世なおし倶楽部

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ねずみと共存できるか

2007-10-29 20:20:02 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済

写真は、見事にねずみに齧られたかぼちゃです。

ところで、良く観察すると、いわゆる「果肉・実」の部分は穴が開いているが、ほとんど残っています。そのかわり、種のまわりの「わた=腸=へそ=胎盤」の部分はきれいに「完食」しています!畑の現場では、かぼちゃ本体のまわりに「種」がそのまま落ちていました。

ねずみの体はかぼちゃのわたの部分を欲しているか。わたの部分は苦味が強い。ねずみは何を好んで苦い部分を食べたのでしょう。

マクロビオティックの陰陽論で解くなら、「ねずみはその陽気な体質を維持するために、本能的に苦味の強い、かぼちゃの陽性の部分を捕食したのであろう」ということに成ります。

人間とねずみの好むものが違っているのでした。

同じものを取り合うとき、争いになりやすいが、逆に、分けあおうとするなら平和になる

かぼちゃの成れの果てを見る限り、ねずみと人間は共存できそうにみえる。

ところで、良く見るとかぼちゃはまだまだ、成れの果てには成っていません!
まだ、実が充分残っています。

食べ残すことは、悪いことでしょうか、良いことでしょうか

何でも噛んでも、独り占めにすることが、よくないことである、と云うことに気がつきましたでしょうか

来年はねずみ年ですね!共存・共栄の道を本気で探る年にしましょう

dasoku:
かぼちゃの果肉・実は「胎盤」
種は「胎児」
わたは「胎盤絨毛=腸絨毛」

臍帯血輸血を輸血するより、わたを食べるほうが宇宙の摂理に沿っている。
動物が動物を捕食するのは、宇宙自然の循環法則に反する
動物は、植物の命を有り難く頂いて生きるのが自然の理にかなっている。


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