九州では記録的な大雨でそれこそ災害が起こり、避難所でのクラスターをどう防いでいくか、また災害の後始末をする人達の健康問題など山積みになっている状態。
関東でも雨が降っていて、それが少しはプラスに働いているのかもしれません。
しかし、日本人にとって「お盆」というのは特別なもの。
働き蜂の日本人にとって、いつもいつでも有給休暇を取得して田舎に遊びに帰ることが出来るという環境はなく、盆と正月だけがおおぴらに長期休暇がとれる時期だったりします。
また日本にとって8月は鎮魂と慰霊の月であり、先祖への思いを強くしたり、また76年前の戦争に思いをはせたりする時期でもある。
去年は「オンライン帰省」などと言って、政府は必死に帰省を止め、国民もそれに従ったけれど、今年は五輪があり、バッハを始めとする人達が自由に歩き回っていて批判が起きても「個人の判断」と言われるような状態では、そこまで我慢する必要もないでしょう・・・と思うのが自然です。
東京都医師会の尾崎会長が13日記者会見を行った
「あと1か月頑張ってもらえば、感染者が減る可能性が出てくるはずだから、こういう政策をとる。こうしたはっきりした出口戦略を示していただきたい」
「いまの医療機関、病院、診療所、現状は大変な状況になっている。色んな協力要請を医療機関にしているが、本当にいまは手いっぱい。ワクチンは打たないといけないし、通常の患者さんがたくさんいる」
「救急患者さんもいまだから待ってくださいとは言えない」
いままでのように東京を中心とする首都圏、大阪を中心とする近畿圏、福岡、北海道、沖縄という問題ではない。すでに全国的な広がりを見せている。従って、全国が災害に見舞わられているという状況だと考えて、全国的な、なんらかの抑制措置を取らないといけないのではないかという考えも十分できる」
いままで言っていたような政策はもう誰も言うことを聞いてくれない
去年の第1波の4月くらいの感じで、本当に人流を抑えられるようなことを(する必要がある)。いままでのコロナウイルスとは違う。新しいデルタ株のウイルスは違うタイプの恐いウイルスであるという認識のもとにもう一度仕切り直して政策展開をする必要がある
そして小池都知事は「大雨も災害、コロナも災害」とか言い出しているのですが、感染症が災害と認識できるかどうか。
多くの国民は怒っています。
五輪開催によるバブルの崩壊を政府は認めなかった
IOCの横暴に政府は立ち向かわなかった。組織委員会はおもねった
感染者がどんどん増えていく過程においてさえ「五輪と関係ない」「人流は減っている」と言い続けた政府
丸川大臣の「個人の判断」発言
プチっと何かが切れた状態になって、「マスクして消毒しているんだからあとは自由」とばかりに動きが活発になっています。
また文化施設・・つまり舞台とかミュージカルとかそういう分野の人達だって、働いて収入を得なければならず、その為には人を集めなくてはいけない。
今までのように劇場の半分だけ・・なんて言っていられない状況があるのです。
じゃあ、東京都医師会は何をしてきたのか?
病床を増やす努力をしたか
医療従事者を増やす、退職を引き留める等の努力をしたか
してないよね。
尾崎会長の「ワクチンも打たないといけないし通常の患者も沢山いる」という言葉に、「普通の仕事に何かプラスされるとめちゃくちゃ負担に感じる」性格がにじみ出ています。
これは公務員にも言えることで、いわゆる「通常業務にプラスされると「めちゃ忙しい」状態となって疲弊する・・保健所がそうですよね。
で、すぐに人手を増やす事に頼りがちになるのです。
「仕事」にはコントロールが効くものとそうでないものがある。
どんな時でも特別なことが起きる可能性はあるので、備えが必要・・・という考え方が医師会にも公務員にもないって事が極めつけの悲劇なんです。
かといって「資格」問題があるので、たとえ進んで「お手伝いします」という人が現れても頼むわけにはいかないジレンマもあるんでしょう。
柔軟に考えて工夫する事が出来ない。
決まり切った事以外の事をいわれると精神的にパニックを起こす
即対応という努力が出来ない
尾崎会長など典型じゃないですかね?
