世なおし倶楽部

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今時ブロガー<若い人>の意識調査

2009-03-14 09:14:16 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済

1月31日から約2ヶ月のアンケート結果から
披露聡秘の心で、その深層心理を読み取れたらお慰み・・・

質問「今の貴方の生き方」で優先するのは・・・

①やりたいこと40%
②やるべき事35%
③何もしない15%
④バランスがとれている6%
⑤出来ること4%

所見
今どきの若いひとが「やりたい事を一番」にやっているという解答をどのように観取るか。
ひとが行動するとき、「やりたい気持ち」が有るのは当然でしょう。しかし、今の時代にやりたい事を優先して生きているひとが「一番多い」との結果が出るとは、ちょっと首をかしげたくなります。
 自分のやりたいようにやって生きている、と解答した心理の底には「そう思いたい」「そう思って自分を納得させ、欲求不満の慰め」の気持ちがあるように観えます。

 本来熟慮して解答するなら「出来ることをやっている」という解答が一番になるのが真理と思いますが、実際は一番少ない。

一般的思考の哲学性の乏しさを痛感するとともに、人類の未来に光が見えません。逆に発想すれば「哲学を啓蒙するチャンス」とも云えますが!

また、やるべき事が、やりたい事とほぼ同じであることに自然のバランス感覚の存在を感じます。
ほんとに今時の若い人が「天地に誓って」、「やるべき事」をやっているだろうか。
やるべき事の程度の問題がありますが、
やるべき事という言葉の語感は、厳しいものがあると思いますが、アンケートの質問に答えた時の恐らくそのやるべき事とは「人間社会のルール」に則ってのことでしょう。しかしより深く考え、やるべき事を自然の掟に厳しく回答するとしたら・・・

突然、天地に誓ってなどと振りかぶられると戸惑いもあるでしょう。常日頃から自分の行動を意識的に行っている人がどれほどいるでしょう。およそ惰性で生きているのではないかと勝手に憶測をしているわけですが、言葉遣いの不具合なども考慮して、考察をさらにすすめましょう。

出来ることを優先していないとの解答結果「4%」の理由は、単純にそういう思考、言葉遣いに馴染んでいないのだろうと思われる。いずれにしましても・・・(どなたかの国会答弁のいいまわしのよう・・)普段やるべきことも、やりたいことも常識的に最低限出来ることをやっているので、意識にほとんどのぼらないために、4%という数字になるのでしょう。

ともかく、やりたいことを優先しているのは、ブログに興味をもっているひとの、僅かな人数の人たちの心構えであり、世の若者の平均的心がそうであるとは限りません。僅かなデータで真剣に論じるのはバカバカしいお笑いです・・・そのつもりでお付き合い下さい・・・

やるべき事がほぼ同率ですが、あえて、本当にやりたいことが「本当にやりたいこと」なのかしつこく聞いて見たい。(しつこい性格は女性に嫌われる性格ナンバー1だそうですが)
また、やるべき事とは何なのかも聞いて見たい


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