理解し合うのは
簡単じゃない。
分かろうと努力しても
空回りになることもある。
あの頃 小学校のAくんは
死んでやる-!と
ベランダに飛び出して
それを必死に抑えつけた
ことがありました。
雑談するときは
ふつうに話せるのに
教室で 先生と生徒の立場になると
うまくいきませんでした。
結局
私は最後まで
こうあるべき…へと
引っ張ろうとしていた
だけかもしれません。
…………
その後
ある幼稚園。
Bくんがいました。
隣のクラス。
担任の先生がいない時。
何に腹をたてたのか
友達のロッカーに水をかけて
水びたしにしていました。
まわりの子から非難されて
謝ろうともせず
訳を話そうともせず
黙って睨んでいました。
誰に聞いても
何もいきさつが分からない。
けど そんな
誰が悪いとか
そういうことより
無性に つらくなり
気がついたら
私は泣いていました。
腹がたつなら
わけを言えばいいやん!
何も言わないまま だったら
みんな Bくんのこと
悪い子だって思うやん
悪い子じゃないのに…
悪い子やって 思うやん!!
それが つらいし
それが くやしいし…
それ以上 続かなくなって
ボロボロ 泣いてしまいました。
Bくんは
ふいっと その場を離れ
取り残された私に
水をかけられた子が
寄ってきて
涙を拭こうと
なぐさめてくれる始末…
はあ
自分の思いは
なんにも届かなかったなあと
自分の不甲斐なさに
がっくりしていました。
けれど、
お昼ご飯を 食べた後
外遊びの頃だったか
気がつくと
Bくんが近くにきていました。
「あやまったから」
一言 それだけ言って
さ~っと 走っていきました。
でも去り際
ちょっと振り返って
ニコッと笑ったように見えて
とても嬉しくなりました。
なにも
伝わってなかった
わけじゃないかも。
自分のしたことは
間違いではなかったかも
と思いました。
……………
理解 は
やっぱり難しいです。
理解して もらうのも。
できてなかったなあと
思うことは
今でもあります。
でも
完全に無理ではないと
あの時の
Bくんの顔を思い出すたび
胸の奥で
熱いものがくすぶるような
気持ちになるのです。
今日のあさイチを見て
お互いに理解できない
親子の話をきいて
胸がいたくなりました。
誰かを非難するつもりはなく
それぞれの
どうしょうもない気持ちが
どうしょうもなく
押し込められた殻を
どこか打ち破れたら…と
思いました。
これは、
生きている限り続く
誰もが抱えている
自分自身の問題だと思うのです。
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簡単じゃない。
分かろうと努力しても
空回りになることもある。
あの頃 小学校のAくんは
死んでやる-!と
ベランダに飛び出して
それを必死に抑えつけた
ことがありました。
雑談するときは
ふつうに話せるのに
教室で 先生と生徒の立場になると
うまくいきませんでした。
結局
私は最後まで
こうあるべき…へと
引っ張ろうとしていた
だけかもしれません。
…………
その後
ある幼稚園。
Bくんがいました。
隣のクラス。
担任の先生がいない時。
何に腹をたてたのか
友達のロッカーに水をかけて
水びたしにしていました。
まわりの子から非難されて
謝ろうともせず
訳を話そうともせず
黙って睨んでいました。
誰に聞いても
何もいきさつが分からない。
けど そんな
誰が悪いとか
そういうことより
無性に つらくなり
気がついたら
私は泣いていました。
腹がたつなら
わけを言えばいいやん!
何も言わないまま だったら
みんな Bくんのこと
悪い子だって思うやん
悪い子じゃないのに…
悪い子やって 思うやん!!
それが つらいし
それが くやしいし…
それ以上 続かなくなって
ボロボロ 泣いてしまいました。
Bくんは
ふいっと その場を離れ
取り残された私に
水をかけられた子が
寄ってきて
涙を拭こうと
なぐさめてくれる始末…
はあ
自分の思いは
なんにも届かなかったなあと
自分の不甲斐なさに
がっくりしていました。
けれど、
お昼ご飯を 食べた後
外遊びの頃だったか
気がつくと
Bくんが近くにきていました。
「あやまったから」
一言 それだけ言って
さ~っと 走っていきました。
でも去り際
ちょっと振り返って
ニコッと笑ったように見えて
とても嬉しくなりました。
なにも
伝わってなかった
わけじゃないかも。
自分のしたことは
間違いではなかったかも
と思いました。
……………
理解 は
やっぱり難しいです。
理解して もらうのも。
できてなかったなあと
思うことは
今でもあります。
でも
完全に無理ではないと
あの時の
Bくんの顔を思い出すたび
胸の奥で
熱いものがくすぶるような
気持ちになるのです。
今日のあさイチを見て
お互いに理解できない
親子の話をきいて
胸がいたくなりました。
誰かを非難するつもりはなく
それぞれの
どうしょうもない気持ちが
どうしょうもなく
押し込められた殻を
どこか打ち破れたら…と
思いました。
これは、
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