国民に要求することばかり多くて、自分達がやらなければならないと思っている事はないのです。
とはいえ、東京では5773人の感染者が出て、重症者も増えている。
自宅療養を強要されて身体的にも精神的にも怯え切っている人達が沢山います。
こんな状態が続けば国の行く末が危うくなります。
世知辛いなあ・・・と思う経験も増えて、「他人を見たらコロナと思え」という考えにならないとダメなのかもしれないと思いつつ。
デルタ株が怖いとはいえ、初期に治療すれば助かる命が沢山あるのに、自宅待機させる今の医療態勢の悪さに怒りを感じます。
患者は医者ではないしナースでもない。医療の素人なのに自分で自分の状態悪化を報告しろだの言われても無理ですよ。
都内がこんな状態になっていても医師会は何もしないなんて・・・・
本当に医師会って必要ですか?
まず基本はアルファ株。
そしてインド発症のデルタ株
さらにペルーで猛威を奮うラムダ株
全部ギリシャ文字から来ているのはわかりますが、これ、どんな按配で文字を抽出しているんでしょうか?御存じの方はどうぞ教えてくださいませ。
コロナ本体とは関係ないんですが、単純に知りたいんです。
コロナの最初のころ、風邪のようなもの、せいぜいインフルエンザのようなものと言われる方も結構おられましたが・・・
今、この状況に至り、かなり違うんじゃないかと思います。何しろ感染力が強い。デルタ株で、「すれ違っただけで移る」とか。インフルではそこまでの感染力はありません。
そしてめっちゃ苦しい。軽症でも苦しい。中等症になったら人工呼吸器が必要なほど苦しいという。感染したらと思うと恐ろしいです。
ラムダ株については、早速、オリンピック関連で菌が既に入り込んでいたのに上が情報を秘匿していたとバラされています。隔したっていずれはわかることなのに。
テレビ画面のコロナについては、見るのも嫌ですが、入院患者数を見ると、ここが毎日ほとんど増えていないことがわかります。つまりもうこれ以上は入院できないという限界値に達してしまっているようで。入院調整中・自宅待機者の数字だけは毎日どんどん上昇中。
地方の友人からメールがあり。
大学入学した娘さんが、東京をエンジョイしたくてうずうずし、それを押しとどめるのに親として非常に苦労していたけれど、同じ寮からクラスター発生で、怖くなり、今は閉じこもり生活とか。
せっかくの青春なのに気の毒ではありますが、この世の中、これから先が全く不透明。自分の身は自分で守らねば。
コロナは直ぐには消えていかないと思うので、少なくともあと数年は、私たちは以前と同じような生活をしていけない事になると思います。
それから、日本の医療が崩壊している理由について、フランス在住の脳外科医の方が書かれていますので、そのツイッターを添付させていただきます。
https://twitter.com/inParis22122975/status/1425185182726844416
北海道大学の資料から
[世界国別 人口当たりコロナ死者数]
7日間の新規死者数 人口100万人あたり
【2021/08/11現在】【札幌医科大学発表より】
▼:日本より被害が多い
△:日本より被害が少ない
▼全世界:8.6
▼アルゼンチン:36.3
△オーストラリア:0.6
▼ブラジル:28.9
▼カナダ:1.6
▼フランス:5.9
▼ドイツ:1.3
▼インド:2.1
▼インドシナ:42.3
▼イタリア:2.8
◎日本:0.7
▼メキシコ:28.4
▼ロシア:36.9
▼サウジアラビア:1.8
▼南アフリカ:39.8
▼トルコ:9.5
▼イギリス:9.1
▼アメリカ:11.1
