絵をデジカメで撮り、自分が信頼する先生に

鑑定してもらい、息子の絵とどっちが上手か比べてもらうなどと

めちゃくちゃな事を言っていました

その背景には「絵が出展されれば評価が５になる」ので内申書がよくなる

からなんですねーー

 

また、毎日ネットカフェで寝ている少女は、中学受験に落ちた途端

両親に見捨てられ、私立中学に受かった弟ばかりを可愛がるように

なり孤独感をかみしめていたとか・・・・

 

どこもかしこも「成績」と「いい学校に入るか否か」が親の子供への

評価となる問題が提起されました

モンスター化してまで子供の評価をよくしたいと思う親、勉強できる子は

いい子のレッテルを貼る親・・・どちらもなんだかなあ

 

そこでラストに「ぎらりと光るダイヤのような日」という詩が出て来るんですね。

 

「ひとは一生をふりかえって　じぶんが本当に生きた日が

あまりに少なかったことに驚くだろう」　その「本当に生きた日」が

 

「ぎらりと光るダイヤのような日」なんですよね。

 

なぜ生きるか・・・と問い「当たり前すぎてわかんない」と答える生徒。

当たり前な事が実は当たり前ではないと言う先生。

日本における自殺者の数がイラク戦争で戦死した人の数よりも多い事を

例に出し、「現代の日本社会は戦場よりも生きるのが大変かも」って

その言葉には正直ドキっとしたし、心が重くなりました。

（戦場よりも大変な社会なんてあっていいのか？　それも平和な日本で）

 

「なぜ生きているのかわからないと人は生きていけない」

まさにその通りですよね・・・

 

　学校選択制による「勝ち組」「負け組」

　成績や入った学校で決まる「勝ち組」「負け組」

 

今回の金八先生のテーマは漠然としているけれど、答えが中々

出せない問題ですね・・・・・