世なおし倶楽部

①ことば遊びから哲学へ②安全な国産の農産物等の生産、流通③人に健康社会に平和④地球環境とエネルギー⑤矛盾の活用

健康と平和

2010-06-05 23:18:56 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
健康法と平和運動

健康法では、人体の仕組み、心の仕組みなど「人間個体」が中心になります。
平和運動は、社会の仕組み、産業などが中心になるでしょう。
しかし、本来はそれぞれがむすびついて機能して、実現出来るものだと思います。

現在の様なヨガブームに関わりなく、インドではヨガの行者が修行を積み、ヨガの伝統をつないで来ています。人間の生命の可能性の極限を極める修行としてのヨガには、それなりの興味はありましたが、特殊な世界という感覚で観ていたことは否めません。それが、沖正弘師に出会って、「ヨガとはむすびだよ」のひと言で、ヨガに対する認識が一転したのでした。

ヨガは、生命の原理を人体に応用した、究極の訓練法には違いなかったのですが、特殊な能力の開発のためにだけあるのではなく、日常の生活をより健康的に過ごすための合理的生活法でもある、ということを知ったのです。
古代からのインドの生活環境の中では、生き抜く一つの生活の知恵として、特殊能力、特殊技能は大いに役だったのです。その生活手段としての、際物、見せ物、大道芸としてのヨガパフォーマンスが少しスマートになって、現代の「ヨガ」につながって来ました。
見せ物にするかどうかはともかく、極めた世界にはそのパフォーマンスのすべての中に、観じるならば、素晴らしいものが有ることに違いはありません。その素晴らしさは、極ものというばかりでなく、基本的な究極の、根源的原理である「むすび」という単純な原理であればこそのものなのでした。

 そのことに気づかせて頂いたのが、沖ヨガ修道場だったのです。そして、師のこころざしは「健康を得て、世界平和に貢献する人材の育成」なのでした。のちに詳しく知ることになったマクロビオティックの創始者、桜澤如一師のこころざしも「健康と平和」でした。

dasoku:
どの世界にも、初級中級、上級があるようですが、
初級は、真似し、習い、修める。
中級は、自分流に完成させる。
上級は、他人に、感銘を与えられる。


youtube

今風活動写真