コロナ禍を理由に辞職した国家の指導者は2021/08/11現在全世界196ヶ国のうち1人もいませんが、落ち着いたら政権がひっくり返るかもしれない国は有るでしょうね。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html?dmin=2021/04/12&s=y&n=j&f=y&y=0&c=1
自分が感染した場合を想定し症状のレベルに合わせた準備も必要になって来ているような気がします。
重症軽症の如何を問わず、誰もが入院できる医療施設は用意すべきですね。
軽症でも自宅での療養は食事、掃除、洗濯etc.は大変です。
高齢者だけの家庭でも同様に無理でしょう。
急変したら苦しくて電話連絡すらできなくなります。
かと言って、入院生活は病院での規則があり今までとガラッと違う生活の毎日で是が非でも自宅で過ごしたい人もいるでしょうね。
第1は自分の命を守る療養タイプの選択が点可能になるよう、政府と自治体医療機関が団結力を発揮して体制を整える事だと思います。
連日、陽性者重症者数死亡者数の報道がされますが、
平均在院日数と毎日の軽快退院者数も報じて頂きたいものです。
※人口呼吸器を使いこなせる医療者が少ないような事も言われたりしましたが、通常ならば1週間ほどでこなせるようになりますのでICUのナ━スでなければできない技術ではないとの体験的感想でございます。
オイラのような素人にとっては「インド株」のように、変異して拡大した国の名前を使ったほうがわかりやすいですけれど、
WHOは国の名前を付けて呼ぶと、特定の国や民族への差別的な扱いとなる可能性があるという理由で、ギリシャ文字を使うことを決めました。これは単に科学の分野でギリシャ文字が結構使われているというだけの理由ではなかったのかと(個人の感想です)・・・学者や研究者は、「B.1.1.7」とか「AY.2」といった名称を使っています。
現在使用されているのは、α アルファ、β ベータ、γ ガンマ、δ デルタ、ε イプシロン、ζ ゼータ、η エータ、θ シータ、ι イオタ、κ カッパ、λ ラムダ・・・初めから順番に使っているようです。24文字しかないのに、もう11文字も使ってしまったんですねw イロハを使えば倍あったのに・・・
それと、(VOC)懸念される変異株と(VOI)注目すべき変異株という分類があります。VOCは感染力や悪性度が強くヤバイってことですね。
(VOC)は、アルファ(α)英国株、ベータ(β)南アフリカ株、ガンマ(γ)ブラジル株、デルタ(δ)インド株
(VOI)は、イータ(η)、イオタ(ι)、カッパ(κ)、ラムダ(λ)
※イプシロン(ε)、ゼータ(ζ)、シータ(θ)は、VOCやVOI以外です。
WHOがギリシャ文字を使うと発表したのは5月31日。もう11文字も使ってしまって・・・今日のニュースに、ギリシャ文字を使い切ったら、星座名を使おうかなとWHOの高官がのたまったという記事が出ました。やはりギリシャ文字を使おうとしたときに何も考えていなかったようです。
変異する前の中国株には、なんの名称もつけないのかよ!?
「コロナウィルス、変異株、ギリシャ文字」で検索するといろいろ出ています。
東京都のそれは、小池都知事と東京都医師会の合作です。
現在の指定感染症1~2類相当の扱いを5類に改めれば、初期の段階から開業医の治療とモニタリング(監視)が可能になります。
医師会の本音は「コロナとは一切かかわりたくない」ですし、医師会は自民党の票田です。
彼らを動かさない限り、永久にこの地獄が続きます。
記事を見はぐり御礼遅れて申し訳ございませんでした。
その後コメントがなかったので、しゃしゃり出てしまいました。
オイラも、「イプシロンやシータは何で使われないんだろ?」と不思議に思っていた口ですw おかげで疑問が氷解しました。
それにしてもWHOっていいかげんなところだなと思いました。