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月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

けがしたハトを助ける

2010-12-04 20:26:19 | 日記等 未分類
ハトを助けるから、
帰りが遅くなる。

公衆電話から
長女がそうかけてきた。


昨日の夕方のこと。



通学路、帰り道
コンビニの向かい側の畑に
ハトが倒れていたらしい。

胸が裂けて血を流しているのだと。


「ねぇ、助けて いい?」


正直いうと

面倒なことに手を出してんな、と思った。


最後まで面倒見れない
とか、

ましてや病院に連れて
いくなんて無理
とか。


冷たいようだが
本当にそう思ったのだから
仕方がない。


だけどそこは大人。

そんなふうには
言わなかったけれど。


かっちゃん、もも、
みーちゃん。
よく名前を聞く友だちも
一緒だったので
何とかするだろうと思い、


気をつけて帰っておいで

何かあったらまた電話しておいで

ということで電話を切った。




それからしばらくして
帰ってきた長女は
色々と話してくれた。


まわりの子は
見て見ぬふりをしていたと
えらく怒っていた。


でも、手を貸してくれた
大人もいたと。

たまたま迎えに来ていた
かっちゃんの母、

すぐ近くの家の
みーちゃんの母。


ハトを見つけた道端から
喫茶店脇のあぜ道まで
連れて行き様子を見ていたところ

そこで会ったおじさんも
色々手を貸してくれたらしい。

結局、
箱にワラや落ち葉をしいて
そこに寝かせて帰ってきた
とのことだった。


長女は、
そのおじさんが
言ってくれたことも覚えていて
教えてくれた。


なにかできたかどうか
わからないけど

やろうとしたことは
良かったと思うよ。

そんなふうな言葉だった。



こういうご時世。
鳥の病気も問題になってたりして

むやみに触らないというのが
当たり前。

たぶん私も
そうしてたと思う。



だけど、
子どもたちが

やらなきゃ!と思って
動き出したことを

手助けしたり
声をかけたりしてくれる
人がいたことは

ありがたいと思った。



この日は
突然の豪雨、
やみはしたが強風が続き

それでなくても
けがをした体には
夜の寒さもこたえただろう。


少しでも
それをしのげる場所を
用意してやれたんじゃないかと
長女には言った。

意味はあるよ。


長女は友だちに
テレホンカードかりて
連絡してきたし、

ハトを捕まえるため
友だちは家から網を
取ってきたり…と

色々考えて
やってたみたいだから。

そういう
何か起こった時、
友だちと一緒に考えて動ける

いい機会だったと思う。


これからますます
親の知らないところで
行動することが増えるから、

そんな時
知恵や力を出し合える仲間や
環境って大事だなと思った。


あと、自分に対して思ったこと。

出来ることをすればいい、
ということ。


躊躇はしない。
どうにかする、より
目の前のことに向き合う。
結果は後からついてくる。

仕事し始めた頃
実感したことだった。

けど、今はどうよ。
見て見ぬふりは
私だわ。
もっと攻めなイカンなぁ、と。


……

ちなみに。

翌日昼頃
長女が見に行っけど
ハトはいなかった。

自分でどこかに行ったのか、

誰かが連れて行ったのか。


友だちに聞いたら
何か知ってるかもしれないな。


元気でいてほしい。


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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次に見つけたら… (703)
2010-12-05 10:34:21
初めまして
私、過去に怪我をした鳩に出逢いました。
お金持ちじゃないけど、意を決して動物病院に連れて行ったら、無料で診てもらえました。(残念ながら助からなかったけど…)(涙)
保護された野鳥を持ち込まれたら獣医は無償で治療しないといけない、と日本野鳥の会?か何かの取り決めがあったらしいです。
時期や地域により異なるかもしれませんが、もし次に見つけたら、そんな助け方もあるって記憶に留めていただけると有り難いです
返信する
教わりました (いーころ)
2010-12-05 16:54:22
樹月さん、こんにちは。

私も、樹月さんと同感です。
子供は、目の前のことに一生懸命になれる力がありますものね。
逆に大人は瞬時に先のことを考えて、語弊がありますが、諦めるというか。
私も友達と通学路で鳥を保護して、友達の家で飼ってもらいましたが、一週間ほどで息を引き取った経験がありますが、それも成長の糧だったと今では思います。
返信する
ありがとうございます! (樹月けい)
2010-12-07 19:47:24
>703さん
初めまして。
コメント、ありがとうございます!
無料で診てもらえる場合があるんですね。
ネットで調べてみたら、そういうことを書いていました。
確かに、地域によって色々違いはあるようですね。
子どもたちは、その近所で、診てくれる病院はあるか
きいてまわったようです。
残念ながら知ってる人はいなかったとのことですが。
調べてみると、無料の診察以外にも
知らないことが色々ありました。
野鳥を保護する時に注意することや
保護しておくためには許可がいる(!)など・・・。
この機会に、娘と一緒に調べたいなと思います。
返信する
だいじな機会だと。 (樹月けい)
2010-12-07 19:49:24
>いーころさん
そうですね。
先のことを色々考えてしまうと
なかなか踏み出せないことは大人の方が
多いと思います。
ただ、そんな私も知らないことも色々あって。
(保護についての法律や、危険な場合もあることなど)
けれど知れば、不安に思うことも減るかもしれません。
子どもにとっても、安全に保護できるだろうし。
助けたい気持ちの上に、確かな手立てがあれば
もっといいなと思いました。
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